2012年02月13日

アルティメット用語「ふたりメット」

ふたりメット(アルティメットチャレンジャー命名)

主に二人の主力選手を中心にオフェンスを進める戦術。
この二人の選手には走力、スロー力、キャッチ力の全てが求められる。

ダブルワイドのブローディ・スミス選手とカート・ギブソン選手の「ふたりメット」は強豪揃いのUSA ULTIMATEクラブ選手権でも炸裂し、チームをベスト4まで率いている。

2011 USA ULTIMATEクラブ選手権・準々決勝:ダブルワイドvsゴード

2011 USA ULTIMATEクラブ選手権・グループリーグ:ダブルワイドvsアイアンサイド

メリットとしては、主力選手の実力が秀でていれば、チームとしての実力の総和が相手チームよりも劣っていても、試合を有利に進めることができ、結果的に勝利する可能性が高まる。

一般的に、この戦術を採用するチームは少ないので、ディフェンスする側としては対応しづらい。
又、ディフェンスが二人の主力選手に集中した所で、ほか選手がうまく絡む様に連携しておけば、相手はよりやり難い。

デメリットは、この二人のうち、一人でも押さえ込まれたり、怪我をしてしまうと、一気に攻撃力が無くなってしまう事にある。

個の力を重視するアメリカでは一部の主力選手が中心にオフェンスを展開するアルティメットは、(特に大学では)よく見られる。

日本でも、去年の本戦で8位に入った甲南大学なんかはこの「ふたりメット」に近いオフェンス形態だった。
主力選手の負担は増すが、他チームでも(特に選手層の薄い場合は)有効な場合もあると思う。

ブローディ・スミス選手の2011年ベスト10プレー



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2012年02月10日

アルティメット用語「チェーンライトニング(Chain Lightning)」

チェーンライトニング(Chain Lightning)
20120210-001.JPG

2009北米(UPA)選手権を制したアメリカ・アトランタを拠点とする強豪チーム。
チーム名の由来は、頻繁に雷が起こることで知られているアトランタの気候から。

チェーンライトニング公式WEBサイト

昨年は主力のジョシュ・ジッパースティン選手を欠きながらも、ディラン・テュンネル選手や元サカイのサム・シーケー選手の活躍でベスト4に進出。
トップ2のリボルバーアイアンサイドに次ぐ、実力を示した。

オーソドックスなバーティカルスタックがメインで、ロングスローを多用するのプレースタイルが特徴。
波に乗ると強いが、流れが悪くなると少しもろい一面もある。

特にアイアンサイドとの準決勝では、7-12(決勝点は15点)の圧倒的不利から、なんと、14-13と逆転し、アイアンサイドをあと一歩のところまで追い詰めた。(結局、17-15でアイアンサイドが再逆転勝利)

2011 USA ULTIMATEクラブ選手権・準決勝:アイアンサイドvsチェーンライトニング(スカイドマガジンン撮影)
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2012年02月08日

アルティメット用語「アイアンサイド(Ironside)」

アイアンサイド(Ironside)
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2008年のチーム結成以来、USA ULTIMATEクラブ選手権にて準優勝3回、3位1回と抜群の安定感を誇るアメリカ・ボストンを拠点とする強豪チーム。
頂点に君臨するリボルバーの対抗馬の一番手と言えるだろう。

もともとボストンには1994〜1999年に6連覇を果たしたデス・オア・グローリー(Death or Glory:通称DoG)という伝説的なチームがあるが(因みにマスター日本代表の本田貴久選手は1999年DoGに所属している)、2006年を最後にこのチームがマスター部門へ移ると、その若手とメタル(Metal)というボストンNo.2チームが一緒になって、アイアンサイドを結成した。

アイアンサイド公式WEBサイト

ボストンには名門ハーバード大やブラウン大などアルティメットの強豪校が多く、そのOBなどをリクルートすることにより、その強さを維持している。

特に、2011年学生MVP(キャラハン賞)を獲得したハーバード大のジョージ・スタブス選手ネックスジェンツアーや昨年のUSA ULTIMATEクラブ選手権で大活躍しており、今後の活躍が期待される。

伝統的に流れる様なバーティカルスタックオフェンスが得意で、個々の高い能力を生かしたプレーが特徴のリボルバーとは対照的なプレースタイル。
ちなみにアンアンサイド(ironside)とは「頑張り屋」の意。

2011 USA ULTIMATEクラブ選手権・準決勝:アイアンサイドvsチェーンライトニングスカイドマガジンン撮影)

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2012年01月24日

アルティメット用語「リボルバー(Revolver)」

リボルバー(Revolver)
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2010年の世界アルティメットクラブ選手権とUSA ULTIMATEクラブ選手権を制し、2011年にはUSA ULTIMATE選手権2連覇を果たした現在世界No.1の実力を持つ、アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコを拠点とするチーム。

