2022年06月26日

トライアウト不合格〜あらたな挑戦

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時間がだいぶ経ってしまったが、今年のこれまでを振り返ってみる。


まず、昨年初めてプレーしたAUDLオークランドスパイダース(サンノゼスパイダースから変更)だが、今年はプロ契約獲得とはならなかった。


去年プレーした選手であっても、ごく数人(二人?)のトップ選手を除き、再度トライアウト受験の必要があり、12月に行われた一次トライアウト2回、二次トライアウト1回の計3回参加。

合計150名以上が参加したトライアウトに合格することができなかった。


これが、プロの世界。

悔しいが受け入れるしかない。

正直、トライアウト不合格の連絡を受けた時は、涙が出るほど悔しかった。

実は、去年、初めてトライアウトに合格するまで、AUDLのトライアウトでは7回不合格になっていたのだが、ここまで悔しい感情は湧き上がってこなかった。

昨シーズン、実際にプレーできたことで、自分に期待していた部分もあったのだろう。

通知があってから、数日間はしばし呆然としていた。


しかし、数日後、新たな挑戦をすることを決めた。

それは6月の世界マスターズアルティメット選手権オープングランドマスターズ部門で優勝を目指すこと。

実は、昨年、サンフランシスコのグランドマスターズチームのシャドーズからトライアウトに参加しないかと誘いを受けていたのだが、その時はAUDLでやる気満々でプロシーズンに集中する気でいたので、断っていた。


思いたったら吉日。

すぐにキャプテンにメールをし、今からでもトライアウトに参加できないか打診。

今回はそのトライアウトに合格し、チームに加入することが決まった。

そして、世界大会は明日から試合が始まる。

あらたな挑戦だ。

また悔しい思いをするかもしれない。

でも、それ以上に挑戦すること自体が楽しいのだ。

これから約1週間、挑戦を楽しもうと思う。

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2021年11月09日

プロシーズンを終えて

2ヶ月以上経ってしまったが、AUDLシーズンを終えての感想を。
アルティメットチャレンジャーが所属していたサンノゼ・スパイダーズの通算成績は4勝8敗。
AUDL西地区で5位(6チーム中)で上位2チームが進出できるプレーオフには進むことができなかった。
結果はあまり芳しいものではなかったが、自分個人としては忘れらないシーズンとなった。

44歳にして初めて経験するプロアルティメットは、とてもチャレンジに満ちたものであった。

まず、シーズンのスケジュール。
AUDLのプレーオフを除いたレギュラーシーズンは開始から終了までは12週間。
そのうち、2週を除いて、毎週試合がある。

一週間に1試合か2試合だけなので、体力的には土日の大会や、6〜7日間毎日試合がある世界大会に比べれば、それほど負荷は大きくないし、回復する時間も十分にある。
ただ、毎週、気持ちを試合モードに持っていくのが14週続くというのは経験したことがなかったので、新鮮だった。
前回のブログにも書いたが、試合が終えてから、終えた試合のビデオを見て改善点を見つけ、次の試合の相手のビデオを見て分析し対策を練り、試合に向けて集中していく。
さらに、それと同時に身体を回復させ、また次の試合に向けて体調を整えていく、ということを、普段の仕事(※)をしながらやっているとあっと言う前に一週間が過ぎて、また新しい一週間が始まるという感じだった。
(※プロアルティメット選手の報酬は少ないため、基本、学生プレーヤー以外はみな、別に仕事を持っている。)

次に、試合メンバー登録について。
チームとプロ契約を結んでいる選手は40人弱いるが、試合に出場できる登録メンバーは20名。
主力メンバーは毎試合登録されるのだが、そうでない自分の様な選手は、アウェイゲームの場合は約1週間前、ホームゲームの場合は数日前に登録メンバーが監督から発表されるまで、自分が登録されるかは分からない。
さらに、ルール上は試合開始直前まではメンバー変更が可能なので、メンバー発表からウォームアップまでの間に登録メンバーに怪我人などが出た場合、未登録の選手が急遽登録される。

そのため、ホームゲームの場合は、通常二人の未登録選手が予備メンバーとして登録メンバーと一緒にウォームアップを行い、万が一の事態に備える。
(アウェイゲームでも同じことは出来るのだが、コスト削減のため、予備メンバーを一人だけにしたり、または全くなしにする場合もある)
自分も2試合で予備メンバーとして招集され、そのうち、1試合では実際に試合に出場することになった。

