2013年06月06日

ルール主要改正点(その1)

先日、2013年度版アルティメットルール日本語版が発表されたことを紹介したが、今回は、その主要の改正点を説明したい。

2013年度版アルティメット公式ルール(日本語版)

まずは、「ターンオーバー後や試合の中断後に、不必要な遅延行為があった場合に、チェックを行えるようになった。(ただし、条件付)(8.6.2、および10.4.1 参照)」について。

8.6 ターンオーバー後、オフェンス側となったチームは意図的に時間を稼ぐことなくプレーを続行しなければならない。スローワーは、歩くペースもしくはそれよりも速いペースでディスクに近寄り、ピボット(軸)を確定させなければならない。

8.6.1 オフェンスが8.6に反則をした場合、ディフェンスは口頭で遅延行為について注意をするか、「バイオレーション」とコールをすることができる。

8.6.2 スローワーが、ピボットを置く位置の3m以内にいる場合で、ディフェンスの口頭での注意後も8.6に反則をしている場合、マーカーはストールカウントを開始することができる。


上記に関しては、良くあるのが、ターンオーバーしてスローワーがディスクの近くにいるのに、それを拾わず、味方がスタックを組んだりするのを待っているパターンである。

もしくは、ディスクの近くにいたのに、味方が準備する時間を作るために、一旦ディスクから離れたり、ということも良く見られる。

これらの行為が悪質な場合、ディフェンスは口頭で注意ができ、さらにそれにオフェンスが従わない場合は、ストールカウントを開始することができる、ということだ。

それから、もう一つの記述は下記の通り。

10.4 ディスクのチェックを行う選手は、最も近くにいる相手チームの選手に、ゲーム再開の確認を取らなければならない。

10.4.1 チェックを行う際に、一方のチームによる不必要な遅延行為があった場合、もう一方は口頭で注意をすることができる。また、注意後も一方のチームによる遅延行為が続いていた場合、「ディスク・イン」とコールをすることでチェックをし、試合を再開することが出来る。


これはファール等でプレー中断後の話である。

オフェンスが遅延行為をした場合は、8.6.2同様、ストールカウントを開始できることになるし、ディフェンスが遅延行為をしている場合は、オフェンスはプレーをスタート、つまりパスをしても良いことになる。

これらの部分の記述は、実際にこのルールを試合で適用する為にある、というよりも、このルールがあることで、遅延行為を防ぐ、抑止効果を狙っていると言えるだろう。

そもそも、相手チームから口頭で注意を受けないように、速やかにプレーを継続もしくは再開すべきだし、万が一、注意を受けた場合は、すぐにそれに従うべきである。

いずれにしても、これは試合がスムーズに行われるようするためのもので、どちらかのチームを有利にしたり、逆に罰則を与えたり、ということが一番の目的ではない。

全てはスピリット・オブ・ザ・ゲームに則り、お互いが気持ちよく試合できる様に心がけることが大切だと思う。
posted by Ultimate Challenger at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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