リボルバー公式サイト(Revolver)

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2006年にスタンフォード大学とカリフォルニア州立大学バークリー校(UCB)のOBとジャム(JAM)の一部選手が中心となって結成されたチームで、その年にいきなりUPAクラブ選手権の本戦に進出し、5位に入る。

2007年は2次予選でライノ(ポートランド)に破れ、予選敗退するも、2008年は再び本戦進出を果たし、5位。
ジョニー・ブラボーからボー・キトリッジ選手が移籍した2009年は準優勝。そして2010年の初優勝と着実に順位を上げ、頂点に上り詰めている。

7月に大阪府堺市で開催される2012世界アルティメット&ガッツ選手権にはアメリカ代表として参加することが決定済みで、優勝候補の大本命、つまり、金メダルを目指す日本にとっては最大の強敵である。

2011 USA ULTIMATEクラブ選手権・決勝戦:リボルバーvsアイアンサイド動画

2010世界アルティメットクラブ選手権・決勝戦:リボルバーvsサカイ動画


チーム名であるリボルバー(revolver)の由来は、「月の周回」。
月は昇っては沈むということから、何事も現れては去っていく、という意味を込めているらしい。
日本風に言えば、「日はまた昇る」と言った感じかなあ。

バート・ワトソン選手等、実力のある選手達を揃えながらも、チームの調和・規律を重視するところは結成から一貫しており、ボー・キトリッジ選手が加入した2009年の決勝前のインタビューで、当時主将のマイク・ペイン選手は、彼について聞かれた時、「我々には素晴らしい戦術がある。彼もチームの一部。勝つために彼がこのチームにおいて果たすべき役割をするだけだ。」と言ったのは印象的だった。

また、去年のウィメン決勝時にインタビューを受けたバート・ワトソン選手はチームのモットーとして、「IHD」(Intensity:激しさ、Humility:謙虚さ、Discipline:規律)が掲げられ、練習の時から声に出すなど、チームとして強く意識しているとのことであった。

まさに心技体、3拍子揃っている現在世界最高のチームと言えるだろうが、果たして、日本代表は世界選手権で、また、他のアメリカのクラブチームはUSA ULTIMATE選手権で、このチームを倒すことができるのだろうか。
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2012年01月22日

アルティメット用語「ダブルワイド(Doublewide)」

ダブルワイド(Doublewide)

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アメリカ・テキサス州の州都オースティンを本拠地とする強豪チーム。
メンバーは同都市にあるテキサス大学のOBが中心。

▼ダブルワイド公式ページ

USA ULTIMATEクラブ選手権では、本戦出場の常連ではあったものの、上位の壁に弾き返されていたが、2010年から加入したブローディ・スミス選手と同じフロリダ大出身のカート・ギブソン選手の強力コンビと「ふたりメット」戦術の採用により、2年連続でベスト4入りし、強豪チームの仲間入りを果たした。

2011 USA ULTIMATEクラブ選手権・準決勝:ダブルワイドvsゴート戦動画

上の試合は、「ふたりメット」が至る所で見られる。
ゴートはなすすべ無し、と言った感じだ。

2011 USA ULTIMATEクラブ選手権・2次リーグ:ダブルワイドvsアイアンサイド戦動画

そして、王者リボルバーの最大のライバル・アイアンサイドをあと少しの所まで追い詰めたこのゲーム。
終始、自分達のペースで試合を進め、13-10まで(ゲームポイント15点)いきながら、15-17で逆転負けをする当たりが、まだ若いチームと言った感じだが(一方のアイアンサイドの集中力は凄かったが)、今後経験を積めば間違いなく優勝する可能性があるチームである。

14-13と15-14で2回のマッチポイントを握りながらも、15-15でスローオフを痛恨のキャッチミス。
結局、15-17で敗れるというゲームを実際に見ていたのだが、最後の2点を除けば、アイアンサイドと全くの互角、いやそれ以上とも言える戦いをしていた。

少なくともブローディ・スミス選手とカート・ギブソン選手の二人にはアイアンサイドも最後まで手を焼いていた。

そのブローディ・スミス選手のリボルバーへの移籍の噂もあるが、いろんな意味で今年の注目チームである。
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2012年01月20日

アルティメット用語「ブローディ・スミス選手」

ブローディ・スミス(Brodie Smith)選手

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フロリダ大出身で現在はテキサス・ダブルワイドに所属するオールラウンドプレーヤー。