結局、自分が出場できたのは全12試合中5試合。
シアトルのアウェイで行われたシーズン初戦と2試合目のホーム開幕戦に連続出場した後、数試合登録メンバーから外れ、1試合出場した後、また数試合登録から外れ、シーズン最後の2試合に出場。
2回目の登録から外れている時、1試合だけ予備メンバーとして招集されたのだが、これは試合当日のお昼前(試合は夜)に監督から急遽連絡があり、元々の予備メンバーが怪我をしたので、その代わりとして来て欲しいと言うことだった。
結局、試合出場はなかったのだが、これはかなり新鮮な経験だった。
また、最後のアウェイ2連戦の最初の試合、サンディエゴ・アビエイターズ戦は予備メンバーとして招集されていたのだが、ウォームアップ前に監督から、試合に出場する事になると告げられた。

試合に出場した時の感想は、以前のブログに書いた通りだが、12週間連続で気持ちや身体を上げたり休ませたりするのは中々面白かった。
しかも、自分の場合、試合に出場したり、しなかったり、予備メンバーだったり、というある意味不安定な立場だったので、心身ともに柔軟に対応していく必要があった。

心がけていたのは、あまりピークを作らずに、常にある程度の高いレベルで身体をキープしておくこと。
シーズンは14週あるので、1試合に集中し過ぎて他の試合を落としてしまったり、身体を壊してしまっては意味がない。
また、自分の場合、毎回の試合出場が保証されていた訳ではないので、ピークを作ったのに試合に出られないというとが何度も続いては精神的に持たない。
感覚的にはいつも8〜9割ぐらいの状態を維持しておき、実際に試合に出場する際に残りの1〜2割を埋めるべく上げていく、という感じ。
試合中もこれと似た様な感じで、プレーしていない時も心身ともに常に80%〜90%程度の状態にしておき、自分の名前が呼ばれプレーすることになった際は、ラインナップからプルの間に一気に集中して100%に持っていくというイメージだった。

反省点としては、目立つプレーができなかったということ。
シーズン通して、スロー成功率は92%と悪くないが、アシストもゴールもないし、ディフェンスでブロックもない。
ポーチDで相手にミスらせたのは2回ほどあったが、明確にブロックとか出来ないとアピールにはならない。
スロー成功率は維持しながら、アシストやゴール、ブロックが出来たらもう少し出場の機会が増えてたかもしれない。

まあ、26年アルティメットやってきて、初めてのプロアルティメット、素晴らしいチャレンジが出来たことに感謝したい。
こうやってブログを書いている間にも、来年へのチャレンジにワクワクしている自分がいる。
またチャレンジを楽しんでいきたい。
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2021年07月24日

明日の試合に出場します。

明日のサンノゼスパイダースの試合の出場メンバーに登録されました。
光栄にも自分の写真がメンバー発表に使われています。
なお、試合は日本時間7/25(日)午前10時半から行われ、AUDL.tv(有料)にてライブ配信&アーカイブされます。



と、案内を書いていて、前回の投稿から、あっという間に1ヶ月以上が過ぎてしまったことに気づいた。

シーズンが始まるとほぼ毎週試合があり、試合への準備、試合、試合後の身体のケア、次の試合へ対策確認などをやっているとあっという間に一週間が経ってしまう。
試合がない週でも同じディビジョンの他のチームは試合があり、その試合をネットで見て研究したりするし、プロチームとは別に所属しているクラブチームの練習などもあるので、思ったよりも忙しいことが分かってきた。

自分の場合、1試合目と2試合目に出場した後の3〜5試合目は出場メンバー入りしなかったのだが、中心選手は毎試合出場して、さらにリボルバーなどのトップチームのトライアウトや練習もやっているのでかなり忙しいと思う。

さて、2試合目以降のサンノゼスパイダースの試合結果は下記の通り。

6/12 vs シアトルカスケーズ(ホーム)○ 20-19
6/18 vs サンディエゴグロウラーズ(ホーム)● 16-23
6/26 vs シアトルカスケーズ(ホーム)○ 28-23
7/17 vs サンディエゴグロウラーズ(ホーム)● 23-20

なお、2試合目のシアトルカスケーズ戦のハイライト動画の1分8秒から少しだけ自分が写っている。



さて、明日の試合、試合に貢献できるように頑張ろう。
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2021年06月12日

