2007年03月10日

アルティメット用語「ガイア(Gaia)」

今日の用語は「ガイア(Gaia)」。
アルティメット専門スポーツメーカーです。

ガイア(Gaia)
カナダ・バンクーバーに本社があるアルティメット専門のスポーツメーカー。
ギリシア神話に登場する大地の女神「ガイア(Gaia)」が名前の由来。
そのロゴマークマークはダイビングキャッチを試みるプレーヤー、又はディスクを掴もうとする手をイメージしていると言われている。

好きなスタイル・カラーが選べるカスタムユニホームのほか、スパイク、バッグ、キャップ、リストバンド、ディスク、その他アクセサリーなどをアルティメットに特化した商品を製造・販売している。
また、アルティメットプレーヤーがグラウンド外でも着ることを想定したライフスタイルシャツやパーカーなどもある。
バンクーバーにあるUPAの強豪チーム・フュリアスジョージのプレーヤーをモニターとして抱え、彼らの念入りなフィールドテストのフィードバックを基に商品が開発されている。
現在、唯一の世界規模のアルティメットスポーツブランドで、北米はもちろん、日本、ヨーロッパ、オーストラリアなどでその人気は高い。

ネット販売が中心だが、バンクーバーにはお洒落なカジュアルブランドショップが立ち並ぶ通り沿いにコンセプトストアを構える。
日本では、クラブジュニアがその総代理店となっている。

▼ガイア(Gaia)・コーポレートサイト
http://www.gaiaultimate.com/

▼ガイア(Gaia)商品の購入
クラブジュニアネット(Club Jr. net)
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2007年03月04日

アルティメット用語「キャラハンゴール」

今日の用語は「キャラハンゴール」。
日本では聞きなれない言葉ですが、かなりエキサイティングです。

キャラハンゴール
UPAの大会だけに採用されている特別ルール。
ディフェンスチームが相手チームのゴールゾーン内でパスをインターセプトした瞬間、それが得点となる。
つまり、インターセプトした後、ゴールラインまで戻り、味方にパスをするという必要がない。

WFDFではこのルールは認められていないため、世界大会などでは作用されていない。
UPA関連の大会か、北米で行われるトーナメントなどでしか見ることができない。

独自ルールの是非はともかく、このルールはアルティメットをかなりエキサイティングさせることは確か。
スローオフがゴールの中に落ちようものなら、ディフェンスは目の色が変わる。
オフェンスもいつもよりプレッシャーを感じてしまい、スローに狂いが生じてしまったりするのだ。
もし観客がいれば、間違いないく「キャラハーン!」とキャラハンゴールを期待するコールが起こり、本当にキャラハンゴールが起きようものなら、大歓声となる。

ちなみに、キャラハンとは、強盗の襲われ不慮の死を遂げたオレゴン大学のアルティメットプレーヤーの名前から付けられている。

▼Ultimate・scoring(英語版Wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Ultimate_(sport)#Scoring

▼Henry Callahan(英語版Wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Henry_Callahan
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2006年12月14日

アルティメット用語「ジャンク」

今日の用語は「ジャンク」。
ジャンクディンフェンスとか、ジャンクDとも呼ばれたりする。

ジャンク
広義の意味でゾーンディフェンスの一種。
英語のスラングで変化球のことをジャンクボールと言ったりすることから、
変化するディンフェンスという意味から名前が付いた推定される。
また、junk=粗悪品・安物という意味もあり、いい加減なディフェンスという意味でこう呼ばれている可能性もある。

マンーツーマンディフェンスや一般的なゾーンディフェンス、クラムといった既存のディフェンスに当てはまらないディフェンスを言う。
マンツーマンディンフェンスに近いものから、ゾーンに近いもの、全く決まりごとを決めずに各プレーヤーの思うままにディフェンスするというもの、まで、各チームによって、その形態は全く違う。

カッテ(勝手)やKと呼ばれたりするディンフェンスもジャンクと言える。
これは文字通り各プレーヤーが勝手にディフェンスするという全く決まりの無い状態がある意味決まり事となっている。

文化シヤッター・バズバレッツが近年でやっているジャンクは、どちらかと言うとマンツーマンに近く、決まり事もいろいろあるとみられ、新しいディフェンス形態と定義してもよいかもしれない。
因みに、このジャンクは世界アルティメットクラブチーム選手権で、相手チームをことごとく混乱に落とし入れ、文化シヤッター・バズバレッツが見事優勝を遂げた一つの要因となった。
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2006年12月01日

アルティメット用語「グレイテスト」

今日の用語は「グレイテスト」。
文字通り、アルティメットで最も素晴らしい
【Great(グレイト:素晴らしい、偉大な)+est(最上級:最も)】プレーを言う。

グレイテスト
オフェンス時、アウトオブバウンズ(又はライン際)上の空中にあるディスクをフィールドの中からジャンプして空中でキャッチし、足(又は体のどこか)がアウトオブバウンズに着地するまでに、空中でディスクをフィールド内に向かって投げ、味方へのパスを成功させること。