約190cmの身長がありながら、フォア・バック・ハンマーとあらゆるスローを操るテクニック、抜群のロングの飛距離を持ち、それでいて、スピード・ジャンプ力も兼ね備えている、文字通りのオールラウンドな選手。

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同じフロリダ大出身のカート・ギブソン選手(同じく約190cmのオールラウンドプレーヤー)とのコンビは強烈で、ダブルワイドに加入してまだ2年の若手ながら、チームの中心として、「ふたりメット」を展開し、2010、2011と2年連続でUSA ULTIMATEクラブ選手権3位になっている。

2011USA ULTIMATEクラブ選手権:オープン準々決勝・ゴートvsダブルワイド動画

2011USA ULTIMATEクラブ選手権:オープン2次リーグ:アイアンサイドvsダブルワイド

上の動画を見てもらうと分かるが、世界最高峰のUSA ULTIMATEクラブ選手権でも「ふたりメット」をやっていて、それが通用しているところがすごい。

特に、準々決勝のゴートはなすすべなし、という感じだ。
アイアンサイドもブローディ・スミス選手がディスクを持ったら、ポーチが一人入ってスローの妨害するなどしていて、1対1で彼を止めることはかなり難しいと言うことが分かる。

自分が始めて彼を見たのは2010年の大学選手権の決勝だったが、エースとしてフロリダ大を優勝に導いた彼のスケールの大きなプレーは際立っていた。



そして、彼をさらに有名にしたのは、何と言ってもフリスビー・トリックショット

昨年3月頃からYouTubeにスロー講座の動画の投稿を始めた彼は、5月にフリスビートリックショットの第一弾動画をアップすると、それは世界中の話題となった。

ある意味、今、世界で一番有名なアルティメットプレーヤーと言っても過言ではないかもしれない。



動画の中で、学校や街中、スタジアムなどあらゆる場所で、ゴミ箱等にディスクを投げいれていくのだが、その正確性やテクニックもさることながら、発想が素晴らしい。そして馬鹿馬鹿しい。(良い意味で)

それらの彼の動画は以下より見られる。

Brodie Smith's Frisbee Trick Shots

Everything-Ultimate with Brodie Smith

噂では、今年からアメリカで始まるプロ・アルティメットリーグ「AUDL」に参戦する、という話もあるみたいだし、世界大会に出場するため、リボルバーに移籍するかも、という話も聞いたことがある。

リボルバーの移籍が本当に実現したら、日本に取ってはやっかいな相手となることは間違いないだろう。

とにかく、フィールド内外で今年大注目のプレーヤーである。

【追記】
ブローディ・スミス選手の2011年ダイジェスト動画


【追記2】
ブローディ・スミス選手のナイスプレーTOP10
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2012年01月17日

アルティメット用語「フリスビートリックショット」

フリスビートリックショット(Frisbee Trickshots)

去年から巷で話題なのが、ダブルワイドのブローディ・スミス選手によるフリスビートリックショット。

言葉で説明するより、動画を見てもらえば良くわかると思う。



動画を見れば一目瞭然だが、学校や街中、スタジアムなどあらゆる場所で、ゴミ箱等にディスクを投げいれるというもの。

使っているディスクはアルティメット用のウルトラスターだと思われる。
ディスクに傷がついてしまって、アルティメットで使えなり、もったいない、と考えないところが消費大国のアメリカ人。

それはともかく、彼のスロー技術とその発想は素晴らしい。
(もちろん、成功に至るまでに何投もしているか分からないが・・・)
もちろん、アルティメットの実力もトップクラスなのですが。

この動画、人気が出て、第2弾第3弾もアップされている。

そして極めつけはこちら。



「これからお見せするのは、世界一速いレシーバーです。」

と言いながら、橋の上からディスクを投げるブローディ・スミス選手。

それをモーターボートが追っかけ、最後の最後にボートの上から人が川に向かってジャンプし、間一髪ディスクをキャッチ!!!

というもう何と言いえばいいかか分からない動画。
(こういうの大好きですが・・・)

この動画、YouTubeのトップページに掲載されたり、アメリカのスポーツ専門チャンネルのトップ10動画の一位になったりと、かなり話題になったらしい。

で、少し対抗して日本版フリスビートリックショット動画を作ってみました。



最後の最後に車に投げているのは自分だったりします。

みなさんも、フリスビートリックショット、挑戦してみては?
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2012年01月13日

アルティメット用語「アメリカン・アルティメット・ディスク・リーグ(AUDL)」

アメリカン・アルティメット・ディスク・リーグ(AUDL)

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2012年ついにアメリカでアルティメットのプロリーグがスタートする。
その名は、アメリカン・アルティメット・ディスク・リーグ(AUDL)。

