記事中で、為末氏は「速く走るにはどうしたらいいんですか?」という質問の答えは「ひざと足首はなるべく積極的に動かさないようにします。特に接地の間は」であると述べている。
また、「走る=ジャンプ動作の連続」「足は空気が入ったバランスボールのようなもの」とも述べています。
これをアルティメットチャレンジャーなりに解釈すると、走る時は、膝と足首を固定して、バランスボールがポンポンと跳ねるイメージだろうか。
ただ、頭ではイメージ出来ても人間の体はそう簡単に思い通り動いてくれないのも事実。
為末氏は、それが実際に出来る様になるヒントとして、
・時々スキップをすること
・足を道具だと思うこと
と述べている。
1つ目は、スキップはポンポン跳ねるイメージを掴み易いので、比較的分かりやすい。
2つ目は、足首と膝を固定してポンポン跳ねる、という事をイメージしつつも、足に意識が行き過ぎないようにする、ということらしい。
最終的には、無意識にその動きができるのがベストということなのだろう。
下は為末氏の選手時代のトレーニング風景。
さすがスプリンター、ポンポン跳ねる様に走っているのが良く分かる。