日本ではほとんど見かけないが、UPAの大会ではちょくちょく見かける。
すごいのはUPAではこのプレーを予測してオフェンスのプレーヤーが準備しているところ。
グレイテストを試みたのにキャッチする人が準備していないで不成功に終わると凄い勢いで怒ってたりする。ある意味それもすごい。

UPA2006のオープン決勝ではグレイテストでゴールを決めたシーンがあった。
得点したチームも観客も大盛り上がりだった。

日本でもみんなトライしよう。
でも、グレイテストしなくても済むのが一番だけど・・・。
あくまで万が一の時に。

▼The Greatest(英語版Wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Ultimate_%28sport%29#The_Greatest
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2006年09月12日

アルティメット用語「ホライゾンタルオフェンス」

今日の用語は「ホライゾンタルオフェンス」。
2001年頃からUPAで主流になり始めたオフェンスのかたち。
現在では、UPAのトップチームのほとんどが取り入れています。

ホライゾンタルオフェンス
オフェンスの体系の一種。
スタックを組んで攻めあがるバーティカル(垂直)オフェンス【別名:スタンフォードオフェンス】に対して、ホライゾンタル(水平)にプレイヤーがポジショニングする。
ジャーマンオフェンスなどのヨーロッパで主流のオフェンス体系から派生したとも言われている。

ポジションは、ハンドラー3人、レーンカッター4人の2種類。
特徴は、奥(ゴール方向)に大きなスペースがあり、ロングシュートが狙いやすいこと。4人のレーンカッターは常にロングシュートを狙える位置にいることが大切。ハンドラーはディスクをキープすること、チャンスがあればロングシュートをうつことが役目。

3人のハンドラーは真ん中、左右と大きく開いてポジショニングする。
4人のレーンカッターは、ハンドラーから10m〜15mくらいの位置に水平(ホライゾンタル)にポジショニングする。この時、真ん中の二人の間のスペースを少し広く開けておくと攻めやすい。
ディスクがどちらかのサイドによってしまうと、反対側のサイドにいるレーンカッター2人にパスを出すのが難しくなってしまうので、なるべくディスクは真ん中おいておくようにすると効果的。

とにかく、ハンドラーもレーンカッターもロングシュートを狙うことがまずは大切。

▼ホライゾンタルオフェンス・プレイブック(PDF)
http://www.ultitown.com/ultimatechallenger/playbook/horizontal.pdf

※誤った内容や補足情報があれば、遠慮なくメールかコメントでご指摘下さい。ご協力お願いします!
☆また教えて欲しい単語を書き込んでもらえれば、分かる範囲で回答したいと思います。
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2006年08月29日

アルティメット用語「クラブジュニア(Club Jr.)」

今日の用語は「クラブジュニア」です。
日本でアルティメットをやっているならば、この会社を知っておいて損はありません。アルティメットがここまで広まったのも、この会社のおかげです。

クラブジュニア(Club Jr.)
株式会社クラブジュニア。創業は1987年。日本のアルティメットを創成期から現在に至るまで支えてきた会社。アルティメットをはじめとするディスク関連業務(販売・イベント企画運営)のほかにも玩具・輸入雑貨の販売を行っており、むしろ本業はこちら。過去にはローラーブレード、ハイパーヨーヨー、キックボードなどの大ヒット商品の販売も手がけている。

ウルトラスターで有名なディスクラフトの正規輸入代理店。
また、GAIAの正規輸入代理店でもある。
これらの商品販売の他に、世界最大級のアルティメット大会「ドリームカップ」や「GAIAカップ」などの大会を主催している。

普及活動にも力を入れていて、講習会への講師派遣なども行っている。
日本フライングディスク協会にもスタッフを派遣しており、
日本のディスク界はこの会社無しには成り立たない。

東京・新小岩に東京ショップ(東京営業所)、福島県に東北DEPOTがある。
東京ショップのほか、オンラインショップ「クラブジュニアネット」でも、商品が購入できる。

▼株式会社クラブジュニア
http://www.clubjr.com/

▼クラブジュニアネット【オンラインショップ】
http://www.clubjr.net/

▼クラブジュニア・アルティメットナビ
http://www.clubjr.com/ultimatenavi/

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2006年08月28日

アルティメット用語「アルティメット」

まだ思いつきが続いています。
今日はこのアルティメット用語集を読んでいる人には必要ないかなと思いながらも、「アルティメット」の説明です。

アルティメット(ULTIMATE)
7人対7人でフライングディスク(フリスビー)を使って行うチーム競技。
10種目はあるフライングディスク種目の中で、テクニック・パワー・スピード・体力全ての要素が最も必要な文字通り究極の(=ULTIMATE)チームスポーツ。
最大の特徴は審判が存在せず、フェアプレーの精神に則ったセルフジャッジで試合が行われるということ。スピリットオブザゲームと呼ばれ、アルティメットで最も大切なルール。
フィールドは37m×100m。コートの両サイドにエンドゾーンがあり、その中で味方からのパスをキャッチすれば得点(1点)。ディスクをキャッチしたらその場で止まってパスをしなければならない。ピボットはOK。相手を妨害するための身体接触は禁止されている。