サンノゼスパイダーズ対シアトルカスケーズ戦(6/5)のスタッツ

先週土曜日に行われたサンノゼスパイダーズ対シアトルカスケーズ戦のスタッツが下記より見ることができる。

https://theaudl.com/stats/game/2021-06-05-SJ-SEA

このスタッツは、スコアの推移や、選手ごとの出場ポイント、ゴール、アシスト、スロー成功率などかなり詳細まで見ることができ、いろいろ参考になる。

自分のこの日の出場ポイント数は11、スロー数は6回して1回ミス。
(自分の中ではよいハンマーだったと思ったが、少し浮いてレシーバーが取れず)

面白いのは、スローの方向や距離をフィールドマップで見ることができるところ。
下が自分のスローを示したフィールドマップ。

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ちなみに、このスタッツはAUDLの全試合で見ることが出来る。
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2021年06月08日

2021AUDLサンノゼスパイダーズ開幕戦(対シアトルカスケーズ)

6/5(土) 5:00pm 試合開始 シアトルメモリアルスタジアム(アウェイ)
サンノゼスパイダーズ 21 - 24 シアトルカスケーズ

オフェンススタートで試合開始するも、いきなりブレイクされる。
その後、すぐにブレイクバックし、さらに逆転に成功するも、再びブレイクされ5-5の同点で第1クオーターを終了。

第2クオーターはオフェンスのミスが続き、7-10と3点リードされて終了。
第3クオーターからマッチアップディフェンスがじわじわと効いてきて、13-15で終了。

さらに、第4クオーターでもブレイクを奪い、試合時間残り約5分で17-17とついに同点に追いつく。
しかし、ここからオフェンスに再びミスが出て、最終スコア24-21で敗戦。

オフェンス、ディフェンスともに、自分達のミスで得点チャンスを逃したケースが多かったので、それがなければ、、、とも思うが、勝負の世界に「たら」「れば」はない。
これが自分達の実力と受け止めて、次戦に向けてしっかりと修正していく必要がある。

個人的には、ディフェンスセットがメインながらも、オフェンスがブレイクされた時にはオフェンスセットでも出場。
ディフェンスでは、相手のエース、マーク・バートン選手(背番号30)とマッチアップする機会があり楽しかったが、それなりに相手を抑えられたポイントと完全にやられてしまったポイントがあるので、次回はやられないようにしたい。
あとは、タイミングのよいポーチDでターンオーバーを起こすことに成功したのは良かった。
ただ、改善すべき点は数え上げれば切りがないので、次はもっといいプレーをしていきたい。

オフェンスでは、無難にこなすことが出来たと思うが、一本ハンマーが少し浮いてレシーバーが取れずにターンオーバーとなってしまったプレーがあったのは修正点。
あとは、もう少し状況を打開するようなプレーができるようになりたいところ。
特にディフェンスセットでは、もう少しゲームチェンジャー的な働きをしないとチームにブレイクをもたらすことができないと感じた。
安定感のあるオフェンスは自分の持ち味だが、それを保ちつつ、プラスアルファのプレーでチームに貢献できるようにしていきたい。

最後に、初めてプロアルティメットの試合をした感想を。
正直、この日プレーするまでは、1試合通してずっと100%で走り回れると思っていたが、実際は違った。

各クオーター12分ずつ4クオーターで行われる(得点間やファール・ピック等では時計は止まる)のだが、スコアを見ると両チーム合計43点取っており、15点選手の試合だと1.5〜2試合分くらいのプレー時間となる。
また、フィールドはアメフトフィールドを使用しており、WFDFやJFDAで採用されているフィールドサイズより、幅が17m、セントラルゾーンの長さ9mほど広くなっている。(エンドゾーンの長さは同じ)

これは予め分かっていたし、大会では1日6試合プレーしたこともあるから、十分対応できると思っていたが、一番違ったのは、プロアルティメットだとこの1ゲームが全てということ。
同じ日に次の試合はないし、基本、(例外はあるが)次の日に試合はなく、このゲームの後は約1週間は試合はない。

これは頭では分かっていたが、やってみると想像以上だった。
極端に言えば、短距離走と長距離走ぐらい違う。
人間の身体というものはよく出来たもので、次にまだ試合があることが分かっていると、無意識のうちにどこかで制限をかけてしまうものなのだ。

