2014年04月09日

イギリスが世界大会で学んだ事(その5:守るべきエリアを知る)

イギリス代表(オープン)選手兼コーチだったシオン・スコーン氏が、日本で行われた2012世界アルティメット&ガッツ選手権での反省点とそこで学んだ事を記事にしていたのでその紹介の第5弾。

5.守るべきエリアを知る
ディフェンスの際は、自分が守るべきエリアを知っておく必要がある。

一般的に、オープンサイドのスペースは後ろのディフェンスが守るべきエリアである。
ただ、相手を追いかけるのでは無く、この守るべきエリアを意識したポジショニングが必要である。

常に、自分のカバーしているオフェンスと守るべきエリアをチェックし、この間に自分が立つ様にして、相手に守るべきエリアにディスクをもらわれない様にすることが大切だ。

【対策】
まず大前提として、フィジカルで相手に負けない必要がある。
そのうえで、常に集中してプレーすることが重要だ。

実は、イギリス代表のディフェンスは悪くないので自信を持っていい。
(ディフェンスチームのオフェンスの強化は必要である。)



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2014年04月08日

イギリスが世界大会で学んだ事(その4:オフェンスの適応力)

イギリス代表(オープン)選手兼コーチだったシオン・スコーン氏が、日本で行われた2012世界アルティメット&ガッツ選手権での反省点とそこで学んだ事を記事にしていたのでその紹介の第4弾。

4.オフェンスの適応力
オフェンスの適応力をもっと身につけないといけない。
今後、マンツーマンとゾーンを組み合わせた様なディフェンスはもっと増えてくるだろう。

スウェーデン男子や日本の女子チームの様に、うまくポーチしたりスイッチするチームのディフェンスを破るのは簡単では無い。

これらのディフェンスは、単にスローワーにプレッシャーをかけてくるのではなく、ディスク周辺以外のディフェンスのポジショニングやオフェンスの受け渡し等で、流れを止めるのが、とても上手であることを認識する必要がある。

イギリス男子のゾーンオフェンスは、テンポよくディスクを回せていない。
前々回の記事」で書いた様に、リセットの仕方も改善する必要がある。

速いパスでのスイング、ハンドラーでの細かなゲインが、ゾーンを崩すために有効である。
(アメリカ、カナダ、日本のオフェンスは参考になる)

また、短めのディフェンスの頭を越すスローやリードパスをもっと使える様にならないといけない。

【対策】
ゾーン相手には、速いパス、早いプレーをもっと心がける。
リセットの後、パスを連続して繋いでいく、ということが大切である。

もっとスイッチやポーチをするディフェンスをしていくことが、結果的に、オフェンスの適応力をつけることにも繋がる。

新しいディフェンスを考え出すのが良いと思う。
その場合、うまく機能するまで、1〜2年かかるかもしれないが、続けることが重要だ。
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2014年04月07日

イギリスが世界大会で学んだ事(その3)

イギリス代表(オープン)選手兼コーチだったシオン・スコーン氏が、日本で行われた2012世界アルティメット&ガッツ選手権での反省点とそこで学んだ事を記事にしていたのでその紹介の第3弾。

3.ファールを防ぎつつ、もっとフットワークを使ったマークを
多くのヨーロッパのチームは、マークであまりフットワークを使わず、且つ、スローワーの近くに立ち過ぎているため、ファールになりやすい。

良いスローワーは、「コンタクト」や「ファール」をうまく利用してプレーしてくる。
(例:スロー中に「ファール」をコールし、通れば「プレイオン」となる様なプレー)

【対策】
もっとフットワークを使って、少し離れて立ってマークする方が良い。
時には、スローワーから3m以上離れても(ストーリングがカウントできない)は、レシーバーとの間に入って、パスを防ぐことも有効である。
(ファールするよりも全然良い)

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2014年04月06日

イギリスが世界大会で学んだ事(その2)