▼ウィキペディア「アルティメット」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%A1%E3%83%83%E3%83%88

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2006年08月26日

アルティメット用語「文化シヤッター・バズバレッツ(Buzz Bullets)」

今日も思いつきが続いています。
今日の用語は現在、国内無敵のチーム「文化シヤッター・バズバレッツ」です。
この調子で毎日一語アップできるといいのですが。
まあ、これからも気が向いた時に追加していきます。

文化シヤッター・バズバレッツ(Buzz Bullets)
現在、日本で唯一の実業団のアルティメットチーム。
文化シヤッター株式会社は東証一部上場の大手シャッター・ドアメーカー。

バズ(Buzz=ハチなどが飛び回る様子)・バレッツ(Bullets=弾丸)とは「ぶんぶん飛び回る弾丸」の意。
文化シヤッターの社員を中心に数名の強化選手(社員以外のプレーヤー)が所属。
1998年社内サークルとして結成され、1991年に実業団チームとなる。1999年から前人未到の全日本アルティメット選手権7連覇を達成。1999年以降、日本で行われた大会での敗戦は、2001年全日本予選のボンバーズ、2003年ドリームカップ決勝でのフュリアス・ジョージの2度のみと国内では圧倒的な強さを誇る。

ECC(エメラルド・シティ・クラシック)などアメリカのトーメントや世界大会などにも積極的に参加している。2002年世界アルティメット・クラブチーム選手権大会(ハワイ)では、日本のオープンのチームとしては、至上最高の10位を獲得。本年度のパースで行われる同大会での活躍が期待される。

2004年世界アルティメット選手権大会(フィンランド)、2005年ワールドゲームス(ドイツ)の日本代表の中心選手の多くを輩出。日本のアルティメット界を牽引している。

▼文化シヤッター株式会社
http://www.bunka-s.co.jp/

▼文化シヤッター・バズバレッツ(企業サイト)
http://www.bunka-s.co.jp/corporate/cult_sports/flyingdisc.html

▼文化シヤッター・・バズバレッツ(プライベートサイト)
http://www.geocities.co.jp/Athlete-Acropolis/5124/

※誤った内容や補足情報があれば、遠慮なくコメント欄でご指摘下さい。ご協力お願いします!
☆また教えて欲しい単語を書き込んでもらえれば、分かる範囲で回答したいと思います。
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2006年08月25日

アルティメット用語「UPA」

ちょっと思いつきで、アルティメット用語を紹介していくコーナーを作ることにしました。
いつまで続くか分かりませんが、不定期に更新する予定です。
で、記念すべき第一回は「UPA」です。
ちなみに、これは公開アルティメット用語集にしたいので、誤った情報や補足情報のご指摘は大歓迎です。ご協力よろしくお願いします!

UPA(ユーピーエー)
Ultimate Players Association(アルティメット・プレーヤーズ・アソシエイション)の略。
直訳すると「アルティメット選手協会」。
北米(アメリカ・カナダ)のアルティメット競技を統括する団体。
日本と違い、アルティメット競技だけで団体が独立している。
ちなみに、北米ではディスクゴルフ、フリースタイルなども独立した団体がある。

毎年、10月末に行われるUPA Nationals(ユーピーエー・ナショナルズ)は北米選手権(本戦)と呼ばれ、事実上の世界一が決定すると言われる。2002年にハワイで行われた世界アルティメットクラブチーム選手権では全ディビジョンを北米のチームが制した。
また、オープン部門では上位9チームまでが全てUPA所属のチームだったことからもそのレベルの高さが分かる。ちなみに、第10位は日本の文化シヤッター・バズバレッツ。

オープン・レディースの他に、マスターズ、ミックス部門がある。
また、日本と同様に下部団体として、学生団体(UPA College:ユーピーエー・カレッジ)があり、UPA College Nationals(ユーピーエー・カレッジ・ナショナルズ:北米学生選手権)が行われている。
ジュニア(高校生以下)の育成活動も積極的に行っている。

▼UPA公式ホームページ
http://www.upa.org/

▼UPA関連DVD【販売】
http://www.clubjr.net/shop/B011/NS5EVR1mg/syolist/14

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posted by Ultimate Challenger at 11:34| Comment(171) | TrackBack(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする