これは、スカイドマガジンが選手やファン達にそれだけ評価されていると言う事だが、恐らくアルティメット史上最多の約450万円を集めたと言うのは特筆に価する。
昔から、この種の活動資金集めというのはあって、例えば、甲子園に出場する高校生のチームが遠征費を捻出する為に、親御さんの家族、親戚、友人などにタオル等の記念品を配り、寄付を募るという話なんかを聞いた事がある。
ただ、インターネットの進歩により、この手の活動が、広く一般に告知できる様になり、また知り合い以外の多くの人達からも募金を受け付けられる様になったのだ。
2013年には、ワールドゲームズのアルティメットの試合のライブ配信のクラウドファンディングが行われ、180万円以上を集めた事もあるし、日本でも慶応はスキーズ出身の大川晴氏がコンゴでのアルティメット普及活動のために150万円以上を集めた。
また、現在では、カナダのU23代表チームが来年の世界大会への遠征支援集めを行っていたり、ウガンダ代表チームがビーチアルティメット世界選手権出場の為にクラウドファンディングを行っている。
テクノロジーの発展により、一個人や小さな組織でも、多くの人が賛同する企画やプロジェクトがあれば、多くのお金を集める事ができる様になったのだ。
これからアルティメットでも、こういう活動はどんどん増えていくと思う。