2021年06月08日

2021AUDLサンノゼスパイダーズ開幕戦(対シアトルカスケーズ)

6/5(土) 5:00pm 試合開始 シアトルメモリアルスタジアム(アウェイ)
サンノゼスパイダーズ 21 - 24 シアトルカスケーズ

オフェンススタートで試合開始するも、いきなりブレイクされる。
その後、すぐにブレイクバックし、さらに逆転に成功するも、再びブレイクされ5-5の同点で第1クオーターを終了。

第2クオーターはオフェンスのミスが続き、7-10と3点リードされて終了。
第3クオーターからマッチアップディフェンスがじわじわと効いてきて、13-15で終了。

さらに、第4クオーターでもブレイクを奪い、試合時間残り約5分で17-17とついに同点に追いつく。
しかし、ここからオフェンスに再びミスが出て、最終スコア24-21で敗戦。

オフェンス、ディフェンスともに、自分達のミスで得点チャンスを逃したケースが多かったので、それがなければ、、、とも思うが、勝負の世界に「たら」「れば」はない。
これが自分達の実力と受け止めて、次戦に向けてしっかりと修正していく必要がある。

個人的には、ディフェンスセットがメインながらも、オフェンスがブレイクされた時にはオフェンスセットでも出場。
ディフェンスでは、相手のエース、マーク・バートン選手(背番号30)とマッチアップする機会があり楽しかったが、それなりに相手を抑えられたポイントと完全にやられてしまったポイントがあるので、次回はやられないようにしたい。
あとは、タイミングのよいポーチDでターンオーバーを起こすことに成功したのは良かった。
ただ、改善すべき点は数え上げれば切りがないので、次はもっといいプレーをしていきたい。

オフェンスでは、無難にこなすことが出来たと思うが、一本ハンマーが少し浮いてレシーバーが取れずにターンオーバーとなってしまったプレーがあったのは修正点。
あとは、もう少し状況を打開するようなプレーができるようになりたいところ。
特にディフェンスセットでは、もう少しゲームチェンジャー的な働きをしないとチームにブレイクをもたらすことができないと感じた。
安定感のあるオフェンスは自分の持ち味だが、それを保ちつつ、プラスアルファのプレーでチームに貢献できるようにしていきたい。

最後に、初めてプロアルティメットの試合をした感想を。
正直、この日プレーするまでは、1試合通してずっと100%で走り回れると思っていたが、実際は違った。

各クオーター12分ずつ4クオーターで行われる(得点間やファール・ピック等では時計は止まる)のだが、スコアを見ると両チーム合計43点取っており、15点選手の試合だと1.5〜2試合分くらいのプレー時間となる。
また、フィールドはアメフトフィールドを使用しており、WFDFやJFDAで採用されているフィールドサイズより、幅が17m、セントラルゾーンの長さ9mほど広くなっている。(エンドゾーンの長さは同じ)

これは予め分かっていたし、大会では1日6試合プレーしたこともあるから、十分対応できると思っていたが、一番違ったのは、プロアルティメットだとこの1ゲームが全てということ。
同じ日に次の試合はないし、基本、(例外はあるが)次の日に試合はなく、このゲームの後は約1週間は試合はない。

これは頭では分かっていたが、やってみると想像以上だった。
極端に言えば、短距離走と長距離走ぐらい違う。
人間の身体というものはよく出来たもので、次にまだ試合があることが分かっていると、無意識のうちにどこかで制限をかけてしまうものなのだ。

逆に、後がないと、火事場の馬鹿力という言葉があるように、人間は普段発揮しないような、力を発揮できたりする。
火事場の馬鹿力は究極的な話だが、次の試合の心配をしなくてもいいというのは、自分のプレーに大きく影響を与えるというのは、この日、初めて実感した。
おそらく、これまでは100%でやっているつもりでも、無意識に身体のリミッターが働いて、どこかで制限がかかってしまっていたのだろう。

体感としては、オフェンスもディフェンスも一時も休む暇なく、常に出力MAXでプレーしている感じ。
なので、ポイント中に(相手にばれないように)休まないといけない場面もあったし、実は試合の最後に出場したポイントでは、プレー中に足を攣りかけていた。
最終の第4クオーターは、気温が下がってきたうえに、少し待ち時間が長くなったことも影響したかもしれないが、26年のアルティ経験で1試合で足を攣ることはなかったので、これには少し驚いた。

また、試合の次の日の疲労も大会後とは全然違う。
全身のだるさという意味では、大会後の方が圧倒的に感じるが、今回は、筋肉がところどころ痛む感じ。
言ってみれば、高負荷の筋トレを行った次の日の疲労感に近い。

感覚的には、何回か試合をすれば慣れてきそうなので、アジャストしていきたい。

・ライブ配信の解説者が自分のことについて触れたシーン


・自分のポーチDによりターンオーバーを起こしたシーン


posted by Ultimate Challenger at 13:40| Comment(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: