2011年02月03日

アルティメット用語「レイアウト(Lei-Out)」

正式名称:レイアウトビーチアルティメット(Lei-Out Beach Ultiamte)

アメリカ・ロサンゼルス近くのサンタモニカビーチで毎年1月に開催されているアメリカ最大のそして最高レベルのビーチアルティメット大会。

1999年に数人のアルティメットプレーヤーがビーチに集まってプレーしたのが始まり。
2011年の大会には、130チーム&1,500以上の選手が参加。またコート数は何と58。
カリフォルニア州の選手を中心に、全米中いや世界中から参加者が集まる。

真冬の真っ只中で行われるが、南カリフォルニアと言うことで天気が良ければ、水着姿の人達も見られ、海に入る人達さえいる。

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AトーナメントとBトーナメントに別れ、Aトーナメントは真剣にやりたいチーム、Bトーナメントは楽しくやりたいチームが自己申告でエントリーする。

同じカリフォルニア州のサンフランシスコの強豪、リボルバーやフューリー、サンディエゴのストリートギャングやサファリの選手も多く参加し、決勝戦はかなりのハイレベルな争いとなる。

そこまで真剣なのはちょっと、という人には、Bトーナメントでゆったりと楽しむということも出来るという、性別・レベルに関係なく楽しめる素晴らしいイベント。

試合後には、サンタモニカの街や名物のサンタモニカ・ピア(桟橋)の遊園地や水族館、レストラン、ギフトショップで観光を楽しめる。また、土曜夜に大会主催のパーティがある。

ちなみに、レイアウト「Lei-Out」と言う名前は、ハワイ語で花輪を表すレイ「lei」と英語でダイブを意味するレイアウト「lay out」をかけている。

レイアウトビーチアルティメット公式サイト(英語)
http://leiout.com/
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2011年02月02日

アルティメット用語「USA ULTIMATE」

USA ULTIMATEとは主にアメリカのアルティメットを統括する団体。
かつてはUPA(Ultimate Playears Association)という名前でしたが、昨年、名称が変更されました。

理由の一つしては、、UPAという名前が一人歩きし、アルティメット(Ultimate)という言葉が表に出る機会が減っていたので(例:UPAクラブ選手権など)があったそうです。

名称変更に伴い、ロゴは刷新、WEBサイトもリニューアルされ、試合の映像や選手&幹部のインタビューなど動画コンテンツもあり、テキスト情報も含め、かなり充実しています。

また、オンラインで会員申込み&会費支払いが可能です
ちなみに、USA ULTIAMATEはアメリカの団体ですが、海外在住でも申込みが可能で、年4回の機関紙発行や公認大会参加など特典も得られるので、英語ができる人は会員になっても良いかもしれません。

この辺は、アメリカの統括団体でありながら、USA ULTIAMATEクラブ選手権にカナダやメキシコのチームの参加を認めていること含め、アメリカの独特の包容力というか寛容さということでしょうか。

ただ、以前、日本のチームの参加の可否を聞いたら、陸続きで隣り合っている国(カナダとメキシコ)以外の参加は認めていないと言うことでした。

以下は、年明けに届いた自分のUSA ULTIMATE会員証とステッカーです。

20110202.JPG

ステッカーはスーツケースにでも貼りますか。

USA ULTIMATE公式サイト(英語)
http://www.usaultimate.org/
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2011年01月28日

アルティメット用語「ビーチアルティメット(Beach Ultimate)」

ビーチアルティメット(Beach Ultimate)

砂浜で行われる5対5のアルティメット競技
気軽に楽しめる一方、砂浜という場所柄、ダイビングキャッチなどダイナミックなプレーが頻繁に見られる。

2010年よりWFDFに正式にフライングディスク競技の一つと承認され、アルティメットとビーチアルティメットはそれぞれ別の競技種目であると認定された。

コートは通常のアルティメット競技よりも小さく、全体が75m×25mで、プレイングフィールドは45m、ゴールは15mとなっている。
アルティメット同様セルフジャッジで行われるが、よりスピリット・オブ・ザ・ゲームが重視され、SOTG(Spirit of the gameの略)スコアリングシステムが各種大会で採用され、WFDFもアルティメット競技の大会において、このシステムを参考にしたり、採用している。

