2014年03月04日

世代交代という名の競争(ソチ五輪から)

先月開催されたソチ五輪では、7度目の出場で個人で銀、団体で銅を獲得した41歳の葛西紀明選手(スキージャンプ)をはじめ、4回目の出場で銀メダルに輝いた竹内智香選手(31歳、スノーボードアルペン)、5回連続の入賞を果たした上村愛子選手など、日本のベテラン陣の活躍が目に付いた。

そして、ナンバーのWEBサイトで、「世代交代」はどうあるべきか、という記事が掲載されていて、とても共感した。

それは、記事中にある「世代交代は、決して意図的に行なわれるべきものではない」ということ。

そして、「世代交代は、あくまでも若い選手が実力で追い抜いたときに起きる現象であって、自動的に若い選手に席が用意されるわけではない」ということ。

今回の五輪で活躍した彼らだが、ベテランという事だけで、若手を重視したいコーチ陣から疎ましがられることや、そういう空気あったと言う。
しかし、彼らは、そうした空気をも実力でもってはねのけてきた。

若手がもてはやされがちなのは、そこに将来性を感じるからだが、それだけで世代交代が行われるべきではない。
ただ、記事中には、「むろん、次世代の育成が重要なのは当然のことではある。」とも書かれていてる。

つまり、長期的且つ第3者の視点では、次世代の育成や強化を促しつつ、最終的には、選手個々が頑張り、実力で世代交代が行われる、すなわち、若手が実力でベテラン陣を追い落とす、ということが、本当の世代交代なのだ。

これはどんなスポーツの世界でも同じだと思う。

プロ野球なんかは、それが顕著で、39歳のベテラン黒田博樹投手はヤンキースの主力投手として活躍しているが、あのイチロー選手(40歳)は控えだ。
一方で、イチロー選手は決して諦めることなく、若い選手に奪われたポジションを実力で奪回すべく、日々研鑽に励んでいる。

ベテランを実力で追い落とさないと若手・中堅のポジションは無いし、その逆もありえる。
常に世代交代という名の競争が起こっている。

アルティメットの世界でも、この「競争」が絶えず起こっていて、ベテランと若手・中堅が常に刺激しあって、切磋琢磨しているアメリカはいつも強い。

一つ確実に言えるのは、フィールドに立てば、20歳であろうと40歳であろうと関係なく、そこで求められるのは一人の選手としての実力だけである、ということである。


posted by Ultimate Challenger at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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