逆に、後がないと、火事場の馬鹿力という言葉があるように、人間は普段発揮しないような、力を発揮できたりする。
火事場の馬鹿力は究極的な話だが、次の試合の心配をしなくてもいいというのは、自分のプレーに大きく影響を与えるというのは、この日、初めて実感した。
おそらく、これまでは100%でやっているつもりでも、無意識に身体のリミッターが働いて、どこかで制限がかかってしまっていたのだろう。

体感としては、オフェンスもディフェンスも一時も休む暇なく、常に出力MAXでプレーしている感じ。
なので、ポイント中に(相手にばれないように)休まないといけない場面もあったし、実は試合の最後に出場したポイントでは、プレー中に足を攣りかけていた。
最終の第4クオーターは、気温が下がってきたうえに、少し待ち時間が長くなったことも影響したかもしれないが、26年のアルティ経験で1試合で足を攣ることはなかったので、これには少し驚いた。

また、試合の次の日の疲労も大会後とは全然違う。
全身のだるさという意味では、大会後の方が圧倒的に感じるが、今回は、筋肉がところどころ痛む感じ。
言ってみれば、高負荷の筋トレを行った次の日の疲労感に近い。

感覚的には、何回か試合をすれば慣れてきそうなので、アジャストしていきたい。

・ライブ配信の解説者が自分のことについて触れたシーン


・自分のポーチDによりターンオーバーを起こしたシーン


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2021年06月06日

プロアルティメットプレーヤーになるということ

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今、シアトルに向かう飛行機の中でこれを書いている。
北米プロアルティメットのアメリカンアルティメットディスクリーグ(AUDL)のサンノゼスパイダーズ対シアトルカスケーズの試合に向かうためだ。
遡ること2021年2月、サンノゼスパイダーズと契約を結び、念願のプロアルティメットプレーヤーになることができた。
今日はそのサンノゼスパイダーズの開幕戦だ。

振り返ると1995年4月に初めてアルティメットに出会って早稲田大学のチームに入ってから、26年も経っている。
18歳でアルティメットを始め、今や44歳だ。
ここまで歩んで来た道のりを思うと、なかなか感慨深い。

これまでチームメイトや仲間に恵まれ、国内外でいろいろな経験をしてきたが、プロアルティメットの試合は今日が初だ。
トップチームで自分と一緒にプレーしたことのある人なら誰でも知っているが、自分は決して何かに突出したプレーヤーではない。
背は低いし(北米ではいつもチーム最小)、特にスピードもない。
スローは下手な方ではないが、特段何かに秀でているという訳でもない。

2002年の男子日本代表に落選、2008年のミックス日本代表にも選手としては落選(コーチとしてチームに帯同)。
2016年と2017年はプロアルティメットAUDLのサンディエゴグロウラーズとロサンゼルスアビエイターズのトライアウトに参加するも落選。(アビエイターズのアシスタントコーチに就任)
2018年と2019年は同サンノゼスパイダーズとサンフランシスコフレームスローワーズがに落選。2020年はサンフランシスコフレームスローワーズが消滅したため、サンノゼスパイダーズのみに挑戦するも落選。
2021年はじめ、まだ新型コロナの制限がある中でのサンノゼスパイダーズのトライアウトに参加し、初めてプロ契約を獲得した。

率直にでアルティメットを続けてきてよかったなあと思う。
大学を卒業する時、プロアルティメットリーグなど存在しなかったが、プロになりたいと思い、一番それに近い文化シヤッター・バズバレッツの門を叩いた。
そこで2シーズンプレーし、日本一になった後、世界最高峰の北米でプレーするため、カナダのバンクーバーに渡り、フュリアスジョージに入り、北米一も経験した。
当時はプロリーグはできていなかったが、2012年にプロアルティメットAUDLが設立された。

2016年に初めてトライアウトに参加したが、毎年、トライアウトには落選し続けた。
でも、挑戦し続けた。そして合格することができた。
大学卒業以来の夢が遂に叶ったのだ。

諦めなければ夢は必ず叶う、と自分は思わないが、夢を目指し続ければ叶う確率はあがるとは思う。
ただ、自分は夢を叶えるために、アルティメットを続けてきたわけではない。
おそらく、それだと日本代表選考会やプロチームのトライアウトで何度も落選しているうちに、心が折れてしまった可能性は高い。