イギリス代表(オープン)選手兼コーチだったシオン・スコーン氏が、日本で行われた2012世界アルティメット&ガッツ選手権での反省点とそこで学んだ事を記事にしていたのでその紹介の第2弾。

2.より良いリセットの方法を考える
我々は、より良い(ハンドラーへの)リセットの方法を考える必要がある。
日本代表オープンは、リセットから流れるようにパスを繋いでいて、イギリス代表は常に後手後手に回っていた。
アメリカ代表は、プレッシャーを受けつつも、安定してディスクを回していた。

両チームとも、リセットを(ただディスクをキープするだけなく)より有利なポジションにパスを回すための手段として有効活用していた。

【対策】
ただ、ディスクをキープして、ストーリングカウントをゼロにする事だけをリセットの目的にしてはいけない。
その後に続くパスまでをセットで考える必要があり、その次のパスまで出せなかったから、そのリセットや良くないと認識すべきである。
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2014年04月05日

イギリスが世界大会で学んだ事(その1)

イギリス代表(オープン)選手兼コーチだったシオン・スコーン氏が、日本で行われた2012世界アルティメット&ガッツ選手権での反省点とそこで学んだ事を記事にしていたのでその紹介。

文章は、全てイギリス代表としての視点で書かれているのだが、なかなか的確に自分達(イギリス代表)と相手(イギリス以外の国)を分析している。

1.スロー力の強化が必要
我々のスロー力は世界のトップチームに比べて足りない。
特にアメリカと日本はチーム全員にスロー力があり、かつ、様々な種類のスローが投げられる。

他の国は、特に、ブレード(ディスクの角度をつけたサイドスロー)や、短い距離のインサイドアウトのパスを有効に活用して、ハンドラーのリセットをしたり、ゾーンの崩したりしていた。

優勝した日本のウィメン代表は、おそらく、全てのチームの中で、一番スロー力のあるチームだったのでは無いだろうか。

【対策】
イギリスでは、スロー力の強化の必要性が見落とされている。
敢えて、今まで使ったことが無いスローを投げなくてはいけない様なドリルやゲームを行うことも重要だ。
最初はうまくいかないかもしれないが、長い目で見れば、大きなメリットがある。

イギリス代表では、ルー・ブラス氏(元サカイ)のカンフースロードリルを少しアレンジしたスロー練を行っており、これから始めてみるのが良いと思う。

又は、同じく元サカイのベン・ウィギンス氏のゼンスローイングルーチンもお奨めである。
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2014年03月29日

2014バーチャルドラフト

2009年にアメリカのザ・ハドルというサイトでバーチャルドラフトが行われたが、今回は、スカイドマガジンで実施。

2014モックドラフト(スカイドマガジン)

今回は男子だけで8チーム作られた(前は女子もあった)のだが、前回は3人の日本人選手(松野選手・5順目、吉川選手・21順目、仙田選手・132順目)が選ばれたのに対し、今回は、松野選手が95順目で選ばれたのみ。

アメリカ人がやっているバーチャルドラフトなので、アメリカの選手が多いのはしょうがないが、今回の日本人の選出人数の少なさは、2012世界大会と2013ワールドゲームズで共に5位と沈んだ日本の成績を反映しているとも言えるだろう。

尚、2011GAIA ULTIMATEカップに参戦したボウ・キトリッジ選手(リボルバー)が全体1順目で選出。

その他、2013ドリームカップのUSAオールスターズのメンバーからは、ジョージ・スタブス選手(アイアンサイド)が3順目、ジミー・ミクル選手(ジョニーブラボー)が5順目、ディラン・フリーチャイルド選手(ライノ)が14順目、ディラン・テュンネル選手(チェーンライトインング)が15順目、ウィル・ドリスコル選手(ダブルワイド)が24順目、ピーター・プライアル選手(アイアンサイド)が26順目、ケン・ポーター選手(リングオブファイア)が64順目、マーティン・コクラン選手(リボルバー)が67順目、ブローディ・スミス選手が81順目とほとんどの選手が選出されている。