試合は東海岸の都市を中心に、下記の東西の2ディビジョンに4チームずつ、全8チームで行われる。

●ウェスタン(西)ディビジョン
コロンパス・クレインズ
デトロイト・メカニックス
インディアナポリス・アレイキャッツ
リバーシティ・レボリューション

●イースタン(東)ディビジョン
バッファロー・ハンターズ
コネチカット・コンシティチューション
フィラデルフィア・スピナーズ
ロデオアイランド・ランペイジ

シーズンは4月14日(土)から始まり、毎週1試合ずつ、20週に渡りリーグ戦が行われた後、プレーオフ、そして、8月11日(土)にミシガン州デトロイトのポンティアックドームにて決勝戦が開催される。

どの試合も各都市のスタジアムや観客席の競技場で行われ、入場料(コネチカット・コンスティチューションの場合、6〜10ドル)が徴収される。

気になる選手の給料だが、メジャーリーグの様に年棒ではなく、各チームごとの利益をみなで折半することになるらしい。

WEBサイトを見る限り、大きなスポンサーもついていないので、入場料がメインの収入になりそうだが、これだと、(少なくとも初期の)選手の報酬はアルバイト程度になるのかもしれない。

イメージとしては、野球の独立リーグの様なイメージだろうか。
(プロではあるが、その収入だけでは十分ではないので、他に仕事をしている選手が多い)

これだと、リボルバーやサカイなど強豪チームが多く所属する西海岸から選手が参加するのは難しいかもしれない。
(実際、リボルバーのバートとボーは参加しない、と言っていた)

また、USA ULTIMATEがこれに絡んでいないので、トップの選手達がどこまで参加してくるのか未知数だ。
(ただし、シーズンは重なっていないので、両方に参加することは可能)

いずれにしても、アルティメットのプロリーグと言うのは、アルティメットチャレンジャーがずっと夢見ていたことでもあるし、AUDLの今後の動向から目が離せない。

アメリカ(とカナダ)ではラクロスのプロリーグ(メジャーリーグラクロス:MLL)もあるし、もしかしたら、最初は小さくてもこれから大きく発展するかもしれない。

現在、各チームでトライアウトが実施中で、問い合わせをしたところ、外国人でも参加は可能らしい。
興味のある人は参加してみては?

アメリカン・アルティメット・ディスク・リーグ(AUDL)

以下より、スカイドマガジンによるAUDL創始者ジョシュ・ムーア氏のインタビューの記事が見れる(音声もあり)。

アメリカン・アルティメット・ディスク・リーグ(AUDL)創始者ジョシュ・ムーア氏インタビュー記事

ちなみに、ジョシュ・ムーア氏はトップ選手では無かったが、アルティメットをピックアップ等でやる中でその素晴らしさに気づき、ぜひプロリーグを設立してみたいと思い、実行してみたそうだ。
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2012年01月12日

アルティメット用語「ブロックスタックTV」

ブロックスタック・ティービー(BLOCKSTACK TV

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イギリス人(たしか)のスティーブ・ジグレ氏とトム・スタイルズ氏が運営しているアルティメット専用オンラインTV番組。

数年前から運営されており、言ってみれば、ネックスジェンネットワーク(NGN)のさきがけだが、NGNは試合のライブ配信(とそのアーカイブ)を主なコンテンツとするのにたいして、このブロックスタックTVは両氏の大会や試合に関しての軽快なトークが中心である。

ただし、2011世界ビーチアルティメット選手権ではプレー映像も多く含まれたダイジェストがアーカイブで見られる。

ブロックスタックTV

世界最大のビーチアルティメット大会・パガネロをはじめ、2008世界大会や2010世界クラブ選手権、2011世界ビーチアルティメット選手権のライブ配信の実況・解説を務めるなど、国際大会ではかなり出現率が高い。

USA ULTIMATEクラブ選手権で、運営者の一人のスティーブ・ジグレ氏と会って話す機会があったのだが、今年の7月に日本の大阪府堺市で開催される2012世界アルティメット&ガッツ選手権にも大変興味を持っていた。

さて、彼らの姿は堺でも見られるだろうか?
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2012年01月11日

アルティメット用語「スカイドマガジン」

スカイドマガジン(Skyd magazine)

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北米を中心に、様々な情報を網羅するアルティメットWEBマガジン。

以前、同じくアルティメットWEBマガジンとしてザ・ハドルを紹介したことがあるが、これは執筆者がトッププレーヤー中心で、あるトピックを彼らの視点で掘り下げて書かれている事が多く雑誌的であったが、スカイドマガジンはそういう記事もありつつ、それ以外にも各地のローカルを含む大会の予想や結果など、より新聞色、ニュース性が強いものとなっている。

