2015年10月14日

アルティメット用語「マニラスピリッツ」

フィリピンのマニラ市郊外モンテンルパのアラバンカントリークラブで毎年11月に開催される東南アジア最大のアルティメットトーナメント。

通常、1日目となる金曜日にオープン部門とウィメン部門が、2〜3日目となる土日にミックス部門が開催される。
2014年は3部門で計58チームが参加した。

尚、2015大会には元バズレッツの阿部洋平氏が率いるチームクラブジュニアジャパンが招待されており、ボウ・キトリッジ選手などアメリカのトップ選手が名を連ねるチームエリックとのショーケースゲームが予定されている。

因みに、2009年はアジアオセアニアアルティメットクラブ選手権が同時開催され、オープン部門で日本のリンクが優勝を果たしている。

▼2014マニラスピリッツのハイライト動画
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2015年06月15日

マット・レーダー選手(サカイ)

ボウ・キトリッジ選手(リボルバー)は身長190cmで400mを48秒台で走る脚力で、アルティメット至上最高のアスリートとも評されるが、それに匹敵するマット・レーダー選手(サカイ)を紹介。

彼は、若干17歳でシアトルの強豪サカイの一員となり、まだ23歳にして今年はキャプテンを務めている。
大学時代は、陸上競技も行い、200mは23秒台、走り高跳びは1.83m、槍投げは60mを超える記録を持っている。
(槍投げでは全国大会にも出場)

そして、6月14日に行われたプロアルティメットAUDLのシアトルカスケーズ対サンノゼスパイダース戦でのボウ・キトリッジ選手(サンノゼスパイダース)とのマッチアップした時の動画がこちら。


アシュリン・ジョイ選手(サンノゼスパイダース)のスローが若干浮いてしまったので、ボウ・キトリッジ選手が若干スローダウンしてしまった感じはあるが、スピードでは全く遅れをおらず、最後のキャッチ直前のタイミングで、ジャンプ一番、190cmあるボウ・キトリッジ選手の後ろから手を伸ばし、ディフェンスする事に成功している。

たぶん、マット・レーダー選手(シアトルカスケーズ)でなければ、誰もブロックできなかったであろう。
因みに、マット・レーダー選手の身長は、ボウ・キトリッジ選手より数センチ低いだけ。

こんな選手が、次から次へと出てくるアメリカの層の厚さが凄過ぎる。

こちらは、6月13日のプロアルティメットAUDLのサンノゼスパイダーズ対バンクーバーリップタイド戦でのボウ・キトリッジ選手のダイブキャッチ。


こんな両選手のマッチアップが今シーズンは沢山見られる事だろう。
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2015年02月20日

キャラハン

キャラハン賞とキャラハンゴールについて、プロアルティメットMLUが説明している動画があったのでその紹介。



キャラハン賞とは大学生のMVP賞のこと。
選手の投票で決定される。

キャラハンゴールとは、ディフェンス時に相手エンドゾーン内でインターセプトする事。
キャッチした瞬間に即ゴールが認められるアルティメットでも最もエキサイティング且つ難しいプレーの一つ。

ちなみに、このキャラハンという名前は、アルティメットの名門校として知られるオレゴン大学アルティメットチームの創設者、ヘンリー・キャラハン氏の名前から来ている。

彼は、不幸にも25歳の時に、働いていたお店に入った強盗に銃で撃たれて亡くなっている。
ちなみに、彼はディスクゴルフプレーヤーでもあったらしく、アメリカには彼の家族の寄付による作られたディスクゴルフコースがあるらしい。

また、トップ選手が教えるアルティメット合宿に無料で参加できるキャラハン奨学金制度なるものもあったりする。
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2014年12月13日

アルティメット用語「フォース」

アルティメットにおける「フォース」の意味を、プロアルティメットのMLUが説明している動画があったので、その紹介。



フォース(Force)とは英語で「強制する」という意味があり、アルティメットにおいては、マーカーが一方のサイドを抑える事により、スローワーにもう一方のサイドに投げさせる事である。
これにより、マーカー以外のディフェンスは、マーカーが抑えていないサイドをカバーする事に集中すれば良い。

上記動画の1分頃から、MLUの実際のプレーを見せながら、非常に分かりやすく説明している。

サンフランシスコドッグフィッシュ(白)のマーカーが、フォースサイドをしかけているのだが、マーカー以外のディフェンスは、サイド側にポジショニングしているのが良く分かる。

そして、バンクーバーナイトホークス(赤)のハンドラーが、ブレイクサイドにカットしても、ディフェンスはマーカーを信じて深追いはしていない。
又、マーカーはしっかりとバックサイドを押さえる事に成功し、結局、スローワーはダンプパスをするしかなくなっている。

さすがプロアルティメット、教科書の様な素晴らしいディフェンスである。
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2014年12月09日

アルティメット用語「ボロカイドラゴンズ」

ボロカイドラゴンズとは、恐らく世界初、そして、(現時点では)唯一のビーチアルティメットを専門とするチームである。

リゾート地であるフィリピン・ボロカイ島を本拠地として、2002年に発足し、2007年と2011年のビーチアルティメット世界選手権ではフィリピン代表として出場し、2大会連続でオープン部門で準優勝という、ビーチアルティメット界では有名な超強豪チームとなっている。

何でも、メンバーの中に、ホテルを経営(?)している人がいるらしく、そのホテルの前のビーチ(と海)で週数回を重ねているらしい。
来年にドバイで開催される世界大会でもアメリカと並んで優勝候補と目されている。

アルティメット人口がもっと大きくなれば、バレーとビーチバレーは別々の選手(チーム)がやる様に、ビーチアルティメット専門のチームがもっと増えてくるのかもしれない。

▼アルティメットグローブトラッター第1篇「ボロカイドラゴンズ」


▼2011ビーチアルティメット世界選手権オープン決勝:アメリカvsフィリピン
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2014年12月05日

アルティメット用語「ポーチ」

知っている人も多いだろうが、アルティメットにおける「ポーチ」の意味を、プロアルティメットのMLUが説明している動画があったので、その紹介。



以下、動画の概要。

ポーチ(Poach)とは、沸騰直前の温度でゆでる、もしくは、進入する・横取りするという意味。
アルティメットでは、後者の意味で使われる。

アルティメットにおけるポーチとは、他の人がカバーしているエリアをディフェンスするという意味である。

実際のポーチの例が、MLUのプレー動画によって2つ示されている。

一つ目は、ハンドラーの位置から上がるオフェンスについているディフェンダーが、ディスクをもらいに降りてきたオフェンスをカバーするケース。

二つ目は、サイドに開いたハンドラーについているディフェンダーが、真ん中のスペースに入ってきたオフェンスをカバーするケース。

どちらも典型的なポーチの形であるので参考になる。
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2013年05月06日

キャラハン賞

キャラハン賞Callahan Award

キャラハンゴールは、ディフェンスが相手のエンドゾーン内でパスをインターセプトするというプレーのことだが、キャラハン賞はUSA ULTIMATEでその年の最も優れた大学生の選手に贈られる賞。

要はUSA ULTIMATEの大学MVP賞。

面白いのは、USA ULTIMATEに登録している大学生プレーヤーなら誰でも立候補でき、さらに誰でもオンラインで投票できるということ。
最終的に、最も多くの票を得た選手が受賞となる。

立候補するプレーヤーは、ビデオなどを作ってアピールするのだが、ドリームカップに来たジミー・ミクル選手(コロラド大)のビデオが非常に良くできている。


最後の締めがドリームカップ決勝戦でのナイスキャッチというのもこれまだグッド。

同じくドリームカップでUSAオールスターズでプレーしたディラン・フリーチャイルド選手(オレゴン大)のビデオはこちら。


さらに、ウィル・ドリスコル選手も立候補している。
2013キャラハン賞立候補選手一覧
その他の選手たちのビデオ

スカイドマガジンが選ぶ受賞候補TOP5にジミー・ミクル選手とディラン・フリーチャイルド選手が入っているし、ウィル・ドリスコル選手も穴馬的な予想に挙げられている。

投票は5月24〜27日のUSA ULTIMATE大学選手権の本戦まで行われ、大会会場で授賞式が行われるらしい。

【5月12日追記】
ウィル・ドリスコル選手のアピールビデオ
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2013年04月13日