自分は夢を目指してはいたが、夢を目指す過程、挑戦そのものを楽しんでいたし、今もそうだ。
言ってみれば、何か目標に向かって努力すること、それに挑戦すること自体を楽しんでおり、目標を達成できるかどうかは二の次なのだ。
もちろん、達成できればそれは嬉しいことだが、それはボーナスのようなものだ。

スポーツ(に限らないが)の世界は厳しく、勝ち負けがルールに従いきっちりとつけられる。
先天的な才能も多いに勝負を左右するし、努力したから、頑張っているから、必ず勝てる訳でもない。
トップレベルになれば、大抵の選手は沢山努力しているし、相当頑張っている。
諦めずに努力すれば必ず夢が可能世界ではないのだ。

たぶん、これは自分がトップレベルでは突出したプレーヤーでなく、代表やプロチームに落選し続けたから、こういう考え方になったのだと思う。
だからこそ、44歳になるまでアルティメットを続けてこれたし、ずっと努力をし続けることができた。
努力自体を楽しく感じられるようになったからだ。

正直な話、プロアルティメットプレーヤーになることは難しいかなあと思っていた。
自分の感覚的には、年齢的な衰えは感じないが、プロチームの首脳陣がメンバーを選ぶ際に自分の年齢が不利に働くことはあるかもしれないと感じていた。
諦めているわけではなかったが、44歳を過ぎてプロ契約を勝ち取ることは一般的に難しいこともよく分かっていた。

でも、努力は続けていた。
本当のところ、プロになれるかはどっちでもよかった。
なぜなら挑戦することが楽しかったからだ。

結果的に、プロになるというボーナスを得ることができた。
ただ、これで終わりではない。
まだまだ沢山叶えたい夢、目標があるからだ。

チームとして勝ちたい、優勝したい、個人としてチームの勝利に貢献したい、活躍したい、点を取りたい、アシストを決めたい、ディフェンスでブロックをしたい、あげれば切りがない。
プロアルティメットプレーヤーとして、これらに向かって努力をする、挑戦することが楽しみでしょうがない。

飛行機がそろそろ着陸する。
試合開始まであと5時間くらいか。
ああ、挑戦が楽しみだ。

※サンノゼスパイダーズ対シアトルカスケーズの試合は、日本時間6/6(日)午前9時開始

・公式ライブ配信サイト(有料)AUDL.tv
月額9.99ドルでAUDL全試合のライブ配信およびアーカイブ映像が視聴できる。
https://www.audl.tv

・AUDLのポッドキャストで自分のことについて取り上げられた際の映像

【日本語訳】
最後に、ひとつ素晴らしい話を紹介したいと思います。この1週間はある一人の日本人アスリートにとって忘れられないものとなりました。ゴルフのマスターズトーナメントで歴史的な勝利をあげた松山英樹のことではありません。みなさんは石井哲(さとる)という名前をご存知ないかもしれませんが、彼はアルティメットのベテラン日本人選手で、あの有名な文化シヤッター・バズバレッツの元メンバーでした。そして、2002年にはカナダ・バンクーバーのフュリアスジョージでUSAアルティメット選手権チャンピオンにもなっています。最近では、2016年から2018年までAUDLのロサンゼルス・アビエイターズでアシスタントコーチを務めていました。自分は彼がロサンゼルス・アビエイターズにいる時に初めて出会い、その後連絡を取り合っていました。そして、去年、光栄にも彼に声をかけてもらい、日本のスーパースター・松野政宏にインタビューをしたりもしました。なお、この数時間のインタビューは彼の通訳のもと、オンラインでライブ配信されました。まだ見ていなかったらアーカイブをぜひ見てみてください。まあそれはさておき、彼は今サンフランシスコに住んでいて、いろいろな経験をしてきましたが、ここからがいい話です。彼、石井哲は44歳にして、サンノゼ・スパイダースの選手としてAUDLでデビューすることになったのです。先週、スパイダースのジャクソン・スターンズGMからこのことを知り、すぐに彼に連絡を取り、お祝いを伝えるとともに、「(今さらプロでやるなんて)どうしたのですか?」と聞きました。正直、彼がプロを目指していると思ってなかったので、「新型コロナで(1年以上アルティメットができなかったから)やりたくなったのですか?」「それともずっと(プロに)なりたかったのですか?」と軽く聞いたのですが、彼の答えはこうでした。「2015年の夏にロサンゼルスに引っ越し、2016年と2017年にロサンゼルス・アビエイターズとサンディエゴ・グロウラーズの入団テストを受けました。そして、2017年の夏にサンフランシスコに引っ越し、2018年と2019年には、サンノゼ・スパイダースとサンフランシスコ・フレームスロワーズの入団テストを受けました。2020年にもサンノゼ・スパイダースの入団テスト(サンフランシスコ・フレームスローワーズは2019年で解散)を受けましたが、一度も選手として声がかかるとことはありませんでした。そして、今年またサンノゼ・スパイダースの入団テストを受け、選手として2021年シーズンの契約を得ることができました。(プロは)ずっとなりたかった長年の夢でした。」みなさん、夢を追いかけ続けましょう。いつ(夢が実現する)その時が来るか分かりませんよ。

