2025年06月22日
2025世界U24アルティメット選手権の注目選手
Mika Kurahashi選手(ミックス部門・カナダ代表)
名前から推測するにおそらく日系カナダ人の彼女は、まだ学生でありながら昨年の2024世界アルティメット選手権のミックス部門で銀メダルを獲ったカナダ代表にも選出され、また、今年8月に中国で開催されるワールドゲームスのアルティメットカナダ代表にも名を連ねている。
さらに、今年5月の行われたUSA Ultimate大学選手権では、ブリティッシュコロンビア州立大学をダブルゲームポイントにもつれ込んだ決勝戦で、素晴らしいダイブキャッチで優勝に導いている。
身体能力が高くミドルながらハンドラーもできるオールラウンドな選手で、ディフェンスもいいし、フィールド全体を見渡す能力も高い。
前回のU24世界大会ミックス部門ではシンガポールが準優勝するなど、ミックスは群雄割拠な状況で、その中でどんな活躍をするか要注目である。
2025年05月19日
2022年8月〜2025年4月の振り返り
2022年07月22日
2022WMUCCとコロナ

2022世界マスターズアルティメット選手権が終了した。
アルティメットチャレンジャーが所属するシャドーズは、グランドマスターズオープン部門で最終6位。
優勝を目指していたが準々決勝で敗れ、夢は潰えた。
2022世界マスターズアルティメット選手権最終順位表
個人的にはディフェンスセットを中心に出場し、時々、重要な試合やポイントではオフェンスセットでも出場し、まずまずのプレーはできたが、もっとチームに貢献したかったというのが本当のところ。
まあ、この悔しさを糧にレベルアップしてまた次の目標に向かって挑戦したい。
ところで、今回の大会では、コロナに感染し、試合に出場できなくなる人が続出していた。
おそらく一番の原因は、今世界中で流行しているBA.5が出てきたタイミングに、数千人規模で人が集まる国際大会の開催が重なったことだと思う。
また、アイルランドで行われた大会前にヨーロッパを旅行していた人も多く、大会中はチーム単位で宿泊・行動し、飲食は大会が用意した会場に加え、それ以外のレストランや飲み屋などに行く人も多かった。
そして、屋内外問わず、マスクをしている人はほとんどいなかった。
結果的に、大会直後の判明も含めると自分達のチームでは25人中10人が感染。
知り合いのチームでは、大会中だけで16人が感染し、最終的にスクラッチせざるを得ない状況になっていた。
見たり聞いたりした話からの推測では、この大会で数百人単位が感染したのではないだろうか。
今の状況を見ると、明後日から開催される世界マスターズアルティメット選手権大会でも、感染が広がることはほぼ確実だろう。
問題はそれをどうやって自分達のチームで起こさないか、もしくは、万が一、チーム内で感染者が出てもそれを拡大させないか、ということだと思う。
欧米の多くの国では、入国時に陰性証明が必要ないので、感染しても検査を受けない人もいることが考えられる。
他チームとの交流(特に食事やマスク無しの近距離での会話)や公共交通機関は注意が必要だ。
また、同じチームであっても、ドリンクの共有はもちろん、チーム全員で食事をしたり、室内で長時間に渡るミーティングを行うのはなるべく避けた方がいいとだろう。
世界陸上では日本の選手・スタッフの間に感染が広がっているが、誰か一人が感染した後、上記のような食事やミーティング等で拡大していったのではないかと自分は推測している。
最後に、世界陸上の男子200mに出場予定だった小池祐貴選手の言葉を紹介する。
【ご報告】
— 小池祐貴 (@Yuki_Koike_) July 20, 2022
ご心配おかけしております。
高熱症状は続いておりますが重篤なものではなく、身体の方は無事です。
【日本選手団の方々へ】
普段日本で行っている感性症対策は通用しませんでした。
こんな事で一生に一度の機会を無駄にしないよう、大袈裟な対策をしてお過ごしください。
個人的には、感染したくないなら2020年のコロナ初期に近い対策をした方がいいと思う。
【追記】
世界マスターズアルティメット選手権に参加したチームの中には、26人中22人感染者を出したチームもあったらしい。世界アルティメットクラブ選手権に参加するチームは過剰と思えるくらい対策をしても損はないだろう。
2022年07月12日
ワールドゲームズ・アルティメット競技のライブ配信スケジュール

本日からワールドゲームズのアルティメット競技がスタートし、全ての試合がライブ配信される。(その後、自動的にアーカイブ配信もされる模様)
