2008年04月01日

左手スロー

Jamのトライアウトを受けていて、すごく印象的だったことの一つが左手スロー。
6・7年前に自分がフュリアスでプレーしていた頃は、(右利きの)左手スローを投げる選手はUPA全体で一人か二人ぐらいしかいなかった。

で、数年前からDVDやECCなんかでちらほらと各チームに見かけるようになっていたので、いずれは普通になるんだろうなぁと思っていたけど、Jamのトライアウトで驚いたのは、若い学生プレーヤーが普通に使いこなしていたことだ。

もちろん、Jamのプレーヤーでも何人かは普通に使いこなしているけど、若い選手の方が使っている割合が大きいくらいだ。あるトライアウトの後に学生の大会を見る機会があったんだけど、どのチームも主力ハンドラーはみんな普通に左手スローを投げている。

たぶん、若い選手の方が固定概念も無いし、右手と同じ感覚で自然な感じで左手スローを覚えてしまうんだろうな、と見ていて思った。数年前からこれ(左手スロー)は来る、と思っていたけど、自分が考えるよりも早く主流になりそうな感じだ。

左手スローのメリットは少なくない。右手のフォアハンド(サイド)だと短い距離の柔らかいスローは投げ難いが、それが左手のバックハンドになるとふわりとした滞空時間を持った浮かしておくスローができる。また、ハイリリースのバックハンドでストーリングの手を避けながらブレイクサイドにスローすることも可能だ。

日本では、まだ試合で左手スローを使っている選手を数人しか見たことが無い。その選手でもギリギリの試合状況で使っているのは見たことが無い。が、しかし、必ずこの流れは来るだろう。

日本のプレーヤー、特にハンドラーや若い学生プレーヤーには声を大にして言いたい。「左手スローをマスターしよう!」と。右手のスローと同じ様に練習メニューに加えて欲しい。当面は左手バックハンドだけで良い。右手のバック、フォア、アップサイドと練習するならば、そこに左手バックハンドも加えて欲しい。

自分が学生の頃、スクーバというスローは全く無かった。その頃流行だしたインターネットで調べ、「"スクービー"というスローがあるらしい」とか言っていた。しかし、今では学生プレーヤーでさえ、スクーバを普通に使っている。つまり、今は左手スローについて、そういう状況だと思う。

技に溺れるのは禁物だが、今後は必ず必要なスロー技術のひとつになるだろう。もちろん、スクーバーやアップサイドを投げないプレーヤーがUPAトップチームで活躍している様に、全てのプレーヤーが左手スローをマスターする必要は無い。でも、試してみて欲しい。なぜなら試してみないとそれがマスターできるかできないかは判断できないからだ。

去年のUPAのオープン決勝でアレックス・ノード選手が自然な流れで左手スロー(ダンプパス)をするシーンがある。これに気づいた人は結構、通である。DVDを持っている人はぜひ確認してもらいたい。

3年後は学生選手権の決勝でも左手スローが見られるのでは無いかと思う。

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posted by Ultimate Challenger at 13:23| Comment(3) | TrackBack(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Posted by ドロリー at 2016年04月18日 19:08
3年後の2014年の東日本フレッシュマンズカップオープン決勝で中村太郎選手が6分18秒に左手のスクーパをやっていてまさに予言が的中してますね!
Posted by ドロリー at 2016年04月18日 19:10
今では女子でも左手スローを投げる選手が少なくなって来ましたね。次はハイリリースフォアハンドに注目しています。
Posted by アルティメットチャレンジャー at 2016年04月19日 09:06
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