イギリス代表(オープン)選手兼コーチだったシオン・スコーン氏が、日本で行われた2012世界アルティメット&ガッツ選手権での反省点とそこで学んだ事を
記事にしていたのでその紹介の第4弾。
4.オフェンスの適応力
オフェンスの適応力をもっと身につけないといけない。
今後、マンツーマンとゾーンを組み合わせた様なディフェンスはもっと増えてくるだろう。
スウェーデン男子や日本の女子チームの様に、うまくポーチしたりスイッチするチームのディフェンスを破るのは簡単では無い。
これらのディフェンスは、単にスローワーにプレッシャーをかけてくるのではなく、ディスク周辺以外のディフェンスのポジショニングやオフェンスの受け渡し等で、流れを止めるのが、とても上手であることを認識する必要がある。
イギリス男子のゾーンオフェンスは、テンポよくディスクを回せていない。
「
前々回の記事」で書いた様に、リセットの仕方も改善する必要がある。
速いパスでのスイング、ハンドラーでの細かなゲインが、ゾーンを崩すために有効である。
(アメリカ、カナダ、日本のオフェンスは参考になる)
また、短めのディフェンスの頭を越すスローやリードパスをもっと使える様にならないといけない。
【対策】ゾーン相手には、速いパス、早いプレーをもっと心がける。
リセットの後、パスを連続して繋いでいく、ということが大切である。
もっとスイッチやポーチをするディフェンスをしていくことが、結果的に、オフェンスの適応力をつけることにも繋がる。
新しいディフェンスを考え出すのが良いと思う。
その場合、うまく機能するまで、1〜2年かかるかもしれないが、続けることが重要だ。
posted by Ultimate Challenger at 23:59|
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