このドラフトされたチーム同士の対戦を見てみたい気がすが、今はまだ難しいだろう。

プロアルティメットが発展して、プロ野球の様になってくれば、いつかこういうトップ選手を集めたチーム同士の対戦が見られる様になるかもしれない。
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2014年03月09日

サンノゼ・スパイダース(AUDL)

プロアルティメットのアメリカ・アルティメット・ディスク・リーグ(ADUL)に今年から加入するサンノゼ・スパイダースが熱い。

20140309-001.png

前回の記事では、ベンチャーキャピタルのライブスピード社がメインスポンサーになると書いたが、その資金ゆえか、昨年メジャーリーグアルティメット(MLU)のサンフランシスコ・ドッグフィッシュでプレーしていたボウ・キトリッジ選手、アシュリン・ジョイ選手、ティム・ギリガン選手(全てリボルバー所属)の引き抜きに成功している。

また、2012アメリカ代表でダブルワイド所属のカート・ギブソン選手も加入することが発表された

MLUは選手全員が一律の給料だが、AUDLは各チームが懐具合に応じて、独自に選手個々の給料を設定できるので、その辺り、選手の移籍・加入に大きく影響している可能性がある。

余談だが、カート・ギブソン選手は2008年に大腸ガンの手術を行い、治療を経て見事復帰を果たしていて、その実力も去ることながら、両親を共にがんで失っているアルティメットチャレンジャーは、特に注目しているトッププレーヤーでもある。
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2014年03月08日

アルティメットとシリコーンバレー

シリコーンバレーとはアメリカ・カリフォルニア州のサンフランシスコ南部のサンノゼ周辺にある世界のIT企業の一大拠点(ヤフーやアップルの本社もシリコーンバレーにある)となっているエリアだが、アルティメットとの結びつきはかなり深い。(→参考記事

例えば、グーグルの共同創業者セルゲイ・ブリン氏や、先月にフェイスブックに1兆9,000円で買収されたWhatsApp(LINEの様なアプリ)共同創業者ブライアン・アクトン氏、500スタートアップス(ベンチャーキャピタル)共同創立者デーブ・マクルーア氏、Quora(米Q&Aサイト)共同創立者チャーリー・シーヴァー氏、ペブルスマートウォッチ創業者エリック・ミンコフスキー氏らは、みなアルティメット経験者だと言う。

それから、太陽光発電パネルの販売等を行うソーラーシティの共同創立者ピート・ライブ氏は、強豪ジャムに所属したトッププレーヤーで、アルティメットチャレンジャーも一緒に御飯を食べた事がある等、面識がある。

また、ソーラーシティ会長で、スペースXやテスラモーターの代表を務めるイーロン・マスク氏(PayPal共同創業者)の甥もアルティメットプレーヤーだそうだ。

さらに、元ジャムのデイミアン・スコット選手はソーラーシティに勤めているし、リボルバーのマーティン・コクラン選手はグーグル、元ジャム&リボルバーのタイラー・カシノ選手はYouTube勤務だ。

話によると、リボルバーの半分以上の選手はシリコーンバレーのIT企業で働いているらしい。

もっと言うと、プロアルティメットのアメリカン・アルティメット・ディスク・リーグ(AUDL)は、去年、ネットワーク機器で有名なシスコシステムズのNo.2であるロバート・ロイド氏によって買収されていて、その息子のマーク・ロイド氏はカナダ代表で、ゴートとAUDLのトロント・ラッシュに所属するマーク・ロイド氏である。

そして、今年からできたAUDLのサンノゼ・スパイダースのメインスポンサーには、ベンチャーキャピタルのライブスピードがつくことになった。

下記は、ライブスピード社ピーター・ネイ氏のインタビュー。
アルティメットの魅力について語っている。

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2014年02月27日

スウェーデンを舐めるな

アルティワールドに「スウェーデンを舐めるな」という記事があったので、その紹介。

2012年の世界大会で準々決勝でオープン日本代表を破る番狂わせを演じたスウェーデンだが、その過去の成績を見ると、準決勝進出自体は決して珍しいものでは無いことが分かる。