ファンタジーアルティメット

ファンタジーアルティメット(Fantasy Ultimate)

20130413-001.JPG

アメリカでは、ファンタジーフットボールやファンタジーバスケットボールといって、好きなNFLやNBAの選手を選んで勝手にチームを作り、その選手が実際に試合で獲得したポイント(得点やアシスト、ディフェンスなど)の合計を競うというゲームが人気なのだが、そのアルティメットバージョン、名づけて「ファンタシーアルティメット」がプロアルティメットのAUDL(アメリカン・アルティメット・ディスク・リーグ)の公認サイトがスタートした。

毎週のチャンピオンチームとシーズン通してのチャンピオンチームのオーナー(そのチームの選手を選んだ人)にはVCアルティメットのシャツ等の商品のプレゼントもあるらしい。

早速、アルティメットチャレンジャーもチームを作ってみた。

その名は、ずばり「アルティメットチャレンジャーズ」で、選んだ選手は以下の通り。

Ken Porter (Detroit Mechanix) :リングオブファイア所属、ドリームカップにも来日
Andrew Brown (Madison Radicals):2012カナダ代表、フュリアスジョージ所属
Brodie Smith (Windy City Wildfire):ダブルワイド所属、トリックショットで有名、ドリームカップ来日
Jeff Lindquist (Toronto Rush):2012カナダ代表、ゴート所属
Grant Lindsley (Minnesota Wind Chill):元チェーンライトニング
Dave Ferraro (Rochester Dragons):プライドオブニューヨーク(PoNY)所属
Cameron Brock (Indianapolis AlleyCats):昨季AUDL準優勝のアレーキャッチのポイントゲッター

MLU(メジャーリーグアルティメット)に比べると、トップクラブで活躍しているプレーヤーが少ないので、選手選びがなかなか難しいのだが、こうして選んでみるといい感じだ。

すでに1000チーム以上が作られていて、トップになるのは難しいかもしれないけど、参加しなければ可能性はゼロだ。
あなたなもやってみてはどうだろうか?

ところで、これ、日本でやっても面白いかも。
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2013年04月11日

アルティメットインタビューズ

アルティメットインタビューズ
http://www.ultimateinterviews.com/


アルティメットプレーヤー、コーチ、カメラマン、トーナメントスタッフ、メーカーや各国協会の関係者などアルティメットにおけるキーマンにインタビューをし、その記事を掲載しているサイト。

20130411-001.jpg

最近ではアルティメットチャレンジャーもドリームカップについて質問に答えている。

ドリームカップ(アルティメットインタビューズ)

また、少し前には、クラブジュニアについての記事も掲載されている。

クラブジュニア(アルティメットインタビューズ)

英語サイトだが、インタビュー形式なので比較的短文が多く、分かりやすいと思う。
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2012年11月26日

インジャリータイムアウト.org

インジャリータイムアウト.org(InjuryTimeout.org)

スタンフォード大学出身の元アルティメット選手の医師で、現在は世界アルティメットフライングディスク連盟の医療アンチドーピング委員長やUSA ULTIMATEジュニアウィメン代表のアシスタントコーチを務めているジェイミー・ニューワー氏による、アルティメットにおける怪我の種類や仕組み・予防に関しての情報が見られるサイト。

ジェイミー・ニューワー氏自身も大学時代に膝の手術等をしたことがあり、そういう経験からアルティメットプレーヤーの怪我の予防について研究しているらしく、USA ULTIMATEの季刊誌にも、記事を寄稿している。

マイナースポーツだけに、まだまだこういう専門家による分析や資料は少ないので、非常に為になる。

下記の動画によると、一般的に女性はX脚の人が多いので、男性に比べて5倍の前十字靱帯断裂のリスクがあるらしい。

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2012年11月23日

アルティメット用語「アルティメット・リザルト」

アルティメット・リザルト(Ultiamte Results)

アルティメットプレーヤーでストレングス&コンディショニングトコーチの資格を持つメリッサ・ウィットマー氏によるアルティメットに有効なトレーニング方法などを紹介するサイト。

