2022年06月26日

トライアウト不合格〜あらたな挑戦

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時間がだいぶ経ってしまったが、今年のこれまでを振り返ってみる。


まず、昨年初めてプレーしたAUDLオークランドスパイダース(サンノゼスパイダースから変更)だが、今年はプロ契約獲得とはならなかった。


去年プレーした選手であっても、ごく数人(二人?)のトップ選手を除き、再度トライアウト受験の必要があり、12月に行われた一次トライアウト2回、二次トライアウト1回の計3回参加。

合計150名以上が参加したトライアウトに合格することができなかった。


これが、プロの世界。

悔しいが受け入れるしかない。

正直、トライアウト不合格の連絡を受けた時は、涙が出るほど悔しかった。

実は、去年、初めてトライアウトに合格するまで、AUDLのトライアウトでは7回不合格になっていたのだが、ここまで悔しい感情は湧き上がってこなかった。

昨シーズン、実際にプレーできたことで、自分に期待していた部分もあったのだろう。

通知があってから、数日間はしばし呆然としていた。


しかし、数日後、新たな挑戦をすることを決めた。

それは6月の世界マスターズアルティメット選手権オープングランドマスターズ部門で優勝を目指すこと。

実は、昨年、サンフランシスコのグランドマスターズチームのシャドーズからトライアウトに参加しないかと誘いを受けていたのだが、その時はAUDLでやる気満々でプロシーズンに集中する気でいたので、断っていた。


思いたったら吉日。

すぐにキャプテンにメールをし、今からでもトライアウトに参加できないか打診。

今回はそのトライアウトに合格し、チームに加入することが決まった。

そして、世界大会は明日から試合が始まる。

あらたな挑戦だ。

また悔しい思いをするかもしれない。

でも、それ以上に挑戦すること自体が楽しいのだ。

これから約1週間、挑戦を楽しもうと思う。

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2022年02月07日

世界に一つだけの花

自分の経歴は、早稲田大学→バスバレッツ(全日本選手権優勝)→フュリアスジョージ(北米選手権優勝)→スパイダース(プロ)と一見華やかに見えるかもそれないが全くそうではない。

現在、大学選手権3連覇中の早稲田大学だが、当時は自分が3年生の時にやっと本戦に初出場できたレベル。
バズの1年目は重要な試合•状況の出場は全くない補欠中の補欠。
フュリスジョージでは北米選手権優勝した時の決勝戦での出場は1ポイントも無し。
スパイダースでは12試合中6試合のみの出場。
日本代表はA代表に4度挑戦し全て落選。
AUDLは7回落選後、8回目の挑戦で初めてプロ契約。

一方、同期の吉川洋平選手は、日体大時代に大学選手権&全日本選手権&ドリームカップの3冠。
大学生で日本代表のA代表に選出され、1998世界選手権準優勝。
以降、日本代表&バズの中心選手として活躍し、2001ワールドゲームズ銅メダル、2006世界クラブチーム選手権優勝、2016世界選手権準優勝など輝かしい経歴。

自分には彼のようなスター選手の人生は歩めないので、自分の人生を歩むしかない。人それぞれ違う道がある。その中で精一杯自分のできることをする。と常に自分に言い聞かせている。

僕らは世界に一つだけの花
一つ一つ違う種を持つ
その花を咲かせることに
一生懸命になればいい

※「世界に一つだけの花」より引用
作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之

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2021年11月09日

プロシーズンを終えて

2ヶ月以上経ってしまったが、AUDLシーズンを終えての感想を。
アルティメットチャレンジャーが所属していたサンノゼ・スパイダーズの通算成績は4勝8敗。
AUDL西地区で5位(6チーム中)で上位2チームが進出できるプレーオフには進むことができなかった。
結果はあまり芳しいものではなかったが、自分個人としては忘れらないシーズンとなった。

44歳にして初めて経験するプロアルティメットは、とてもチャレンジに満ちたものであった。

まず、シーズンのスケジュール。
AUDLのプレーオフを除いたレギュラーシーズンは開始から終了までは12週間。
そのうち、2週を除いて、毎週試合がある。

一週間に1試合か2試合だけなので、体力的には土日の大会や、6〜7日間毎日試合がある世界大会に比べれば、それほど負荷は大きくないし、回復する時間も十分にある。
ただ、毎週、気持ちを試合モードに持っていくのが14週続くというのは経験したことがなかったので、新鮮だった。
前回のブログにも書いたが、試合が終えてから、終えた試合のビデオを見て改善点を見つけ、次の試合の相手のビデオを見て分析し対策を練り、試合に向けて集中していく。
さらに、それと同時に身体を回復させ、また次の試合に向けて体調を整えていく、ということを、普段の仕事(※)をしながらやっているとあっと言う前に一週間が過ぎて、また新しい一週間が始まるという感じだった。
(※プロアルティメット選手の報酬は少ないため、基本、学生プレーヤー以外はみな、別に仕事を持っている。)

次に、試合メンバー登録について。
チームとプロ契約を結んでいる選手は40人弱いるが、試合に出場できる登録メンバーは20名。
主力メンバーは毎試合登録されるのだが、そうでない自分の様な選手は、アウェイゲームの場合は約1週間前、ホームゲームの場合は数日前に登録メンバーが監督から発表されるまで、自分が登録されるかは分からない。
さらに、ルール上は試合開始直前まではメンバー変更が可能なので、メンバー発表からウォームアップまでの間に登録メンバーに怪我人などが出た場合、未登録の選手が急遽登録される。