・AUDLの注目の選手の一人として紹介されました。
https://theaudl.com/league/news/2021-audl-players-watch-week-1
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上の動画と同じようなことに加えて、「彼のようなベテランがもたらす経験は若いチームにとっていい効果をもたらすだろう。今週末は彼の個人的な活躍だけなく、
日本のアルティメットがスパイダースのオフェンスに与える影響にも注目だ。」と書かれています。

・スパイダースのレプリカユニフォームはこちらから購入可能です。
https://viiapparel.co/products/san-jose-spiders-2020-replica-jersey-audl
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2019年05月31日

AUDLオールスターファン投票

現在、プロアルティメットAUDLのオールスターゲームに出場する最後の一人のファン投票が行われており、日本の村岡彰文選手がノミネートされている。




投票締め切りは、日本時間の5月31日いっぱい。
ぜひみなさん投票しましょう!

投票はこちらから。
https://twitter.com/theAUDL/status/1134142208658104321

なお、今年初めて開催されるAUDLオールスターゲームは、6月8日(土)にアメリカ・ウィスコンシン州マジソンで行われることが決まっている。

https://theaudl.com/league/news/2019-audl-all-star-game
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2017年09月05日

NFLハーフタイムのエキシビジョンマッチ(ウィンドチル対ラジカルズ)のハイライト動画

8月31日に行われたNFLミネソタバイキングス対マイアミドルフィンズのプレシーズンマッチのハーフタイムに行われたAUDLミネソタウィンドチル対マジソンラジカルズのエキシビジョンマッチのハイライト動画。

プレシーズンマッチとはいえ、アメリカで最も人気があるプロフットボールのNFLの試合とあって約5万人の観衆がいたらしい。

フィールドをぐるりと囲む2階まである観客席。
これでフットボール専用スタジアムというからさすがアメリカである。

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2017年05月11日

2017AUDL第6週のトップ10プレー

プロアルティメットAUDLの2017シーズン第6週のトップ10プレー。

第2位のザック・セオドア選手(ロサンゼルスアビエイターズ)はハーフタイムに恋人にプロポーズ。
からの第3クォーター終了間際のハンマースローを高いキャッチ。

アルティメトチャレンジャーは、どちらもサイドラインで見ていたのだが、幸せいっぱいなこの日の彼のプレーはすごかった。

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2017年04月13日

2017AUDL第2週:ロサンゼルスアビエイターズ対バンクーバーリップタイドのハイライト動画

プロアルティメットAUDLの2017シーズン第2週のロサンゼルスアビエイターズ対バンクーバーリップタイドのハイライト動画。

1分9秒からのワールドゲームズ2017カナダ代表のアナトニー・バシリイェブ選手のハンドラーの動きは細かいステップを踏んでて結構日本人的。

また、ワールドゲームズ2017カナダ代表のモーガン・ヒバート選手は5分57秒から左手、6分8秒からは右手とスローする手を使い分けている。
(彼は右利きだが怪我で右手のサイドが投げられなくなっている)

アルティメットチャレンジャーがアシスタントコーチを務めるロサンゼルスアビエイターズが21-18で勝利。

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2017年04月12日

2017AUDL第2週のトップ10プレー

プロアルティメットAULDの2017シーズン第2週のトップ10プレー。

2016アメリカ代表だったアラン・コーリック選手が3回も登場。
(9位のキャッチ、8位のスロー、5位のキャッチ)