スカイドマガジン(Skyd magazine)

昨年のUSA ULTIMATEクラブ選手権では、オープン準決勝のアイアンサイドvsチェーンライトニングのライブ配信も行っている。(アーカイブは以下)



ここ数年、アメリカのアルティメットの発展は目覚しく、それに歩調を合わせるかのごとく、ネックスジェンネットワーク(NGN)「サラソタを目指して」など、新しい試みがどんどん出てきている。

このスカイドマガジン(Skyd magazine)も注目の一つである。
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2011年12月15日

アルティメット用語「アルティメットの呼称・略称」

「アルティメット?アルテミット?アルティ?アルテ?」

アルティメットの呼称・略称についてツイッターで盛り上がったので、自分なりにまとめてみた。

まずはこちらのツイッターのまとめを。



まず、正式名称だが、JFDAのWEBサイトにも明記されてるし、これは「アルティメット」で誰も異論は無いと思う。

日本フライングディスク協会(JFDA):アルティメット(Ultimate)

だが、呼称になると、アルティメットとアルテミットが混在しているのが実情だ。

一般的に言って、ベテランプレーヤーはアルテミットと言う場合が多い。
一連のツイッターのつぶやきや自分の経験から想像するに1960年代以前に生まれた人は、かなりの確率でアルテミットと言い、それ以降、つまり1970年代以降の生まれになると(自分もそのひとり)、アルティメットと言うことがほとんどだと思う。

それから、略称はアルティとアルテの二つあるのだが(自分の知り合いでアルチと言う人も一人だけいたが・・・)、これはまた面白くて、呼称ではアルティメットと言う人でも、略称はアルテを使う人がいたりして、なかなか複雑である。

西はアルテ、東はアルティですよ、という情報も複数あったので、エスカレーターの立つ位置の様に、中部以西と東で大きく分けれるのかな、と思っていたら、大阪体育大学の現役プレーヤーはアルティを使っているという情報が寄せられ、全く訳が分からなくなった。

アルティはオシャレ、とか気取ってる、とか言う意見もあった。
(つまりアルティメットチャレンジャーはオシャレ!!と言うことだ!?)

いろんな呼び方があるのは面白い。

ちなみに、英語の「ULTIMATE」の発音に近いのは、アルティメットであり、アルティである。

ただし、日本人が普通に言っている様に「アルティメット」と英語圏の人に言っても大抵通じない。
(もちろん、「アルテミット」でも通じない。。。)

「アルティメット」と何も考えずに発音するとアクセントをどこにもつけずに発音する人がほとんどだと思うが、英語では最初の「ア」にアクセントをつけるので、これが無いと全然違った単語に聞こえてしまう様だ。

アクセントは日本人にはあまり馴染みが無いので分かり難いのだが、日本語でも「雨(あめ)」には「あ」の部分にアクセントがあるが、「飴(あめ)」はどこにもアクセントがない、と説明すれば分かってもらえるだろうか?

この「雨(あめ)」を発音する感じで、「アルティメット」と言うと「ア」にアクセントがつけられるかもしれない。

また、「ア」も日本語の「ア」とは違くて、口をあまり開けずに「ァ」と発音する感じが近い。(「ゥ」や「ォ」にも結構近い)

さらに、最後の「ト」は英語では限りなく小さな発音になる。
トゥ」という感じだ。

つまり英語の発音に近いのは、「ァルティメットゥ」となる。
さらに、「雨(あめ)」を発音する要領で、最初の「ァ」にアクセントを置くとよりそれっぽくなる。

まあ、そんなことはどうでも良いのだが。。。

結局、略称や呼称って、方言みたいなものだから、地域や人ごとに違うのも全然ありだと思う。

ということで、無理やりまとめてみました。

グーグルマップや年代別のグラフとか使って分布図を描いてみたりしたら、面白いかも・・・。

【追記】
1980年代前半まではアルテミットと言っていたのを英語で通用しないということでアルティメットに変えたという経緯があったらしいです。
納得!
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2011年09月02日

アルティメット用語「ボロカイ・ドラゴンズ」

ボロカイ・ドラゴンズ(Boracay Dragon)

フィリピンにあるビーチアルティメットを主な活動の場とするチーム。
先日行われた世界選手権ビーチアルティメットのオープン部門で準優勝を果たしたフィリピン代表の母体となっているチームである。

20110902-001.jpg

世界選手権ビーチアルティメットではエキシビジョンとなったオープニングゲームで地元イタリアに9-12で敗れるも、その後のリーグ戦はvsアメリカを除いて(8-11で敗北)全勝で勝ち上がり、決勝トーナメント準決勝でイタリアに13-4でリベンジを果たし、決勝に進出している。