5対5のほか、46m×27mのフィールド(ゴールは7.5m)で行われる4対4のルールもある。

統括団体はBULA(Beach Ultimate Lovers Assosiation)。

世界大会は過去に2004年ポルトガル、2007年ブラジルで行われ、2011年イタリアではWFDFと初めての共催となる。

日本では2000年より開催されている湘南でのビーチアルティメット大会が有名だが、福岡や沖縄等でも毎年大会が開催されている。

BULA(Beach Ultimate Lovers Assosiation)公式サイト
http://beachultimate.org/


ビーチアルティメットフレンドシップ湘南
http://beachultimate.jp/
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2011年01月27日

アルティメット用語「ドリームカップ(Dream Cup)」

正式名称:クラブジュニア・アルティメット・ドリームカップ(CLUB Jr. ULTIMATE DREAM CUP)

1999年、それまで同時期に開催されていたジャパンカップと言う大会が当時企画と運営を担っていた会社の都合により行われなくなったことをきっかけに、クラブジュニアが創設・主催し、企画・運営も行っている日本最大のアルティメットイベント。世界的に見ても参加人数だけを見れば、世界選手権等にも匹敵する最大級の大会。

第一回の1999年大会から年々参加チーム・参加者が増え続け、2010年は150チーム以上・約2500人の参加が予想される。
当初はオープン&ウイメン部門のみの開催であったが、2006年よりミックス部門も開催されている。

開催地は初回の1999年のみ、茨城県波崎町で、それ以降は静岡県富士市(富士川緑地公園)。
晴れている日には、フィールドから富士山が裾野から頂上まで一望でき、素晴らしい景色が眺められる。
大会の開会式や閉会式には各関係者をはじめ、地元富士市市長も来るなど、地元の熱い支援を受け、最近では、地元旅館業組合によるお汁粉や豚汁の無料サービスが参加者達の楽しみの一つとなっている。

第5回記念大会の2003年には前年の北米選手権チャンピオンであるフュリアスジョージを招待し、日本で初めて海外のトップチームが大会に参加し、優勝した(オープン部門)。
この時、日本で圧倒的な強さを誇っていた文化シヤッター・バズバレッツが決勝で敗れたが、この敗戦が人一つのきっかけとなって、その後、バズバレッツは本格的に世界のトップを目指すこととなった。
(そして、現在ではアメリカのトップチーム同様、世界中にその名を知られる強豪となっている)

また、第10回記念大会となった2008年には、同じく前年の北米選手権チャンピオンのサカイ(オープン部門)、フューリー(ウイメン部門)を招待した。
この年は、決勝戦で地元日本が奮闘し、バズバレッツ、ウイメン日本代表がそれぞれサカイとフューリーを破って優勝した。

また数年前から、地元静岡テレビによるテレビ放送(録画)も行われている。

この様に、規模、レベル、イベント性などあらゆる面において日本一の大会だと言える。

因みに、2011年の開催は3月11日(金)〜13日(日)。

ドリームカップ
http://www.clubjr.com/dreamcup.html


2011ドリームカップ公式サイト
http://ultimatedreamcup.clubjr.jp/
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2011年01月25日

アルティメット用語「パガネロ(Paganello)」

パガネロ(Paganello)

毎年、4月にイタリアのリミニという街の開催される世界最大のビーチアルティメットトーナメント。

大会中にはフリースタイル世界大会やエキシビジョンが行われたり、その他、イベントやパーティがが毎日開催され、期間中は数千人の選手・観客が訪れる。
また、ジュニア部門もあり、世界中から老若男女問わず沢山の人が参加する。
ある意味、世界最大のアルティメットイベントと言えるかもしれない。

ビーチアルティメットと言えども、シーズン前の4月という時期、また、水の都ベネチアから約2時間程度という場所柄もあり、ヨーロッパはもちろん北米からもトップ選手が多く訪れ、決勝戦はかなりのレベルの高い熱戦となる。

また、大会自体は世界で一番楽しいアルティメットイベントと呼ばれる程、イベントが盛り沢山で、あらゆるレベルのアルティメットプレーヤーはもちろん、アルティメットをプレーしない人でも楽しめると言われている。

2010年よりWFDFにおいてビーチアルティメットが正式に競技として認められたこともあり、ますます注目の大会である。

パガネロ公式サイト
http://www.paganello.com/
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2009年09月17日