メールアドレス登録をすると、1日1回トレーニングのコツがメールで送られてくる(全25回)ほか
アルティメットアスリートハンドブックというeブックを販売していたり、アルティメットアスリートプロジェクトというトレーニング強化のプログラムを提供していたりする。

以下は、そこで紹介されている動画。



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2012年11月19日

アルティメット用語「アルティメット・ロブ」

アルティメット・ロブ(Ultimate Rob)

カナダ・カルガリーに在住のディスクプレーヤーであるロバート・マックロード選手が運営するディスクに関するあらゆる情報を集めたサイト。

アルティメットプレーヤー向けのハウツー動画や記事もあり、いろいろと参考になる。

マーカーのコツ


ちなみに彼はディスクドックディスタンスの世界記録を保持している。


それから、こんなギネス記録も持っているらしい。

▼フリスビーによる最多ディスク当て(1分間)


これ、誰か、挑戦してみませんか?
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2012年11月05日

アルティメット用語「ティム・モリル」

ティム・モリル(Tim Morril)

ボストン在住のコーチで、数年前からアルティメット向けのトレーニングに冠してUSA ULTIMATEマガジンに記事を寄稿している。

また、アルティメットプレーヤーや選手向けのクリニックも各地で開催していて、2012年はシーズンを通して、ボストンを拠点とするアイアンサイドを指導していた。

去年からモリルパフォーマンス(Morrill Performance)というサイトを立ち上げ、トレーニングに関する情報を発信している。

ストレングス&コンディショニングを専門的に学んだ人が教えるアルティメット向けのトレーニングメニューは貴重だが、そのトレーニング内容やクリニックの一部がこちらから動画で見ることができる。

モリルパフォーマンス動画一覧

その中から一部を紹介。

ダイナミックウォームアップ


サカイへのクリニック(クロスオーバーステップ)
これは前に記事でも紹介した。


フロリダ大へのクリニック(概要)
ブローディ・スミス選手を擁し2010大学選手権を制したフロリダ大へのクリニックの様子


基礎体力をアップさせたい、トレーニング方法が分からない、という人はこれらの動画を参考にすると良いだろう。
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2012年10月15日

アルティメット用語「アルティワールド」

アルティワールド(UltiWorld)

20121015-001.jpg

前に紹介したスカイドマガジン同様、さまざまな情報を提供するアルティメット情報サイト。

アルティワールド(UltiWorld)

スカイドマガジンの内容はどちらかと言うとアメリカ西海岸が多いのに対して、アルティワールドは創始者&執筆者がニューヨーク在住ということもあり、東海岸の情報が多い。
また、ヨーロッパや南米コロンビアの情報等も網羅している。

また、スカイドマガジンの動画はドキュメンタリータッチのものが多いが、アルティワールドはライトなダイジェスト、又は、試合のフル動画が多い。



尚、余談だが、このアルティワールド(UltiWorld)はアメリカのアルティメット情報サイト、アルティビレッジ(UltiVillage)はカナダのアルティメットDVD&動画サイト、アルティタウン(UltiTown)はアルティメットチャレンジャーが管理人を努める日本のアルティメット情報交換サイトで、後者ほど古い。

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2012年09月12日

アルティメット用語『ボックスワン』

ボックスワン:ゾーンディフェンスの一つの形

昨夜のサッカーのワールドカップ予選・日本vsイラクを見ていて、アルティメットのボックスワンという戦術を改めて思い出した。

イラクは日本の中盤の要である本田選手、遠藤選手、長谷部選手の3人にマンマークをつけ、自由にボールさばきをさせない戦術を採用した。
これにより、日本は上記3選手にボールを預けてから攻撃のスイッチを入れるという事がし難くなり、明らかにいつものリズムを作れなかった。

理屈でいえば、上記3選手以外の選手がフリーになれる可能性が高くなり、特に、センターバックの吉田選手、伊野波選手は結構自由にボールを持たせてもらえていたが、普段やっていいない慣れていない事だったせいもあってか、それが機能するとはいい難かった。

