結成2年目で若いメンバーが中心で、自分は最年長。
プレーする時は年齢なんかなんの意味をなさないんだけどね。
今年は、8月中旬から帰国していたこともあり、1次・2次予選、本戦と久々に全てに参加することができた。
組合せ運が良かったのか悪かったのか、学生チームと当たることが多かった。
日本のこれからの将来を担う学生チームとの印象を中心に感想を。
・成蹊大学
大接戦の末、1点差で敗北。
最後の最後まで高さを生かしたプレーを抑えることができなかった。
客観的に見てると、いろいろやりようはあったとは思うけど、
それは自分たちで何が適切だったのか「考える」ことが大切かな。
それよりも、3年生が中心という成蹊大学のポテンシャルの高さには驚いた。
雑なプレーも多いがそこはまだアルティ始めて2年ちょっと。
手堅いプレーも学んでレベルアップしていけば、かなり良いチームになると思う。
・上智大学
元気が良いという印象。
ミックス代表に入っていたコニは学生選手権で引退をしていて、この大会には出場してなかった。
勝つことができたけど、彼がいたらどうなっていたかな。
・日本体育大学
接戦の末、勝利。個人的には久々に対戦した。
昔はもっと身体能力を生かしたプレーがあったんだけど、なんかこじんまりしてた。
最近、昔ほどの成績を残せて無い様だが、何せ体育大学だからポテンシャルはある。
思い切ってやってほしい。
・関西学院大学
勝ち。全日本で見るのは初めて。たぶん、初出場なんじゃないかな。
身体能力の高い選手もいて警戒していたが、試合の流れもあったのか、
そこまで驚異を感じなかった。
自分達と対戦する前の試合の方がのびのびやっている感じで、良いプレーもたくさんあった。
こういう新興チームがどんどん出てきて、関西でも競争が激しくなるのは非常に良いことだと思うので、ぜひ頑張ってほしい。
・大阪体育大学
学生選手権準優勝の強豪。
コールが原因で試合の雰囲気が悪くなったのは残念。
もちろん相手の反応もあるけど、自分達のコールが原因になることが多かった。これは反省点。
ただ、随所にその実力は見ることができた。
最近の学生の強豪チームはホライゾンタルがうまい。
裏を返せば、チーム全体のレベルアップが図れているということ。
この試合も大接戦で、最後は真っ暗やみのなか、1点差で勝利。
自分が最後の点をキャッチしたのだが、スローワーでさえ誰が取ったか分かっていない状態。
(かろうじて自分達のチームの誰ががキャッチしたと言う事は分かったらしいが)
第一試合の開始を早めるとか、試合間隔を短くするなりして、来年以降はこうならないことを願う。
最終結果は、10位。本戦一回戦でノマディックトライブに敗れ、9〜16位トーナメントで2回勝った後、最後はボンバーズに敗北。
勝ち試合も負け試合も全て接戦だったので、若いメンバーがほとんどのベジグリフォンズには良い経験となったと思う。
ただ、ノマディックトライブとは接戦だったものの、少し差を感じたかな。
一度もリードを奪えなかったし、相手にとってみれば、点差ほど競っている意識はなかったと思う。
これは他の試合でもよくあることだけど、その差を負けたチームがきちんと感じとることが大切。
単に点差が少ないからといって、実力が拮抗しているとは限らない。
本当に競った結果の点差なのか、ちょっと相手が油断やミスして追いつけた結果の点差なのか。
こういうところでも「考える」ということが大切です。
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