アルティメット用語「ザ・ハドル(THE HUDDLE)」

ザ・ハドル(THE HUDDLE)
http://www.the-huddle.org/

サカイ(Sockeye)の中心選手ベン・ウィギンスが編集長を務める2008年から始まったアルティメットWEBマガジン。アルティメットに関する様々なトピックに対し、アメリカ・カナダ・オーストラリアの元現トッププレーヤーや教会関係者が自分の意見や感想を寄稿している。

定期的に更新される戦術的・技術的トピック(Issues)のほかに、特集記事(Features)、ブログ(Weblog)なども掲載されていて、トップ選手が考えていることを読めるのは非常に興味深い。

例えば、「ホライゾンタルオフェンスorバーティカルスタック、どっちがいい?」とか、「ワールドゲームズ2009情報」などあり、英語が分かる人はぜひ定期的にチェックしてみると面白いと思う。

ちなみにこのWEBサイトの運営にはUPAからの補助金が充てらているとのこと。金銭的に余裕があるUPA(北米アルティメット協会)がうらやましい限りである。

実はチャレンジャーもベンから記事の執筆を頼まれたことがあるのだが、忙しくてまだ実現してない。いつか時間がある時にやりたいと思っている。また、面白いトピックについては、このブログ上で(日本語で)紹介したいと思っている。

余談だが、このサイトに使われている素晴らしい写真は、世界的に有名なアルティメット写真家であり、ベンの母親でもある、スコベル・ウィギンス氏撮影のものである。

ザ・ハドル(THE HUDDLE)
http://www.the-huddle.org/

スコベル・ウィギンス氏公式サイト(写真多数あり)
http://www.scobelwigginsphotography.com/

【追記】
2010年にザ・ハドル(THE HUDDLE)USA ULTIMATEのいちコーナーとなることが決定しました。
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2009年09月09日

アルティメット用語「壱(うの)」

壱(うの)
愛知県名古屋市を拠点とする日本の、そして世界のトップチーム。
2005年に結成された比較的新しいチームだが、結成以来、各大会で常に上位に入る安定した強さを持つ。特に2006年はドリームカップと社会人選手権を優勝、全日本選手権と世界クラブ選手権は準優勝と好成績を収めた。

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マッドハックとともに日本のウイメンの3強の一角。
学生の強豪、中京大学のOGを中心としたメンバー構成ながら、他大学や社会人からアルティメットを始める選手も受け入れている。

アメリカの招待制大会「エメラルド・シティ・クラシック(ECC)」には2007年、2009年と参加し、ともに5位。特に、2009年は主力選手を怪我等で欠く中、若手中心で臨み、2008UPA準優勝のライオットを破るなど健闘した。

ドリームカップや社会人選手権では優勝経験があるものの、全日本選手権ではマッドとハックの壁の前に、まだタイトルは獲得できていない。
悲願の全日本選手権優勝に向けて、2009年から元日本代表主将(元文化シヤッター・バズバレッツ主将でもある)の那須氏をコーチに迎え、早速3月のドリームカップでハック、マッドを破り優勝を果たし、結果を出している。

ECCでの若手の活躍もあり、2009年は最注目のチーム。
また、3チームしか存在しないクラブジュニアスペシャルサポートチームの1つである。

壱オフィシャルサイト
http://vivauno.web.fc2.com/

クラブジュニアスペシャルサポートチーム・壱
http://www.clubjr.com/specialsupport_uno.html
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2009年09月08日

アルティメット用語「ハック(HUCK)」

ハック(HUCK)
日本体育大学OGを中心に2003年に結成され、いきなりその年の全日本選手権を制覇するという快挙を成し遂げたウイメンの強豪チーム。2003・2004・2007年の全日本チャンピオン。マッド(MUD)壱(うの)ともに、ウイメンの3強と呼ばれている。

結成以来6年間で、決勝進出を逃したのは2006年だけと安定した強さを誇る。結成後、しばらくは新しいメンバーの加入が無く、常に10人程度の少ない人数で戦うイメージがあったが、最近では様々な大学から選手が加入している。

チーム名のハック(HUCK)とは、英語でロングパスの意味を持つ。
また、マーク・トウェイン執筆の物語・トムソーヤーの冒険に出てくる登場人物「ハック(ハックルベリー・フィン」から来ているとか。

ハック公式サイト
http://blog.livedoor.jp/huck_huck/
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2009年07月01日