この試合をずっと見ながら、アルティメットのボックスワンみたいだなあ、と思っていた。

アルティメットのボックスワンという戦術は、ゾーンディフェンスにおいて、相手の要となる選手にマンマークをつけ、その選手をパスをもらわせない、というやり方である。

これにより、いつもその選手を頼りにしていたチームはリズムが作りずらくなるので、ミスを誘発できたり、ディフェンスがしやすくなったりする。

これも理屈でいえば、6人で広大なフィールドをゾーンディフェンスする様なものなので、オフェンスからしてみればスペースが沢山あるはずなのだが、要の選手がディスクを持つことによってリズムを作っていたり、その選手しか状況を打開出来る様なスローができない場合、非常に攻めづらくなる。

一般的に、これが有効なのは、要の選手がはっきりしている学生チームなどに対してで、選手層が厚いチームだと、ほかの選手を起点に攻められてしまう危険がある。
事実、今回のイラク戦は岡崎選手や清武選手、長友選手が何度も決定機を作っていた。

アルティメットの場合は、得点ごとに選手や戦術を入れ替える事が可能なので、このボックスワンを使える機会は結構あるのではないかと思っている。
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2012年06月16日

アルティメット用語「ライズアップアルティメット(RISE UP ULTIMATE)」

ライズアップアルティメット(RISE UP ULTIMATE)

ポートランドに拠点をおくクラブチーム・ライノのマリオ・オブライエン選手、元サカイ&アメリカ代表キャプテンのベン・ウィギンス選手などが企画しているアルティメットのハウツー動画配信プロジェクト。

試合で使えるテクニックや戦術を、実際の試合動画を使って説明しつつ、その練習方法やドリルを合わせて紹介していくらしい。

10〜15のスキルを1シーズンで紹介し、全4シーズン行う計画で、選手やチームはもちろん、コーチなどアルティメットに関わる人全てに役に立つ様なものを作る予定だそうで、1シーズン20ドルで視聴可能とのこと。

下記、ライズアップアルティメットの紹介動画


尚、このプロジェクトはindiegogoというサービスを使って、7月18日に1万ドル集められた時だけ、実現するとのこと。

RISE UP ULTIMATE (indiegogo)

以前、ネックスジェンネットワークキックスターターを使って似たようなことをしていて、2.5万ドル集めている。

実現するかどうかも含めて、要注目である。

それにしても、アメリカってどんどん面白いことが起こるなあ。
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2012年06月12日

アルティメット用語「ウィンドミル・ワインドアップ(Windmill Windup)」

ウィンドミル・ワインドアップ(Windmill Windup)

20120612-001.JPG

オランダ・アムステルダムで毎年開催されているヨーロッパ最大のオープントーナメント。

2012年は6月15〜17日に開催され、オープン・ウィメン・ミックスの3部門に合計80チーム、約1,400人の選手が参加する。

2012年は7月に世界アルティメット&ガッツ選手権大会が開催されるとあって、欧州各国の代表チームが名を連ねている。

ウィンドミル・ワインドアップ2012参加チーム一覧

以下、ウィンドミル・ワインドアップ2012に参加する各国代表チームのリスト。

・イギリス代表ウィメンマスターズ
・ドイツ代表ウィメン
・イタリア代表ウィメン
・オランダ代表ミックス
・フランス代表ミックス
・ドイツ代表ミックス
・イスラエル代表ミックス
・ルーマニア代表ミックス
・ロシア代表ミックス
・デンマーク代表ジュニアオープン
・フランス代表オープンマスターズ
・フランス代表オープン
・ドイツ代表ジュニアオープン
・オランダ代表オープン

何とも国際色豊かな大会である。

スコア速報はこちらから見れるらしい。

ウィンドミル・ワインドアップ2012スコア速報
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2012年04月21日

アルティメット用語「日本アルティメット協会」

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日本アルティメット協会(Japan Ultimate:通称JU)