そのため、ホームゲームの場合は、通常二人の未登録選手が予備メンバーとして登録メンバーと一緒にウォームアップを行い、万が一の事態に備える。
(アウェイゲームでも同じことは出来るのだが、コスト削減のため、予備メンバーを一人だけにしたり、または全くなしにする場合もある)
自分も2試合で予備メンバーとして招集され、そのうち、1試合では実際に試合に出場することになった。

結局、自分が出場できたのは全12試合中5試合。
シアトルのアウェイで行われたシーズン初戦と2試合目のホーム開幕戦に連続出場した後、数試合登録メンバーから外れ、1試合出場した後、また数試合登録から外れ、シーズン最後の2試合に出場。
2回目の登録から外れている時、1試合だけ予備メンバーとして招集されたのだが、これは試合当日のお昼前(試合は夜)に監督から急遽連絡があり、元々の予備メンバーが怪我をしたので、その代わりとして来て欲しいと言うことだった。
結局、試合出場はなかったのだが、これはかなり新鮮な経験だった。
また、最後のアウェイ2連戦の最初の試合、サンディエゴ・アビエイターズ戦は予備メンバーとして招集されていたのだが、ウォームアップ前に監督から、試合に出場する事になると告げられた。

試合に出場した時の感想は、以前のブログに書いた通りだが、12週間連続で気持ちや身体を上げたり休ませたりするのは中々面白かった。
しかも、自分の場合、試合に出場したり、しなかったり、予備メンバーだったり、というある意味不安定な立場だったので、心身ともに柔軟に対応していく必要があった。

心がけていたのは、あまりピークを作らずに、常にある程度の高いレベルで身体をキープしておくこと。
シーズンは14週あるので、1試合に集中し過ぎて他の試合を落としてしまったり、身体を壊してしまっては意味がない。
また、自分の場合、毎回の試合出場が保証されていた訳ではないので、ピークを作ったのに試合に出られないというとが何度も続いては精神的に持たない。
感覚的にはいつも8〜9割ぐらいの状態を維持しておき、実際に試合に出場する際に残りの1〜2割を埋めるべく上げていく、という感じ。
試合中もこれと似た様な感じで、プレーしていない時も心身ともに常に80%〜90%程度の状態にしておき、自分の名前が呼ばれプレーすることになった際は、ラインナップからプルの間に一気に集中して100%に持っていくというイメージだった。

反省点としては、目立つプレーができなかったということ。
シーズン通して、スロー成功率は92%と悪くないが、アシストもゴールもないし、ディフェンスでブロックもない。
ポーチDで相手にミスらせたのは2回ほどあったが、明確にブロックとか出来ないとアピールにはならない。
スロー成功率は維持しながら、アシストやゴール、ブロックが出来たらもう少し出場の機会が増えてたかもしれない。

まあ、26年アルティメットやってきて、初めてのプロアルティメット、素晴らしいチャレンジが出来たことに感謝したい。
こうやってブログを書いている間にも、来年へのチャレンジにワクワクしている自分がいる。
またチャレンジを楽しんでいきたい。
posted by Ultimate Challenger at 16:32| Comment(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月24日

明日の試合に出場します。

明日のサンノゼスパイダースの試合の出場メンバーに登録されました。
光栄にも自分の写真がメンバー発表に使われています。
なお、試合は日本時間7/25(日)午前10時半から行われ、AUDL.tv(有料)にてライブ配信&アーカイブされます。



と、案内を書いていて、前回の投稿から、あっという間に1ヶ月以上が過ぎてしまったことに気づいた。

シーズンが始まるとほぼ毎週試合があり、試合への準備、試合、試合後の身体のケア、次の試合へ対策確認などをやっているとあっという間に一週間が経ってしまう。
試合がない週でも同じディビジョンの他のチームは試合があり、その試合をネットで見て研究したりするし、プロチームとは別に所属しているクラブチームの練習などもあるので、思ったよりも忙しいことが分かってきた。

自分の場合、1試合目と2試合目に出場した後の3〜5試合目は出場メンバー入りしなかったのだが、中心選手は毎試合出場して、さらにリボルバーなどのトップチームのトライアウトや練習もやっているのでかなり忙しいと思う。

さて、2試合目以降のサンノゼスパイダースの試合結果は下記の通り。

6/12 vs シアトルカスケーズ(ホーム)○ 20-19
6/18 vs サンディエゴグロウラーズ(ホーム)● 16-23
6/26 vs シアトルカスケーズ(ホーム)○ 28-23
7/17 vs サンディエゴグロウラーズ(ホーム)● 23-20

なお、2試合目のシアトルカスケーズ戦のハイライト動画の1分8秒から少しだけ自分が写っている。



さて、明日の試合、試合に貢献できるように頑張ろう。
posted by Ultimate Challenger at 16:29| Comment(13) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月12日

サンノゼスパイダーズ対シアトルカスケーズ戦(6/5)のスタッツ

先週土曜日に行われたサンノゼスパイダーズ対シアトルカスケーズ戦のスタッツが下記より見ることができる。

https://theaudl.com/stats/game/2021-06-05-SJ-SEA

このスタッツは、スコアの推移や、選手ごとの出場ポイント、ゴール、アシスト、スロー成功率などかなり詳細まで見ることができ、いろいろ参考になる。

自分のこの日の出場ポイント数は11、スロー数は6回して1回ミス。
(自分の中ではよいハンマーだったと思ったが、少し浮いてレシーバーが取れず)

面白いのは、スローの方向や距離をフィールドマップで見ることができるところ。
下が自分のスローを示したフィールドマップ。

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ちなみに、このスタッツはAUDLの全試合で見ることが出来る。
posted by Ultimate Challenger at 15:25| Comment(15) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする