2012年06月22日

ドーピング防止ガイドブック

来月の世界アルティメット&ガッツ選手権ではアルティメットの大会で初めてドーピングテストが実施されると言うことで、自分もいろいろ調べ、「酸素カプセルはドーピングでは無い」や「スポーツファーマシスト」と言う記事を書いたが、「薬剤師のためのドーピング防止ガイドブック 2011年版」というのを見つけたので、その紹介。

薬剤師のためのドーピング防止ガイドブック 2011年版(日本薬剤師会)

これは、日本薬剤師会がドーピング防止活動の一環として薬剤師向けに発行しているものだが、選手にとっても参考になる。

例えば、かぜ薬についての基本的な考え方として、こう書かれている。

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カフェインなどが禁止物質から外れたため、禁止物質を含む総合感冒薬は少なくなった。
しかし、依然多くの総合感冒薬にはエフェドリン類などの禁止物質が含まれており、注意が必要である。
また、カフェインは禁止物質からは外れたが、モニタリング物質として使用をモニターされる。
身体の中で禁止物質に変化して誤解される恐れのある物質もある。
いずれにせよ、かぜのウイルスに直接作業する薬はないので、症状にあわせて禁止物質を含まない薬を選択し、使用する方が安全である。

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また、Q&Aコーナーにこういう記載もある。

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Q.8:薬局で購入したものであれば、どのようなサプリメントでもスポーツでの使用が認められている。
答え:×
解説:どのようなサプリメントや薬であれば、それらを摂取することの責任は、全てアスリート自身にあります。
多くの国ではサプリメントには規制がかけれられていないため、製品に何が含まれているかを事前に確認することが困難です。
また、過大な効果を宣伝している製品も中にはありますが、信じられないような効果をもたらず製品に限って、禁止薬物が含まれているケースがよくあります。
よって、サプリメントを摂取する代わりに、自分自身の栄養管理プログラムをきっちりと考えることが一番です。

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あと、「特に気をつけたい一般医薬品と健康食品・サプリメント」や「使用可能薬リスト」もとても参考になる。

ちなみに、アルティメットチャレンジャーがたまに服用するロキソニンやボルタレン(共に痛み止め)やセルベックス(左記の薬を飲む際に一緒に服用し、胃の粘膜を保護する)などは、使用可能薬リストに入っていた。

ただし、このドーピング防止ガイドブックはあくまで2011年版なので、全ての情報が2012年において正しいとは限らない、と知っておく必要があるだろう。

将来的には、全日本アルティメット選手権や全日本学生アルティメット選手権などでも、ドーピングテストが行われる可能性があると聞くので、多くの選手は正しい知識を身に付けておく必要があると思う。
posted by Ultimate Challenger at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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