というか、過去13回の世界アルティメット&ガッツ選手権において、スウェーデンが準決勝進出を逃したのは、2008年のわずか一回のみで、9回はメダル(金1、銀6、銅2)を獲得している。

オープン日本代表は、未だかつて金メダルを獲得した事がないので(1998年の銀が最高)、実績ではスウェーデンの方が上とも言えるのだ。

もちろん、実際の試合では、過去は関係なく、その時点での実力の争いになるのだが、実績から来る自信や執念などは侮れない要素なのかもしれない。

▼1992世界アルティメット&ガッツ選手権オープン決勝:スウェーデンvsカナダのフル動画

(21-8でスウェーデンの勝利)

▼2000世界アルティメット&ガッツ選手権オープン決勝:アメリカvsスウェーデンのフル動画

(19-18でアメリカの勝利)
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2014年02月26日

フライングディスクの世界統計(2013年)

USA ULTIMATEが2013年時点のフライングディスクの世界統計を分かりやすいグラフにまとめていたので、その紹介。

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これによると、世界のフライングディスク人口は約520万人。
各国協会の加入者数は、世界で約12万人。

会員数は、アメリカとカナダが突出し、それぞれ約4.5万人と約3.3万人。
大きく離れて、オーストラリアが5,200人、日本が3,195人、イギリスが3千人弱と続いている。

以前は日本が3位だったのだが、ここ10年位でオーストラリアに逆転されている。

興味深いのが世界大会(ワールドゲームズ含む)での、各国のメダル獲得数。

アメリカの1位、カナダの2位は予想通りだが、3位の日本(31個)と4位のスウェーデン(29個)は拮抗しており、金メダルの数では、日本の6個に対し、スウェーデンが10個と上回っている。

2010年の世界アルティメットクラブ選手権では、過去最多の37カ国からの参加があったらしい。
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2014年02月04日

MLUとUSAアルティメットの対立

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プロアルティメットリーグのMLU(メジャーリーグアルティメット)とUSAアルティメットが揉めている。

MLUが今シーズンからプーマとユニフォームサプライヤー契約を結び、その一環として、プーマとのコラボレーションのもと、プロギアプログラムというキャンペーン(プーマユニフォームの上下2セットが約9千円)を発表したのだが、それに対して、USAアルティメットが、「MLUのロゴが入っているユニフォームは、USAアルティメット関連のいかなる大会においても着用は認められない。」と声明を出したのだ。

USAアルティメットのトリプルクラウンツアーは、MLUとシーズンが重なっているので、(トリプルクラウンツアーに参加せずにMLUに出場するなどして)そのトリプルクラウンツアーを脅かす可能性のあるMLUを宣伝する行為は認められない、ということらしい。

まあ、去年はネックスジェンとも揉めていたUSAアルティメットだが、一転して今シーズンからの提携関係を発表した例もあるので、今後、どうなるかは予断を許さない。

個人的には、USAアルティメット、MLU、AUDL(アメリカン・アルティメット・ディスク・リーグ)と3つの統括団体が北米に存在するのは少し多すぎると感じており、ここ数年で、提携・協力・吸収・合併・撤退・消滅など何らかの変化があるのでは無いかと予想している。
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2013年12月25日

USAアルティメットとネックスジェンが提携

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USAアルティメットとネックスジェンが大会の動画配信に関する提携を発表。

去年は、ネックスジェンが新プロリーグ構想をぶち上げ、強豪クラブチームを勧誘し、それに対し、USAアルティメットが懸念を表明するなど、両者の関係は微妙な状態にあったが、2014年からの複数年契約を締結した。