去年、JFDAの傘下に設立されたアルティメットの発展と大会の運営等を目的に作られた組織。

下記、JFDA発行のフライングディスクタイムズ2012年3月号に記載された記事から転載。

日本アルティメット協会(Japan Ultimate:通称 JU)はフライングディスク競技の一種目であるアルティメッ
トを統括する団体であり、特定非営利活動法人日本フライングディスク協会(Japan Flying Disc Association:通
称 JFDA)に加盟する下部組織としてアルティメットの普及及び振興を図り、国民の心身の健全な発達、青少年の
健全な育成とともに明るく豊かで活力ある社会の実現に寄与することを目的としています。
■ビジョン
・アルティメットの競技技術を向上させて【強いニッポン】を実現する。
・アルティメット競技を【広く知らしめる】ことで次世代の競技者を増やすとともに、【競技環境の整備】を推進
する。
● 【強いニッポン】とは?
・日本代表による世界制覇(全部門)の具現化
・日本代表のみならず、日本全体の技術強化(指導者の養成、代表候補選手の発掘/育成)
● 【広く知らしめる】とは?
・競技者の数的増強 (見せる大会づくりとメディアの有効利用、ジュニア世代へ体験機会の創造)
・セルフジャッジを通しスピリット・オブ・ザ・ゲーム(Spirit Of The Game)を訴求
● 【競技環境の整備】とは?
・競技者の満足度UP(モチベーション)
・良質なグラウンドの確保(ディビジョン・リージョンごと)

自分もスタッフの一人として、アルティメットの発展のため、出来る限りのことをしていきたいと思います。
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2012年04月15日

アルティメット用語「ハワイ・アルティメット・リーグ・アソシエイション(HULA)」

ハワイ・アルティメット・リーグ・アソシエイション(HULA)

ハワイ・オアフ島のアルティメット協会。
「Hawaii Ultimate League Association」の頭文字をそれぞれとって「HULA」と呼ばれ、フランダンスの「フラ」とかけている。

アメリカでは駄洒落っぽく言葉をかける名前が結構ある。
例えば、BUDA(ブダペストの略)はBoston Ultimate Disc Associationだし、DUDE(「お前」という俗語)は(San) Diego Ultimate Disc Experienceとの略だったりする。

毎年、2月に開催されるハワイ最大の大会であるカイマナクラシックをはじめ、8月のトゥウィートル・ビートル・ビーチ・バトル、9月のロコ・モコ、11月のホウプ・カ・レワなどの大会を開催する他、季節ごとにリーグ戦を行っている。

ハワイのアルティメット事情

あとは、アラモアナビーチパーク(アラモアナショッピングセンターの目の前)で毎週火曜日の夕方に行われるピックアップアルティメットや、同じ場所で毎週水曜日の夕方に行われるピックアップゴールティメット等もサポートしている。

その他、アルティメット情報発信用のメーリングリストを一般、男子用、女子用とそれぞれ運用しており、facebookページなども活用しながら、主にハワイ・オアフ島のアルティメット情報の発信を行っている。

会員数はおそらく100人程度でほぼ全員がお互い知り合いのアットホームな雰囲気の組織である。
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2012年03月14日

アルティメット用語「ゴールティメット」

ゴールティメット(Goaltimate)

半円状のゴール(Goal)とアルティメット(Ultimate)を組み合わせたアメリカ・サンディエゴで生まれた競技。
イメージとしては、バスケの3on3に近い。但し、ゴールティメットは4対4で行う。

プラスティックで出来た半円状のゴールを通ったディスクをこれまた半円状のゴールエリア内でキャッチすれば得点となる。
基本は1点だが、クリアラインより後ろからのスローによるスコアは2ポイントとなる。

ターンオーバーした後、又は得点後は、一度クリアラインより後ろにディスクを戻さないとスコアは認められない。

コート図は下記の通り。
20120313-003.gif

ファールやインジャリータイムアウトを除いて、プレーが止まることは無く、プレー中、いつでも選手交代をしても良い。(交代する選手はサブスティテューションボックスにいなければならない)

通常、ゲームは5点先取で行われ、先に3ゲームを取ったチームが勝者となる。

アルティメットに非常に近いが、いくつか違う点もある。(下記参照)

・スクリーンプレーはOK
・ダブルチームはOK
・ストーリングは5カウント
・ストーリングはどこから数えても良い(スローワーから3m以内にいる必要は無い)


アルティメットと比べてフィールドスペースが小さくて済むが、細かな動きが多いので、運動量は結構ある。
アメリカやカナダでは、オフシーズンのエクササイズやトレーニングとしてプレーされることも多い。


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