特に、9位と5位のプレーは身体能力の高さを感じさせる。

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2017年04月07日

2017AUDL第1週:ダラスラフネックス対オースティンソルのフル動画

プロアルティメットAUDLの2017年シーズン第1週:ダラスラフネックス対オースティンソルのフル動画。

ワールドゲームズ2017アメリカ代表のジミー・ミクル選手、ディラン・フリーチャイルド選手などの活躍でダラスラフネックスが21−17で勝利。
ただ、オースティンソルも試合終了間際に2点差に追いつくチャンスを得るなど健闘した印象。

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2017年04月05日

2017AUDL第1週のTOP10プレー

47秒からの8位のプレーは、台湾人初のプロアルティメットプレーヤーのクォシュン・ワン選手のレフティー(彼は右利き)からのダイブキャッチ。

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2017年04月04日

2017AUDL第1週:ロサンゼルスアビエイターズ対サンディエゴグロウラーズのハイライト動画

アルティメットチャレンジャーがアシスタントコーチを務めるロサンゼルスアビエイターズの開幕戦、サンディエゴグロウラーズとの試合のハイライト動画。

1分54秒からのトレバー・プーディ選手(サンディエゴグロウラーズ)の2mを超える長身からの高いキャッチに注目。
彼にはもう何本か高いキャッチを決められたが、試合は31−26でロサンゼルスアビエイターズが勝利。

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2017年04月03日

プロアルティメット史上初の女性選手によるゴール

4月1日に行われたAUDLナッシュビルナイトワッチ対ジャクソンビルキャノンズの試合で、ジェシー・ショフナー(ナッシュビルナイトワッチ)がプロアルティメット史上初の女性選手によるゴールを獲得したシーン。

女性選手として初めてプロアルティメットチームとフルシーズン契約を結んだ彼女だが、新たな歴史を打ち立てた。

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2017年03月30日

2017AUDLのプロモーション動画

4月1日開幕したプロアルティメットAUDLの2017年のプロモーション動画。

2016年のシーンを中心にかっこよくまとめられている。

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2017年03月26日

AUDLロサンゼルスアビエイターズのコーチ就任

アルティメットチャレンジャーが、昨年に続き、プロアルティメットAUDLロサンゼルスアビエイターズのコーチを務めることになった。
去年同様、フランクリン・ロー監督のもとアシスタントコーチとしてチームを支えることになる。

チームとしては、昨年初めてプレーオフに進出したものの、プレーオフ1回戦でシアトルカスケーズに敗れてしまったので、それ以上の成績を目指すことになる。
自分としても、精一杯チームのために出来ることをしたい。

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2016年09月30日

2016AUDL優勝決定戦準決勝:ラフネックス対ラッシュのマルチカメラアングル動画

大画面テレビで見るのがベスト。

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2016年09月29日

2016AUDL準ベスト7(動画あり)

2016AUDLの準ベスト7プレーヤー(ベスト7の次の7人)は下記の通り。(敬称略)

ジェフ・ウォダッチ(ワシントンDCブリーズ)
コール・スリバン(ジャクソンビルキャノンズ)
グレッグ・コーエン(サンフランシスコフレームスロワーズ0
ケビン・クインラン(モントリオールロイヤル)
マット・ジャクソン(ダラスラフネックス)
ジェフ・ロスコーン(オースティンソル)
マット・スミス(アトランタハッスル)

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2016年09月23日

2016AUDLベスト7ディフェンダー(動画あり)

2016AUDLのベスト7ディフェンダーは下記の通り。(敬称略)

ピーター・グラフィ(マジソンラジカルズ)
アンソン・リパームンド(ピッツバーグサンダーバーグ)
ライアン・ドロスト(ニューヨークエンパイア)
ジェフ・シルバーマン(ロサンゼルスアビエイターズ)
マイケル・マティス(オースティンソル)
マット・ジャクソン(ダラスラフネックス)
ダン・エモンズ(ダラスラフネックス)

0分57秒からのマイケル・マティス選手のディフェンスはスローのコースに入って一度手に当てた後の反応とディスクへのスピードが素晴らしい。

また、1分32秒からのジェフ・シルバーマン(ロサンゼルスアビエイターズ)のダイブDは、駆け上がりに対して完全にポジションを取られながらも、驚異のスピードで相手を追い抜きブロックしている。

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