こういう合理的なところがいかにもアメリカらしい。
過去にいざこざはあっても、両者にメリットがあれば、それは全く問題にならないのだ。

尚、USAアルティメットは、既にESPNとも動画配信に関して提携しているが、ネックスジェンはESPNが配信しない試合を配信するとのこと。

USオープンやUSAアルティメットクラブ選手権は両者が動画配信を行うので、かなりの試合がインターネットで視聴可能になりそうだ。
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2013年12月15日

2013 USA ULTIMAEベスト7(女子):カリース・カーデナス選手

アルティワールドが選ぶ2013 USA ULTIMAEのベスト7(女子)、最後は、カリース・カーデナス選手(ライオット)。

UltiPhotos: Sunday Women's Preview -- 2012 Club Championships &emdash; usau_women_final-31-31

1m63cmとアメリカ人の中では小柄と言えるが、サラ・グリフィス選手と共にライオットのオフェンスの中核をなす。

何より、そのキャッチ力は素晴らしく、上記の写真は2012USAアルティメットクラブ選手権決勝での素晴らしいダイビングキャッチ。

その映像はこちら。


ちなみに、このカリース・カーデナス選手はアルティワールドが選ぶ女子MVPに輝いている。

26歳。

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2013年12月14日

2013 USA ULTIMAEベスト7(女子):カミ・グルーム選手

アルティワールドが選ぶ2013 USA ULTIMAEのベスト7(女子)、6人目は、カミ・グルーム選手(ネメシス)。

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(Photo:CBMT Creative)

前回紹介したリーン・ホフマン選手とネメシスを引っ張る23歳の若手有望株。

ディフェンスでは、大抵、相手のエースにつくことが多く、サカイのサラ・グリフィス選手とマッチアップした際には、止められなかったものの、常にあと一歩のところまで付いていて、今後に期待が持てるとのこと。

カナダ・トロントで行われた2013年U-23世界大会で金メダルを獲得したアメリカ代表(ウィメン)メンバーの一人。

身長165cm。

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2013年12月13日

2013 USA ULTIMAEベスト7(女子):リーン・ホフマン選手

アルティワールドが選ぶ2013 USA ULTIMAEのベスト7(女子)、5人目は、リーン・ホフマン選手(ネメシス)。

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(Photo:Gabriel Peal)

アルティワールドの分析によると、15ゴール&9アシストの24ポイント(3位タイ)でネメシスの5位入りに貢献した。

カッター(ミドル)としてのスピードが魅力で、どの選手よりも多くのポイントでプレーしたらしい。

まだ22歳なので、これからの活躍が楽しみな選手である。

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2013年12月12日

2013 USA ULTIMAEベスト7(女子):ベッキー・マリノスキ選手

アルティワールドが選ぶ2013 USA ULTIMAEのベスト7(女子)、4人目は、ベッキー・マリノスキ選手(ブルートスクワッド)。

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ブルートスクワッドに加入してまだ2年目だが、その身長(178cm)と長い手足を生かして、既にチームの大黒柱として活躍している。

アルティワールドの分析によると、15ゴール&9アシストの合計24ポイントは、サラ・グリフィス選手(ライオット)、カラ・クラウチ選手(ショーダウン)の25ポイントに次ぐ3位タイ。

現在、24歳なので、3年後の2017ワールドゲームズの時には、アメリカ代表の候補になる得る選手である。

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2013年12月11日

2013 USA ULTIMAEベスト7(女子):カラ・クラウチ選手

アルティワールドが選ぶ2013 USA ULTIMAEのベスト7(女子)、三人目は、カラ・クラウチ選手(ショーダウン)。

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(Photo: Nathalie Guimard)

現時点で、アメリカでの最高のハンドラーと言っても良いかもしれない。
(フューリーのアレックス・スナイダー選手とどちらが上かを決めるのが難しいが)

アルティワールドの分析によると、2013USAアルティメットクラブ選手権では、1位タイの20アシストを決め、5ゴールと合わせた25ポイントも1位タイという素晴らしい成績で、ショーダウンのオフェンスを引っ張り、チームの2年連続ベスト4入りに貢献した。