アルティメット用語「エメラルド・シティ・クラシック(ECC)」

毎年、8月のお盆のあたりにアメリカ・ワシントン州バーリントン(シアトルから車で1時間くらい)で開催されるトーナメント。
主催は、シアトルに本拠地を置く強豪チーム・サカイとライオット。

招待されたチームした参加できず、毎年UPAのベスト8のチームがほとんど参加する、UPAクラブ選手権に次ぐハイレベルな大会となっている。チャレンジャーが企画に携わらせてもらった、2009年5月に行われたクラブジュニア・インビテイショナル(CJI)の参考となった大会である。

UPA予選は9月から始まるので、各チームともこの大会で自分達の実力を図り、あるチームは自信をつけ、あるチームは課題を見つけ、残り一ヶ月に迫ったUPA予選に臨むという、かなり重要な大会となっている。

毎年、土曜日の最終試合はショーケースゲームが組まれ、他チームはサーモンBBQを食べながら、その試合を観戦し非常に盛り上がる。2003年はマッドがショーケースゲームを戦い、地元ライオットの惜敗したものの熱戦を繰り広げ、大会を多いに盛り上げた。

2007年は前年の世界クラブ選手権(UPAトップチームは参加してない)の金メダルを引っさげて参加した文化シヤッター・バズバレッツが怒涛の快進撃を続け、UPAのトップチームをことごとく撃破。予選リーグ戦でフュリアスジョージには惜敗したものの、その後、勝ち続け、決勝に進出。

地元サカイとの決勝はECCの歴史に残る名勝負となり、16-17と1点差で惜しくも敗れたものの、遠く日本からやってきて、前年UPA覇者のサカイ(2007年も連覇)を苦しめたバズバレッツには惜しみの無い拍手が送られた。

2003年から文化シヤッター・バズバレッツとマッドが参加をしていて、2007年からは壱も参戦している。今年から、より国際的になり、コロンビア・イギリスからもチームが参加するとのこと。(スウェーデンのチームも現在交渉中)

昨夏の世界大会で好成績を残した日本(オープン3位、ウイメン2位)の評価は高く、今年、日本のチームとしては、文化シヤッター・バズバレッツ、マッド、ハック、壱の4チームが招待されたのだが、新型インフルエンザ等のため、実際に参加するのは壱のみ。(サカイとの個人的な繋がりで日本チームの招待はまずチャレンジャーに連絡が来る)

壱には、ぜひ日本の代表としての活躍を期待したい。

エメラルド・シティ・クラシック公式サイト(英語)
http://emeraldcityclassic.com/


2005エメラルド・シティ・クラシック(エキシビジョン)・文化シヤッターバズバレッツvsサカイ
http://www.clubjr.tv/


2007エメラルド・シティ・クラシック(ECC):日本チームスペシャル版DVD
http://www.clubjr.net/shop/B011/NS5EVR1mg/syoinfo/500
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2008年07月01日

アルティメット用語「ポトラッチ(Potlatch)」

ポトラッチ(Potlatch)
シアトル近くのレッドモンドという街(マイクロソフト本社がある)で毎年7月第一週末に行われる(恐らく)世界最大のミックストーナメント。西海岸を中心に北米中から選手が一同に集う。

元々、ポトラッチ(Potlatch)とは、北米の太平洋沿岸の先住民が行った儀式の名前で、自分の地位が向上したこと、あるいは裕福になったことを誇示するために、祝宴を開き、招待客に豪華な贈り物をするイベントだったとのこと。

アメリカ最大の休日とも言える7月4日の独立記念日が金曜で3連休となる今年はなんと130チームが参加。確実に2000人を超える参加者が集まるだろう。

アメリカは日本と違い、オープンやウイメンズの選手がミックスでプレーすることはほとんど無いのだが、この大会だけは特別。シアトルのサカイやライオット、バンクーバーのフュリアスやカナダ代表ウイメンズなんかも(もちろん他のトップチームのプレーヤーも)思い思いのチームで参加してくる。

当然、ベスト8を超えるとレベルは高く試合も見ていて面白いのだが、この大会の最大の魅力はコスプレ。そう読んで字の如く。コスチューム・プレイ。まさにコスチュームを着てプレーするのだ。プレーと言ってもアルティメットですが。念のため。

