先日、長野県菅平市で行われた第10回全日本ミックスアルティメット選手権大会に、選手としてしてでは無く、ミックス日本代表のコーチとして行って来た。
ミックス日本代表チームの和田キャプテンに声をかけてもらい、コーチとして世界大会に帯同することになったのだ。実は、選手としても選考会に参加してはいたのだが、最終的にコーチに専念することになっていた。
コーチと言っても、キャプテンのサポート的な役回りしかできないし、する必要も無いと思うので、ちょっと恐れ多いところもあるのだが、自分の経験や知識が少しでも日本の役に立てばと思い、ありがたく引き受けさせてもらうことになったのだ。
ミックス日本代表の一員として、世界大会に行くのは、これが3回目となる。2004世界選手権、2006世界クラブ選手権と運よく2回も行くことができたが、それぞれ8位、19位と言う少し悔しい結果であった。
そして今回はメダル獲得が目標である。過去2回の大会では、アメリカ・カナダは実力が突出していた。それ以下のヨーロッパやオーストラリアのチームとは日本はほぼ互角の戦いだったが、少しの差で破れて上位進出を阻まれていた。
今回のミックス日本代表は去年の終わりから選考会が始まり、毎週の様に練習や合宿を重ね、ドリームカップ終了後、4月にメンバーが確定した。みな、熾烈な選考を勝ち抜いた面々である。
そして、メンバーが確定してから、初めて参加する大会が先日の全日本ミックスアルティメット選手権だった。結果は、全ての試合で相手を3点以内に抑える圧勝であった。
●ミックス日本代表結果
vs えんぽっち 20-2
vs インエスペルト 17-3
vs 文教AIRS 28-0
vs まいっか 18-2
vs Happy Campers 15-3
vs だー 11-3
日本代表チームなので当然と言えば当然なのだが、昨年暮れから毎週の様に練習を重ね、ほぼ隔週で合宿を行って来た成果がきっちり出たと思う。
決勝はメンバー各個人の実力で見れば点差ほどの実力差は無い(相手はボンバーズ・ボンバーズレディースの混成チーム)と思ったのだが、ミックスチームとして約半年間、ほぼ毎週練習しているチームと大会だけに結成されたチームとでは、男女の連携や戦術の部分で大きな差があった。
また、今大会ではどんな点差になろうとも、代表らしく100%のパフォーマンスをしようと声をかけていたのだが、選手が見事応えてくれた。代表に相応しく、妥協の無いプレーができていたと思う。
大差の試合であっても、各対戦相手によって攻め方や守り方が全然違うので、世界大会に向けて貴重な実戦経験の場となった。いろいろ課題も明らかになったし、対戦した各チームにはとても感謝したい。また、雨や霧の中、運営に尽力してくださったスタッフや惜しくも対戦はできなかったが大会を盛り上げてくれた全参加チームにも本当に感謝である。
ありがとうございました!
今後も毎週練習&隔週合宿を重ね、一つ一つ課題をクリアし、世界大会では何とか目標達成(メダル獲得)を果したい。オープン、ウイメンズの期待の大きさの影に隠れがちなミックス代表ですが、各代表と同様に一生懸命頑張っていきます。
応援よろしくお願い致します!
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第10回全日本ミックスアルティメット選手権大会結果
posted by Ultimate Challenger at 09:11|
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