ワールドゲームズには2009年と2013年に2回連続でアメリカ代表に選出されており、ボウ・キトリッジ選手(リボルバー)、ディラン・テュンネル選手(チェーンライトニング)とともに2大会続けて金メダルを獲得している。

ちなみに、旦那さんは2013ワールドゲームズ代表のマイク・ネイタンバーグ選手(ダブルワイド)。

身長172cm、31歳。

下記は2013USAアルティメットクラブ選手権でのカラ・クラウチ選手のダイブキャッチ。
主な役割はハンドラーだが、この様に時にはゴールを狙う時もある。
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2013年12月10日

2013 USA ULTIMAEベスト7(女子):サンディ・ジョガーソン選手

アルティワールドが選ぶ2013 USA ULTIMAEのベスト7(女子)、二人目に紹介するのは、サンディ・ジョガーソン選手(スキャンダル)。

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この選手の特徴はなんと言ってもその高さ。

180cmの身長は、女子では突出しており、アルティワールドの分析によると、2013USAアルティメットクラブ選手権において、ディフェンスで15ブロックを記録している。

これは、彼女が出場したディフェンスのポイントでは、実に約20%の確率でターンオーバーを起こしている計算になり、ハイレベルなUSAクラブ選手権では驚異的な数字だ。

当然その高さはオフェンスでも有効で、二桁得点を記録している。
高さだけでなく、走力もあるので、女子版ボウ・キトリッジ選手と言っても良いかもしれない。

2013ワールドゲームズのアメリカ代表では、補欠に入ったものの惜しくも出場はならなかった。

27歳。

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2013年12月09日

2013 USA ULTIMAEベスト7(女子):サラ・グリフィス選手

男子に続き、アルティワールドが選ぶ2013 USA ULTIMAEのベスト7(女子)を紹介。

一人目は、サラ・グリフィス選手(ライオット)。
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(Photo by Alexander Yuen)

アルティワールドの分析によると、2013USAアルティメットクラブ選手権では17アシスト&8ゴールを記録し、その合計の25ポイントはトップ(タイ)の成績。

ただ、彼女の場合、ディフェンスでも4つのブロックをしており、攻守に渡り活躍している。

165cmという身長は、アメリカ人の中では決して大きくは無いが、ある意味日本人的なスピードと素早さを兼ね備える選手。

彼女の出場する試合の映像を見ていると、スコアに現れない部分でもその運動量を生かした働きはチームにとても大切だと良く分かる。

2013ワールドゲームズのアメリカ代表にも選出されており、金メダル獲得に大きく貢献した。

27歳。

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(Photo by CBMT Creative)
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2013年12月02日

2013 USA ULTIMAEベスト7(男子):マーク・ロイド選手

アルティワールドが選ぶ2013 USA ULTIMAEのベスト7(男子)、最後に紹介するのはゴート(トロント)のマーク・ロイド選手。

まだ24歳だが、アルティメット経験年数は13年とベテランの域に達する現在のカナダを代表するプレーヤー。
2008年の世界大会ではジュニア部門で準優勝、2010年はU-23世界大会オープン部門で優勝、2012年世界大会はミックス部門で優勝と輝かしい実績を持つ。
また、ワールドゲームズ2013にはカナダ代表の主力として活躍した。

身長190cmの大型レシーバーだが、スローも上手で、何よりディフェンスが強い。
高いレベルになればなるほど、ディフェンスでブロックするのは難しくなるのだが、彼の場合、オフェンスが想像するよりも一つ上のプレーするので、大事な場面でターンオーバーを獲得することも少なくない。

プロアルティメットAUDLのトロント・ラッシュでは、ゼネラルマネージャー兼選手を務め、コートの内外でチームを支え、全勝優勝に貢献した。

●プロアルティメットAUDLの試合での華麗なダイブD
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