各チームともテーマがあり、それに沿ってドレスアップするのだ。動きやすいとかは二の次のコスチュームを着てくるチームもたくさんいる。

例えば、着ぐるみ。これはまだ序の口。
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船の乗組員とか。
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そして、彼らのコートサイドには、沈没しかけている船が・・・タイタニック!?
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フォーマルなスーツとネクタイでプレーしている(絶対暑いはず・・・)チームやポパイの格好でパイプを加えながらストーリングする選手とか(ストーリングが言えてない・・・)、それでも真剣に(?)アルティメットをプレーしているところが見ていてホント笑えるのだ。

そして、もちろん、土曜の夜のパーティにはシアトル名物のサーモンのBBQが振舞われ、飲めや歌えや踊れの大盛り上がり。日曜の朝の第一試合が時間通りに始まったのを見たことが無い。この大会はかなりゆるいので試合開始時間に遅れても、スクラッチにならないのだ。まあ全チーム確実に遅れるから、厳しくしたら全チームスクラッチになってしまうのだが・・・。

チャレンジャーが知る限り、最も楽しい北米のアルティメットトーナメントである。コスプレでもアルティメットでもパーティでも、楽しめるこの大会、ぜひ来年はみなさんも参加してみませんか?

<プチ情報>
2005年はワールドゲームズアメリカ代表とカナダ代表が出場したりしたこの大会、2008年は7月4日(金・祝)にアメリカ代表ミックスvsカナダ代表ミックスとサカイvsポットラッチオールスターズのエキシビジョンマッチが行われるとのこと。チャレンジャーも観戦予定なので、レポートをお楽しみに!

ポトラッチ公式サイト(英語)
http://potlatch.discnw.org/
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2008年06月19日

アルティメット用語「ベジグリフォン(Vegegriffon)」

ベジグリフォン(Vegegriffon)
2007年に早稲田大学、慶応大学、日本大学のOBが中心となって結成された新しいチーム
現在は、國學院大學、ICU、東京外語大学、日本体育大学などのOBも加わり、かなり多様な顔ぶれとなっている。

名前は、東京エ○ス倶楽部という卑猥な名前での登録が日本フライングディスク協会に却下され(あたりまえ)、どうでもよくなったキャプテン曽我選手がインスピレーションで決定。副題が常に存在し、去年は「さわやか革命2007」。今年の副題は7月の東日本社会人リーグで公になる。

2007年は全日本選手権13位ともう一つの成績であったが、紅白戦やバズバレッツやオープン日本代表との合同練習など地道な練習が実を結び、2008年6月に開催されたディスクステージカップin熊谷では、準決勝で前評判の高かったシータを破り、オープン日本代表に次ぐ、準優勝を果した。同じく、2007年に結成されたシータ(θ)とは出身大学も同じ選手も多く、年代も近いので、今後、ライバル関係が続く可能性がある。

チームの方針として、日々の練習では出来るだけ紅白戦を行う、ということを掲げており、2008年に入って新人の加入もあり、これがかなり実現でき、密度の濃い練習が行われている。
現在、日本で紅白戦ができる人数を集められるクラブチームはベジグリフォンとロキートスぐらいだろう。

また、プロのフィジカルトレーナーとも契約し、基礎体力向上の為のトレーニングメニュー等の作成や体力測定等を定期的に行い、フィジカルのアップを目指している。加えて、学生トレーナーとも契約し、日々のコンディショニングにも万全の体制を整えている。

昨年の課題だった受けに回った時にパフォーマンスが落ちる点は、フィジカルの向上と有望な新人の加入による勢いで乗り切りたいところ。熊谷の大会では、タイトな試合スケジュールにも関わらず、フィジカルの強さで他チームを下し(後半に突き放すパターンが多かった)、一躍、2008年の注目No.1チームとなった。

今年はこのベジグリフォンから目が離せないだろう。

ちなみにチャレンジャーの現所属はこのベジグリフォン。

ディスクステージカップin熊谷

アルティタウン投票企画・ディスクステージカップin熊谷、準優勝は?
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2008年02月12日

アルティメット用語「フューリー(Fury)」

フューリー(Fury)
アメリカ・サンフランシスコを代表とする現在、圧倒的強さを誇るチーム。
UPA2連覇中で、ここ数年は予選・本戦含めほとんどの相手を一桁得点に押さえ、
圧勝を続けている。