世界選手権ビーチアルティメット・フィリピン代表結果

決勝もリボルバーやサカイの中心選手を抱えるアメリカに一歩も引かぬ好ゲームを展開し、9-13で敗れたものの、ビーチアルティメットにフィリピンあり、を印象づけた。

世界選手権ビーチアルティメット・オープン決勝:アメリカvsフィリピン動画

ちなみに、ボロカイドラゴンズ率いるフィリピン代表は確か前回大会でも決勝に進出している。

ビーチアルティメットを専門にしているチームというのは世界広しと言えども、聞いたことがない。

2年前にフィリピンのマニラで行われたアジアオセアニア・アルティメットクラブ選手権(芝生の大会)に参加した際は、優勝した日本のリンクに決勝で敗れた後、「俺らはビーチ専門のチームだから、今度はビーチで勝負しよう!」と言ったとか・・・。

ボロカイドラゴンズのビデオをいくつか見たことがあるが、小さいながらもクイックネスと早いパス回しでかなりレベルが高い。まさに、芝生の大会での日本の様な感じだ。

ビーチアルティメットというのは、コートも小さいし、砂に足を取られるので、芝生のアルティメットとは似て非なるもので、リズムや試合の展開が全然違う。
それを、年がら年中やっていれば、普段は芝生で大会だけビーチに出る選手やチームに比べると、かなり違ってくると思う。

そんなことを改めて証明したボロカイドラゴンズ(フィリピン代表)の世界選手権ビーチアルティメットでの活躍だった。
世界は広い。いろんなチームがあって面白い。
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2011年08月23日

アルティメット用語「ショーケースゲーム」

ショーケースゲーム(Showcase Game)

世界大会などの国際大会や、ECC等の北米の大会で実施されている一種のエキシビジョンマッチ。

国内では、一部のローカル大会では実施されたと言う話はあるが、大きな大会ではまだショーケースゲームが行われことは無い。

ただし、エキシビジョンマッチと言っても、大会の中の一つの試合として行われる場合が多く、その場合は、ショーケースゲームの勝敗が大会の結果に影響する。

多くの選手・ファンが観戦できる様にするため、他のチームの試合が無い、夕方や夜に開催されるのが普通で、世界大会では毎日の様にショーケースゲームが設定される。

決勝戦なども、同時間帯に他チームの試合は無いので、ショーケースゲームと同じ様な形になるが、これは通常はショーケースゲームとは区別される。

ショーケースとなるゲームは、強豪チーム同士の対戦や、開催地の地元チーム、新興国のチーム等、何らかの意図を持って、大会主催者によって決められる場合が多い。

アルティメットでは、試合を見に来るだけの人はまだまだ少ないので、大会に参加している選手も参加できるショーケースゲームは、選手にとって、多くの観客の前で試合を行う貴重な機会となっている。

ショーケースゲームを行うためには、ショーケースゲームを行う時間帯までに他の試合を全て終了させておく必要があり(必須では無いが、これが無いと多くの観客が見込めない)、フィールド数に限りがある日本では、これが実施への大きな壁となっている場合が多い。

「する」スポーツではなく、「見る」スポーツとしても魅力のあるアルティメット。
国内でも、いろいろな大会でどんどんショーケースゲームが実施されればいいなあ、と思う。
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2011年04月29日

アルティメット用語「アルティメットピース(Ultimate Peace)」

アルティメットピース(Ultimate Peace)

2009年より始まったアルティメットを通して世界平和を目指すプロジェクト。

スピリット・オブ・ザ・ゲームの基本理念を持つアルティメットを通して、異なる民族、文化的背景を持つ子供たちの友情や相互理解を促進しようというコンセプトで今はイスラエルでのクリニックを主に行っている。
講師は主にアメリカに住むチームや選手が中心で、2010年はサカイやライオットのプレーヤーが多く参加した。



WFDFのバックアップも受け、また、アメリカのニュース専門局の取材を受けたりもしている。



下記のWEBサイトで募金を受け付けている。

アルティメットピース公式サイト
http://www.ultimatepeace.org/
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2011年04月26日

アルティメット用語「オブザーバー(Observer)」

オブザーバー(Observer)

USA ULTIMATEで定められていた、文字通り、試合を観察する(observe)人で、選手達がコールを巡って議論になった際などに介入し、試合がスムーズに行われる様にすることが目的のスタッフ。(あくまでセルフジャッジを助けると言う位置付け)

