主催は、シアトルに本拠地を置く強豪チーム・サカイとライオット。
招待されたチームした参加できず、毎年UPAのベスト8のチームがほとんど参加する、UPAクラブ選手権に次ぐハイレベルな大会となっている。チャレンジャーが企画に携わらせてもらった、2009年5月に行われたクラブジュニア・インビテイショナル(CJI)の参考となった大会である。
UPA予選は9月から始まるので、各チームともこの大会で自分達の実力を図り、あるチームは自信をつけ、あるチームは課題を見つけ、残り一ヶ月に迫ったUPA予選に臨むという、かなり重要な大会となっている。
毎年、土曜日の最終試合はショーケースゲームが組まれ、他チームはサーモンBBQを食べながら、その試合を観戦し非常に盛り上がる。2003年はマッドがショーケースゲームを戦い、地元ライオットの惜敗したものの熱戦を繰り広げ、大会を多いに盛り上げた。
2007年は前年の世界クラブ選手権(UPAトップチームは参加してない)の金メダルを引っさげて参加した文化シヤッター・バズバレッツが怒涛の快進撃を続け、UPAのトップチームをことごとく撃破。予選リーグ戦でフュリアスジョージには惜敗したものの、その後、勝ち続け、決勝に進出。
地元サカイとの決勝はECCの歴史に残る名勝負となり、16-17と1点差で惜しくも敗れたものの、遠く日本からやってきて、前年UPA覇者のサカイ(2007年も連覇)を苦しめたバズバレッツには惜しみの無い拍手が送られた。
2003年から文化シヤッター・バズバレッツとマッドが参加をしていて、2007年からは壱も参戦している。今年から、より国際的になり、コロンビア・イギリスからもチームが参加するとのこと。(スウェーデンのチームも現在交渉中)
昨夏の世界大会で好成績を残した日本(オープン3位、ウイメン2位)の評価は高く、今年、日本のチームとしては、文化シヤッター・バズバレッツ、マッド、ハック、壱の4チームが招待されたのだが、新型インフルエンザ等のため、実際に参加するのは壱のみ。(サカイとの個人的な繋がりで日本チームの招待はまずチャレンジャーに連絡が来る)
壱には、ぜひ日本の代表としての活躍を期待したい。
▼エメラルド・シティ・クラシック公式サイト(英語)
http://emeraldcityclassic.com/
▼2005エメラルド・シティ・クラシック(エキシビジョン)・文化シヤッターバズバレッツvsサカイ
http://www.clubjr.tv/
▼2007エメラルド・シティ・クラシック(ECC):日本チームスペシャル版DVD
http://www.clubjr.net/shop/B011/NS5EVR1mg/syoinfo/500