1999年にUPA初優勝してから、優勝4回、準優勝1回、3位3回と安定した強さを
維持している(2000世界クラブチーム選手権は6位)。2006年8月にアメリカの
シアトル郊外行われたエメラルド・シティ・クラシック(ECC)では、日本の
マッド・壱を全く寄せ付けず快勝している。

スピード・高さ・パワー・テクニックを兼ね備えた、欠点を見つけるのが難しい程
完成度が高いチームとなっている。アルティメットのチームでは珍しくコーチを
採用し、試合では出場メンバー及び戦術の決定は全てコーチが行っている。

チーム名のフューリー(Fury)は激怒の意。
その名の通り非常に熱いチームである。

▼フューリー公式サイト(英語)
http://www.furyultimate.com/

▼2007UPAナショナルズDVD(クラブジュニアネット)
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2007年12月29日

アルティメット用語「UltiVillage(アルティビレッジ)」

UltiVillage(アルティビレッジ)
カナダ・バンクーバーにあるアルティメット専門DVD制作会社

2004年のUPAシリーズ&ナショナルズを収録したDISC1を初めて世に送り出してから、DISC2〜4、2006世界ジュニア選手権、2006世界クラブチーム選手権、UPA学生、UPAナショナルズDVDなど北米及び世界のアルティメットDVDを制作する。

撮影から編集、販売まで全て一人でこなす代表のロブは、実は元GAIAの従業員。世界大会やUPAナショナルズなど大きな大会では撮影クルーが複数になる。

見やすいカメラワークやエキサイティングに魅せる編集とテンポのいいBGMはとても評判が良い。
BGMには地元バンクーバーのインディーズバンドの音楽を使用したりしている。
DVDには無い映像が有料で視聴できる動画サイトUVTVの運営も行う。
サイト左上のクリップ・オブ・ザ・デイ(Clip of the day)で、数秒程度の動画が無料で閲覧できる。

日本ではDVD・動画ともにクラブジュニアが総代理店となっていて、クラブジュニアネットやクラブジュニアTVでDVDや動画を購入することができる。

▼アルティビレッジ公式サイト(英語)
http://www.ultivillage.com/

▼UVTV公式サイト(英語)
http://www.ultitv.com/

▼クラブジュニアネット(DVD)
http://www.clubjr.net/

▼クラブジュニアTV(動画視聴)
http://www.clubjr.tv/
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2007年08月16日

アルティメット用語「マッド(MUD)」

マッド(MUD)
2005・2006年全日本選手権を2連覇中の日本のNo.1チーム(ウィメンズ)

2000年に学生時代はライバル関係だった日本体育大学バーバリアンズと成蹊大学リベロスのOGが中心となって結成された。結成当初は、学生選手権覇者同士が集まったチームとあって、活躍が期待されたが、人数不足などもあって、全日本選手権は2000年3位、2001年3位、2002年5位と伸び悩んだ。

その間、2001年には小野田(現姓・森)選手と峰岸選手がカナダ・バンクーバーにアルティメット留学するなど、着々と実力をつけていた。
2002年にハワイで行われた世界アルティメットクラブ選手権(2002WUCC)では、過去最大規模のUPAチームが参加する中、日本チーム最高の8位に食い込み(この時、UPA以外のチームでベスト8に入ったのはマッドとオーストラリアのFreyaのみ)、その実力は世界でも認められるようになった。

2003年には、アメリカ・シアトルで行われる招待制の大会:エメラルド・シティ・クラシックECC)に出場し、並みいる強豪を相手に善戦した。

この年、全日本選手権で初の決勝進出を果たしてからは、4年連続決勝進出と強さを保ち続け、全日本選手権2連覇達成後の2006世界アルティメットクラブ選手権(2002WUCC)では、見事世界一に輝いた。

2007年は大幅に世代交代が行われ、主力メンバーがこれまでとはかなり違った顔ぶれとなり、新しいチームとしてさらなる発展を図っている。
尚、2003・2005年に続き、今年もエメラルド・シティ・クラシックECC)に遠征する。
また、エキシビジョンマッチ文化シヤッター・バズバレッツと共に出場する。

マッド(公式サイト)
http://mudmud.under.jp/

2002年世界アルティメットクラブ選手権・最終結果(公式サイト)
http://www.wfdf.org/events/wucc2002/finalranking.htm

ECC2006DVD販売(クラブジュニアネット
2006ecc_s.jpg

ECC2005動画配信[エキシビジョンマッチ](無料・クラブジュニアTV
http://www.clubjr.tv/
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2007年08月14日

アルティメット用語「Riot(ライオット)」

Riot(ライオット)
アメリカ・シアトルを本拠地とするUPAの強豪チーム(ウィメンズ)

2004・2005年のUPA北米選手権)チャンピオン
ここ4年連続決勝進出しているうえ、2001〜2006年の間に実に5回の決勝進出を果たしている安定感抜群のチーム

同じシアトルに本拠地を置く、メンズのサカイも同様にUPAの強豪チームである。

2002年にハワイで行われた世界アルティメットクラブ選手権(2002WUCC)では、優勝を果たしている。
(2006WUCCは不出場)

名前のRiot(ライオット)は「暴動・反乱」の意。

UPA予選の同じ地区には、バンクーバー、ポートランド・シュワ(Schwa)、サンフランシスコ・フューリー(Fury)が所属し、メンズと同様に少ない予選枠を争って、毎年激戦が繰り広げられる。

ちなみに2006年はこの地区からは、ライオットとフューリーの2チームしか本戦に出場できず、2次予選の決勝戦と本戦の決勝戦が同じ対戦となった。つまり、本戦で3位になる可能性があったチームでも、2時予選突破ができなかったことになる。

サカイとともに、毎年8月にシアトル郊外にUPAの強豪が集まって行われるエメラルド・シティ・クラシックECC)を主催している。

Seattle Riotシアトル・ライオット)公式サイト(英語)
http://www.seattleriot.org/

ECC2006DVD販売(クラブジュニアネット
2006ecc_s.jpg

ECC2005動画配信[エキシビジョンマッチ](無料・クラブジュニアTV
http://www.clubjr.tv/
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2007年07月16日

アルティメット用語「Sockeye(サカイ)」

Sockeye(サカイ)
アメリカ・シアトルを本拠地とするUPAの強豪チーム

2004・2006のUPAチャンピオン
2005は準優勝で、ここ3年連続でUPA決勝に進出している。
ちなみに決勝戦の相手は3年連続でフュリアス・ジョージ。
1997世界クラブチーム選手権(カナダ・バンクーバー)優勝

豊富な運動量を生かしたスピード感溢れるプレーでオフェンス・ディフェンスともに他チームを圧倒する。比較的若いプレーヤーが多く、強豪ひしめくUPAでもしばらくその強さは続くと予想される。
全日本選手権8連覇中、2006年世界クラブチーム選手権優勝の文化シヤッター・バズバレッツでさえ、このチームの運動量・プレースタイルを参考にするほど。

チーム名のSockeyeはシアトルの名物である紅鮭の意味。まさに鮭の遡上のごとく、力強いプレーをする。

UPAの区分けで同じ地区に所属するフュリアス・ジョージとは宿命のライバルで、練習試合・トーナメント・予選・本戦などを合計すると毎年10回以上対戦している。ちなみに、ここ3年間はUPAの1次予選、2次予選、本戦と全てサカイ対フュリアス・ジョージの組み合わせ。

▼Seattle Sockeye(公式サイト・英語)

▼2006UPA決勝・DVD(サカイvsフュリアスジョージ)
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2007年05月27日

アルティメット用語「Furious George(フュリアス・ジョージ)」

Furious George(フュリアス・ジョージ)
カナダ・バンクーバーのUPAの強豪チーム。

2002・2003・2005のUPA(北米選手権)チャンピオン。
2004・2006は準優勝。
ここ最近、UPAはアメリカ・シアトルのSockeye(サカイ)との2強時代と言われ、
強豪ひしめくUPAの本戦で3年連続同じカードとなっている。

1998・2004の世界大会を制したカナダ代表のメンバーがほぼ全員所属するチーム。
40歳を超えるベテランプレーヤーから10代の若手までが見事に融合した、大きな体やスピードなどの身体能力を生かしたプレーを得意とするダイナミックなチーム。

名前のFurious Georgeは、世界的に有名な絵本Curious George(キュリアス・ジョージ:「日本名・おさるのジョージ」)をもじったもの。

Curious:好奇心の強い
Furious:激怒した

と頭文字を一つ変えるだけで、全く違った意味になる。
アメリカや日本をはじめ、世界的に人気のチームロゴは元メンバーのカイ・フーのデザイン。
ちなみに彼は地元バンクーバー市内でギャラリーを構えるプロのアーティスト。