公式大会でオブザーバーをできるのは、USA ULTIMATEのオブザーバー養成クリニックを受講&試験をパスして、資格を取得した人だけである。
オブザーバー養成クリニックは二日間かけて行われ、初日は講義中心、二日目は実戦での教育と(筆記)試験が行われる。

オブザーバーの役目は、議論による長い中断を避け、スムーズな試合が行われる様にすることで、レフリー等とは違い、ジャッジを積極的に下すことでは無い。

基本的には、コールがあっても、そのコールに関係する選手がオブザーバーの判断を仰がない限り、コールの解決は選手達に委ねられ、それが事実とは違っていても、オブザーバーは介入することは無い。また、選手同士がワンバックに納得するのであれば、それも認められている。

但し、今日のUSA ULTIMATEオブザーバー規則では、以下の判断については、選手の要請なしにオブザーバーが判断を下す(役割を担う)ことになっている。

・イン/アウト
・スコア間、タイムアウト、ハーフタイム、ターンオーバー後の時間計測
・スローオフ時のオフサイド
・非紳士的行為や危険行為への警告および退場もしくは没収試合宣告

4番目はチームと個人に対しての宣告がそれぞれあり、例えば、故意のファールを組織的に行っていると認められた場合には、チームに対して警告が行われる。

また、ある選手が相手に対して暴言を吐いた場合には、個人に対して警告、場合によっては一発退場も宣告される。
一試合で3人以上の選手が退場になったチームは没収試合となり、点数に関わらず負けとなる。

USA ULTIMATEオブザーバーマニュアル(PDFファイル)

個人的には、上記の1〜3番目の役割には少し疑問があるが、要請クリニック含め、全体的には完成度が高く優れたシステムだと思う。

アルティメットの原点とも言える、スピリット・オブ・ザ・ゲームとセルフジャッジをそのまま維持しつつ、より選手、観客にとって分かりやすくスムーズな試合の流れになるので、他国や国際大会等でもどんどん取り入れられれば良いと思う。
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2011年02月15日

アルティメット用語「ビーチアルティメット愛好者協会(BULA:Beach Ultimate Lovers Association)」

ビーチアルティメット愛好者協会(Beach Ultimate Lovers Association)
通称:BULA(発音は「ビューラ」に近い)

世界のビーチアルティメットの統括団体。
設立は比較的新しく、活動開始は1999年から。
WFDFとは協力関係にある。

ビーチアルティメットの公式ルールの制定や世界大会の主催を行う。
世界大会は2004年ポルトガル、2007年ブラジルと過去2回行われ、2011年にはイタリアで第三回大会がWFDFとの共催という形で行われる。

スピリットオブザゲーム(SOTG:Spirit of the Game)の推進にはとても積極的で、SOTG評価シートを各試合後にキャプテンが記入し、それらを集計することにより、SOTG順位をつける、SOTB評価システムを作り、今では、そのシステムがWFDF主催のアルティメット世界大会等でも採用されている。

BULAの代表であるパトリック・バンテルバルク氏は、WFDFのビーチアルティメット&SOTG委員会代表も努める。

ビーチアルティメット愛好者協会(Beach Ultimate Lovers Association)
http://beachultimate.org/


SOTG評価シート(日本語:PDFファイル)

第3回世界選手権ビーチアルティメット2011
http://www.wcbu2011.org/

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2011年02月14日

アルティメット用語「ピックアップ」

ピックアップ(pickup)

ピックアップ(pickup)は「〔集団が〕寄せ集めの、急場しのぎで作られた」という意味。(英辞郎より)

チーム等は関係なく、個人で参加し、適当にチームに分かれて行う試合。
登録等は必要無いことがほとんどで、自由に参加できることが多い。
費用も無料であることが多いが、場所代・照明代等がかかる場合もある。

大抵の場合、初心者から上級者までどんなレベルの人でも自由に参加できるので、気軽な感じでアルティメットを楽しむことができる。
世界中で行われているので旅行や留学・転勤などで海外に行った際に、現地との人達と交流したり、友達を作ったりすることができる。

日本では、平日夜の神奈川県フライングディスク協会主催のハマナイ、株式会社クラブジュニア主催のJナイト、ミックスチームのIkuが主催している広尾ピックアップ、そして、日曜午後の代々木公園ピックアップ(主催不明・ふかひれ?、mixiコミュ等参照)が等がある。

かりゆしクラシックや熱海ビーチ、大忘年会アルティメット等では個人登録で運営側がチーム等を決める形で大会が行われ、これらもピックアップゲームと呼ばれている。

ただ、これらの大会はどちらかと言うと海外ではハットトーナメント(Hat Tounament)という大会形式に近い。
ハットトーナメントとは、個人で登録し、抽選でチームを決め、行う大会のことで、抽選用のくじを、帽子(Hat)を逆さまにして入れて、そこから一枚ずつ引いてチームを決める、という事から由来している。