配信リンクは下記のワールドゲームズから確認できる。
(Filter by sportの欄にFlying Discと入力すると、アルティメットのリンクだけが表示される)
https://www.theworldgames.org/pages/twg2022streaming
また、試合スケジュールは下記の通り。
(時間は全て日本時間)
7月12日(火)
午後11:30 Canada - Germany
7月13日(水)
午前1:30 Australia - France
午前6:00 Colombia - Japan
午前8:00 United States of America - Great Britain
午後11:30 Australia - Japan
7月14日(木)
午前1:30 Canada - Great Britain
午前6:00 United States of America - Germany
午前8:00 Colombia - France
午後11:30 Great Britain - Germany
7月15日(金)
午前1:30 Japan - France
午前6:00 Colombia - Australia
午前8:00 United States of America - Canada
午後11:30 3rd A - 4th B (5-8 Playoff)
7月16日(土)
午前1:30 3rd B - 4th A (5-8 Playoff)
午前6:00 1st B - 2nd A (Semi-Final)
午前8:00 1st A - 2nd B (Semi-Final)
午後11:30 7位決定戦
7月17日(日)
午前1:30 5位決定戦
午前6:00 3位決定戦
午前8:00 決勝戦
なお、日本代表のグループリーグの試合スケジュールは下記の通り。(日本時間)
7月13日(水)
午前6:00 Colombia - Japan
午後11:30 Australia - Japan
7月15日(金)
午前1:30 Japan - France
参加するのは、アメリカ、コロンビア、カナダ、イギリス、オーストラリア、日本、ドイツ、フランスの8カ国。
グループリーブAにはアメリカ、カナダ、イギリス、ドイツが入り、グループリーブBにはコロンビア、オーストラリア、日本、フランスが入っている。
試合結果は下記サイトより確認できる。
https://results.wfdf.sport/twg/?view=poolstatus&pool=2
2022年06月26日
トライアウト不合格〜あらたな挑戦
時間がだいぶ経ってしまったが、今年のこれまでを振り返ってみる。
まず、昨年初めてプレーしたAUDLオークランドスパイダース(サンノゼスパイダースから変更)だが、今年はプロ契約獲得とはならなかった。
去年プレーした選手であっても、ごく数人(二人?)のトップ選手を除き、再度トライアウト受験の必要があり、1〜2月に行われた一次トライアウト2回、二次トライアウト1回の計3回参加。
合計150名以上が参加したトライアウトに合格することができなかった。
これが、プロの世界。
悔しいが受け入れるしかない。
正直、トライアウト不合格の連絡を受けた時は、涙が出るほど悔しかった。
実は、去年、初めてトライアウトに合格するまで、AUDLのトライアウトでは7回不合格になっていたのだが、ここまで悔しい感情は湧き上がってこなかった。
昨シーズン、実際にプレーできたことで、自分に期待していた部分もあったのだろう。
通知があってから、数日間はしばし呆然としていた。
しかし、数日後、新たな挑戦をすることを決めた。
それは6月の世界マスターズアルティメット選手権オープングランドマスターズ部門で優勝を目指すこと。
実は、昨年、サンフランシスコのグランドマスターズチームのシャドーズからトライアウトに参加しないかと誘いを受けていたのだが、その時はAUDLでやる気満々でプロシーズンに集中する気でいたので、断っていた。
思いたったら吉日。
すぐにキャプテンにメールをし、今からでもトライアウトに参加できないか打診。
今回はそのトライアウトに合格し、チームに加入することが決まった。
そして、世界大会は明日から試合が始まる。
あらたな挑戦だ。
また悔しい思いをするかもしれない。
でも、それ以上に挑戦すること自体が楽しいのだ。
これから約1週間、挑戦を楽しもうと思う。