ちなみに、チャレンジャーは2001・2002に所属していた。いい経験だったなぁ。

▼Furious George(公式サイト・英語)
http://www.furiousultimate.com/


▼フュリアスジョージ・オフィシャルディスク
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▼フュリアスジョージ・オフィシャルリストバンド
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▼フュリアスジョージ・オフィシャル巾着袋
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2007年04月05日

アルティメット用語「WUCC(ダブリュー・ユー・シー・シー)」

WUCC(ダブリュー・ユー・シー・シー)
World Ultimate Club Championshipsの略。

世界アルティメットクラブ選手権。アルティメットのクラブチーム世界一を決定する大会。1998年までは2年に一度開かれていたが、その年以降、4年に一度の大会となった。

各部門で日本チームはいつも上位に食い込み、2006年にパースで行われた大会では、オープン(文化シヤッター・バズバレッツ)、レディース(マッド)、マスター(美技)の3部門で優勝を果たした。レディースに至っては、金・銀・銅メダルを日本チームが独占する快挙だった。

これまでのWUCCでは、どの部門でもアメリカのチーム以外が優勝したことはなく、全てが史上初の出来事であった。
ちなみに、ミックス部門の日本チーム最高成績は1998年の準優勝(大阪納豆)。
アメリカ・日本のチーム以外では、カナダ、オーストラリア等が上位の常連である。

▼WUCCのDVD購入
クラブジュニアネット(Club Jr. net)
2006wucc_s.jpg

☆日本チームが優勝した3部門の決勝戦を収録したスペシャル版☆
※かなりオススメです!!
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2007年03月12日

アルティメット用語「ECC(イーシーシー)」

ECC(イーシーシー)
Emerald City Classic(エメラルド・シティ・クラシック)の略。
毎年8月の第3週末にシアトル近くのバーリントンで行われる。シアトルに本拠地を置くサカイ(2006UPAオープン優勝)とライオット(同レディース準優勝)が主催する招待制の大会で、主に前年の北米選手権の上位進出チームが8〜10チーム程度、招待される。

年によっては、北米選手権のベスト8が全て終結することもあり、UPA以外では間違いなく最高レベルの大会である。8月という時期は、9月から始まるUPA予選に向けて、最後の大会となり、各チームとも非常にいいコンディションで試合に臨んでくるため、毎年、強豪チーム同士の熱戦が繰り広げられる。

この大会の上位チームはほぼ間違いなくその年の北米選手権でベスト4あるいはファイナルに進出し、優勝チームが同じの場合もよく起こったりする。その年の北米選手権を占ううえで非常に重要な大会となっている。

2003年と2005年には日本チームの文化シヤッター・バズバレッツとマッド(MUD)が招待され、北米の強豪チームと互角以上の戦いを繰り広げている。ただ、この大会での日本チームの優勝もしくは決勝進出はまだない。

▼ECCのDVD購入
クラブジュニアネット(Club Jr. net)
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▼北米選手権(UPA)のDVD購入
クラブジュニアネット(Club Jr. net)
2006ecc_s.jpg


▼ECC公式サイト
http://www.seattlesockeye.org/ecc/
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2007年03月11日

アルティメット用語「MLU(エムエルユー)」

MLU(エムエルユー)
Major League Ultimate(メジャー・リーグ・アルティメット)の略。
アルティメットをメジャースポーツにすべく2006年7月にアメリカのシアトル郊外で行われたトーナメント。

アメリカ・カナダから、UPAのトッププレーヤーが集結し、それぞれの所属地域別に北西部、南西部、北東部、南東部の4チームに分かれ、総当りの予選リーグとその1位と2位による決勝が行われた。

強豪チームからは5・6人ずつ、その他のチームからも優れたプレーヤーが数人選ばれチームが結成された。当然、メンバーは豪華な顔ぶれとなり、UPAのスタープレーヤーばかりで、試合もレベルの高いプレーの連続であった。

UPAで採用されているキャラハンゴールの他に、MLU特有の2ポイントライン(自陣のブリックポイント)や審判制を採用。見る人に取っては、分かりやすく、またかなりエキサイティングな試合となった。結果は、2007年北米選手権優勝のサカイと同準優勝のフュリアスジョージの選手を多く擁した北西部チームが全勝で優勝した。

▼MLUのDVD購入
クラブジュニアネット(Club Jr. net)
MLU2006_s.jpg


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