この論文よると、男女による怪我の発生度の違いは無いが、男性は女性の3倍も肩の脱臼が多く、女性は男性の7倍も膝の靭帯の怪我が多いと言う。
これは、恐らく、男性は女性に比べて肩の稼動域が狭く無理な体勢のダイブが多いのと、女性は男性に比べて足の筋力が弱く内股の人が多いからだろう。
また、怪我で一番多かったのは足首の捻挫との事。
これは、アルティメットチャレンジャーの経験的にも納得できる。
さらに、ランニング中もしくは過度のトレーニングによる怪我が多いとのことで、ランニングフォームの改善と適切な疲労回復方法の導入が、怪我の防止には必要だと述べられている。
この論文、アメリカ国内で1万人以上の選手にリサーチをした結果とのことだが、ここまで大々的でなくても、似たような研究は日本でも聞いた事がある(アルティメットチャレンジャーもリサーチに協力した事がある)ので、それらの結果が情報共有できると良いと思う。