世界のピックアップ
http://pickupultimate.com/


ハマナイ(横浜アルティメットナイト)
http://blog.goo.ne.jp/hamanai


Jナイト
http://www.clubjr.com/jnight.html


広尾ピックアップ
http://iku-ultimate.org/ja/schedule.html


かりゆしクラシック

ATAMIビーチアルティメット

大忘年会アルティメット
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2011年02月11日

アルティメット用語「世界フライングディスク連盟(WFDF:World Flying Disc Federation)」

世界フライングディスク連盟(World Flying Disc Federation)
通称:WFDF

世界のフライングディスク競技の統括団体。
1984年設立。(国際フリスビー協会が前身)

各種世界大会の企画や開催地認定、運営サポート等を行っている。
また、各種競技のルールや世界記録の認定等も行う。

以下の各種フライングディスク競技専門の世界統括団体とは協力関係にある。

ビーチアルティメット愛好者協会(BULA:Beach Ultimate Lovers Association
プロフェッショナルディスクゴルフ協会(PDGA:Professional Disc Golf Association
フリースタイル選手協会(FPA:Freestyle Players Association

WFDF加盟国は日本を含む世界55カ国で、本部はアメリカ・コロラド州(USA ULTIMATEと同じ)にあり、非営利団体として登記されている。
また、オリンピック種目を含む様々なスポーツ団体が加盟するスポーツアコードSportsaccord)、ワールドゲームズを管理する国際ワールドゲームズ協会IWGA)、アンチドーピング活動をを行う世界アンチドーピング機構WADA)に加盟している。

世界フライングディスク連盟(WFDF:World Flying Disc Association)
http://www.wfdf.org/
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2011年02月08日

アルティメット用語「日本フライングディスク協会(JFDA:Japan Flying Disc Association)」

正式名称:特定非営利活動法人日本フライングディスク協会(JFDA:Japan Flying Disc Association)
通称:日本フライングディスク協会、又は、JFDA

日本において、アルティメットを含むフライングディスク競技全てを網羅し統括する団体。
特定非営利活動法人である。2010年時点での会員数は約3,000人。

傘下に42都道府県の地方協会、学生フライングディスク連盟(JSFF:Japan Student Flying Disc Federation)を納め、アルティメットをはじめ、個人種目(ディスタンス、SCF、アキュラシー、DDC、フリースタイル、ディスカソン)やガッツの全国競技会開催を行う。(以下参照)

・全日本アルティメット選手権大会(文部科学大臣杯)
・全日本個人総合選手権大会
・全日本ガッツ選手権大会

尚、ディスクゴルフとドッヂビーに関しては、協力団体である日本ディスクゴルフ協会、日本ドッヂビー協会が大会等を開催している。

大会等の開催のほか、各種日本記録の認定や世界記録申請等を行っている。
また、フライングディスクインストラクター等の指導員資格認定を行い、その様な指導員による指導普及活動を行っている。

日本フライングディスク協会
http://www.jfda.or.jp
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2011年02月05日

アルティメット用語「カイマナクラシック(Kaimana Klassik)」

カイマナクラシック(Kaimana Klassik)

毎年、2月中旬にハワイ・オアフ島で開催されるハワイ最大のアルティメット大会。
アルティメット大会としては古い部類に入り、1988年から開催されている。
24回目となる2011年はオープン・ウイメン合わせて32チームが集まる。

オフシーズンという時期、観光や旅行にも絶好のハワイという場所柄もあって、例年、地元ハワイのチームよりも、西海岸を中心にアメリカ本土からの参加が多い。特にカリフォルニア州からのチームは毎年複数参加する。

日本からの参加も少なくなく、特に学生が卒業旅行を兼ねて参加することが良くある。
ちなみに、2011年はオープン・ウイメンともに日本から「フリークス(Freaks)」が登録している。

基本、どのチーム、選手も楽しむために大会に来ており、参加者によると、パーティー等も含めて、かなり楽しい大会であるとのこと。

また、カイマナクラシックの次の週末にはお隣(?)のマウイ島でハットトーナメントが毎年開かれ、2週連続で参加するプレーヤーも多い。

ハットトーナメントとは個人登録が基本でチームは運営側が抽選等で決めるのが基本の大会とは、ハット(帽子)を裏返して、そこに名前を書いた紙を入れ、くじ引きの様にしてチームを決めることに由来している。

カイマナクラシック
http://www.hawaiiultimate.com/kk/


マウイハットドロー2011
http://www.mauiultimate.com/hat-draw-2011
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